「BSコンシェルジュ」「びぃコン」のお時間がやってまいりました。
今週もBSで放送する番組の見どころたっぷりとお伝えをしていきます。
私と一緒に番組の進行を務めていただくのは…。
秀島史香です。
この声で、あ!と思った方もいらっしゃると思うんですがラジオのパーソナリティーとして大活躍でいらっしゃいますがテレビのトーク番組っていかがですか?ラジオって見えないからこそ私自身、そしてゲストの方の本音素顔がポロッと出る瞬間がたくさんあるんですけどもきょうも一応メークはしておりますが気分はすっぴんで。
そんな、寄らないでください。
全力投球していきたいと思います。
大暴投したら自分で取りにいきますのでよろしくお願いいたします。
秀島さんがどんなゲストの方から話を引き出してくださるのかそれも、ぜひ、お楽しみに。
ではきょう、ご紹介するのはこちらです。
BSプレミアムであすからスタートする大型紀行ドキュメンタリー「井浦新アジアハイウェイを行く」。
アジアハイウェイとはアジア32か国を網の目のように貫く幹線道路網。
西の端はトルコ。
東の端は東京・日本橋。
総延長は13万kmに及びます。
アジアハイウェイを行くと劇的に変化するアジアの今が見えてきます。
人、モノ、カネそして情報を運びアジアに目覚ましい経済発展をもたらしてきた大動脈アジアハイウェイ。
旅をするのは俳優の井浦新さん。
体に響くんですよ、びりびりと。
びりびりってなるんですよ。
ヨーロッパと日本を結ぶ今、世界で最も熱い場所。
アジアハイウェイの旅へいざ出発です。
秀島さんも結構、海外よく行かれるんですよね。
いつも1人旅なんですけどこんな体がびりびりびりびりとなるような体験なかなか、できないですよね。
きょうは、そんなお話たっぷりと伺いたいと思います。
本日のゲストをご紹介しましょう。
俳優の井浦新さんです。
よろしくお願いします。
早速ですが、井浦さんアジアハイウェイということば自体、そもそも、私は不勉強で知らなかったんですが井浦さん、ご存じでしたか?僕もアジアハイウェイ最初、知らなかったですね。
アジアハイウェイ現代のシルクロードの旅にっていうお話をいただいたときに僕は、てっきりシルクロードのほうに旅をしていけるのかと思って僕の持っているシルクロード関連の本をバッグに全部、入れて打ち合わせに行ったらスタッフの皆さんみんなきょとんとなって。
こっちじゃないですって言われて。
そのアジアハイウェイなんですけれども、こちらの地図でご説明をしましょう。
黄色で示しているところ網の目状になってるんですね。
1959年、国連の提唱により各国の幹線道路を結んだネットワークで。
アジア全体の経済や文化の交流・発展を促進しようという目的なんですね。
西はといいますとトルコ。
東の端はというと、こちら日本東京・日本橋なんですよ。
さまざまな人の出会いがあったということなんですけれども「井浦新アジアハイウェイを行く」。
旅のスタートとなるあす放送の第1集、その一部ご覧いただきましょう。
僕はアジアハイウェイを走っていた。
ここはアジアハイウェイの西の端カプクレ検問所。
ブルガリアとトルコの国境だ。
今回の旅の出発点となるカプクレ検問所。
ヨーロッパ大陸からアジア各地へと向かう大型のトラックやバスがずらりと並んでいます。
井浦さん、オランダからイラクに行く予定だというドライバーに話しかけました。
インターネットも?ベッドがあって…。
ここで寝て。
インターネットもあってラジオもあって。
サンキュー。
サンキュー。
カプクレからアジアハイウェイ1号線を東へ4時間、走りやってきたのはトルコ最大の都市イスタンブール。
ヨーロッパとアジアの中間点に位置するトルコは古くから東西文明の十字路といわれてきました。
しかし今、中東などのオイルマネーを背景に経済の十字路へと変貌を遂げつつあります。
すごいな…。
高層マンションが次々と建設され国じゅうが好景気に沸いています。
井浦さんは、時代の波に乗り大成功を収めている青年と出会いました。
新興富裕層の間で評判の高級レストランでオーナー兼コックを務めるヌスレット・ギョクチェさん。
肉屋の店員から始めて31歳の今7つの店舗を手がける実業家となりました。
まさか、きた…。
うん!成功を手にした彼に今の思いを聞きました。
私の父は鉱山労働者です。
貧しくて小学校しか出られませんでした。
つらい思いをしたこととかっていうのは今の力になったりはしてる?今は、全くの別世界で暮らしていますが私自身が変わったのではありません。
変貌するトルコが私を成功に導いてくれたのです。
アジアハイウェイをさらに東へ走りアゼルバイジャンの首都・バクーへ。
まばゆいばかりの光を放つ高層ビル群が目に飛び込んできました。
ここは今石油など豊富な地下資源によって急速な経済発展を遂げています。
なんか、もう僕の歩くスピードが東京での都会のスピードになってるんですよ。
ところが一転、古い家屋が次々と取り壊されている現場に出くわしました。
この場所は都市再開発の対象地区。
新しい公園や大型の道路の建設が予定されているといいます。
結構、人はいますねこの通り…。
ここ人、住んでるんですね。
多くの人たちが引っ越していく中でまだ、ここを離れずにいる人と出会いました。
なんの…誰のために経済って発展を目指してんのかな…。
エネルギーに満ちあふれ変貌を遂げるアジアの今が見えてくる。
私自身もトルコ旅したことがあるんですがあんなイケメン青年実業家とは会えませんでしたね。
初めて訪れた国で最初に感じることっていうのは何なんですか?最初に感じることはですねその国に着いた瞬間っていつも大事にするんですけれども。
においっていうのを。
トルコだったらばトルコに着いたときに僕もなんだろうって思ったんですけどちょっと煙たいというかスモーキーな香りが漂ってたんですよね。
でも、実際ボスポラス海峡の港には、さばを焼いてるんですね。
たくさんの出店が並んでほぼ、みんなさばを焼いてるんです。
これかなとかも思いながら…。
あとはスモーキーな香りの一つは今、本当に建築ラッシュで急成長、経済急成長を遂げてあちこちで建物を建てているからこそやっぱり、街全体が少しほこりがきっとあるんでしょうね。
においって確かに現地に行かないとまず感じることができない感覚ですもんね。
本当にそうだと思います。
井浦さん、不思議でならないのがこれ、どんなスケジュールで一日が進んでいくんだろうって思うんですけどこれ、朝、起きてすぐさま移動する日もあるわけですよね。
まず、車に乗りますね。
いきなり車に乗って行きます。
それで、例えば近くにあるバザール。
とにかく、やっぱバザールというのはとても重要なポイントでそのバザールを見ればその国の文化が一番、分かる。
あとそこに人が集まるとこなのでそこのバザールからいろんなことをお話を伺ったりしていくことが始まってたりしますね。
その中から出会いがあってっていう。
アゼルバイジャン。
首都・バクー。
あのビル、あの都会びっくりしましたね。
先ほどの映像ではいきなり興奮してるところから始まってたんですけども、本当ずっと延々と牧歌的な風景が続いてたんですね。
もうなんか夢の中に出てきそうな本当にどこまでも続く一本道がとにかく走り続けたりとか。
そういう景色の中でカスピ海にやっとたどりついたバクーへとたどりついたと思ったとたんに突然あの大都会が待っていたのでびっくりしましたね。
その一方で取り壊されていく古い街があり生まれ育った場所を追われる人たちもいる。
他国から人を招いてたくさんの人たちに来てもらうためには街を整えていくという。
今そこに、すごい力を入れているんですね首都・バクーは。
見栄えはいいかもしれないですけどもそこには陰があって本当に今、発展をしていっているその国の中心の首都・バクーの光と陰というものを目の当たりにしましたね。
さまざまな出会いのあった井浦さんの旅ですけれどもこの井浦さんが旅する「アジアハイウェイを行く」にはもう一つ、見どころがあるんです。
井浦さんは、これまで写真展を開催するなどカメラマンとしても活躍しています。
この旅でも常にカメラを携えています。
暗闇にたたずむ街並みに歴史の重みを感じ取った井浦さん。
難民キャンプでは故郷を追われた子どもたちと出会いました。
みんなのふるさとのことって覚えてますか?戻りたいという思いは今もありますか?僕は、いつの間にかカメラを構えていた。
井浦さんが写真に刻み込むアジアの今。
これから、どのような姿が映し出されていくのでしょうか。
難民キャンプの子どもたちは本当にいい顔してましたよね。
いい顔してますね。
夢を持っているんですよね。
ある少女は伝統的な踊りが国立の舞踊団があるんですけどもそこに入るために頑張りたいとか。
医者になって、貧しい人たちお金がなくても診てあげれるようなそういう病院を作りたいとか。
現実的な夢を持ってるんですよね皆さん。
カメラを向けてもキラキラしてますからね。
本当に目がキラキラしててこのときは、どんな思いでシャッター切ってらっしゃいますか?子どもたちのキラキラした瞳に自分が撮るというよりかは本当に撮らされてしまっているなというふうにも感じたんですけど。
自然に体が動いてシャッターを押してしまうという瞬間が多々あったんですか?多くありましたね。
この「井浦新アジアハイウェイを行く」シーズン16月まで月1本ずつ放送をしていくわけですけれども第2集、第3集はどんな旅だったんでしょうか。
「井浦新アジアハイウェイを行く」。
5月放送の第2集ではイランを訪れます。
欧米諸国による経済制裁の中で独自の路線を貫く国。
ところがショッピングセンターに足を運ぶと世界中から輸入された品物があふれていました。
これ、日本でも見ない商品ありますね。
サラーム。
この国で人々は今どんな暮らしをしているのか。
知られざる、イスラム大国イランの素顔に迫ります。
すごい、お似合い。
第3集は、ソビエト連邦崩壊後独立してそれぞれの道を歩む中央アジアの国々を訪れます。
かつてシルクロードの中継地として栄えたウズベキスタン。
伝統を守りながらも経済的に自立する道を模索しています。
あったかい。
氷点下30度極寒の国・カザフスタン。
1990年代に建設された首都・アスタナ。
そこはまるで近未来都市でした。
100年後、200年500年とかたったときに…どういうふうに見えるんだろう。
さらに、旅はキルギスへ。
国土の40%が標高3000mを越すというこの国。
首都・ビシケク近郊の市場には中国の製品があふれていました。
井浦さんは、ここで何を見るのか。
どんな出会いが待っているのか。
もう高低差も寒暖差もすごそうですね。
貨幣も、どんどん変わっていくわけですか。
変わっていきますね。
お財布の中のコインもこれ、どこのだろうみたいなことにもなりますよね。
いつのだろうな、これはみたいな。
どこで使ってたっけなっていう。
いろいろとハードな旅だったと思うんですけど何か、意識してされてたこととかありますか?全くないんですよね。
きっと僕、旅が好きなんですよね。
なので、旅をしているときっていうのは本当に元気っていうか細胞が活性してるんですよね。
なのでワクワク、ドキドキの連続なのでその体を癒やすための何かっていうものは全くしてなかったですし必要なかったんですよねきっと。
旅してきて特に印象的だったことって?実際、やっぱ行ってみることが本当に大事だなと思ったのは日本で聞いて、見ていた情報というものは本当に情報でしかなくてそこに生きてる人たちっていうのは問題も抱えながらも、また違うもっと、よりリアルな生きるための生活というものがあるんですよね。
そういう経験をしていったときにやっぱ、僕自身も家族というものの…在り方僕自身の家族への思いやいってみると家族とともに過ごす日々の暮らしというものをもう一度、自分自身もしっかり見つめ直したいなというふうにもそういう思いにさせられましたね。
続いて、びぃコン通信。
きょうは新幹線の開業で注目を集める北陸からお酒にまつわる番組が届いていますよ。
あー…まあ午前中から呑むビールは、うまいね。
呑み鉄。
それは鉄道と酒をこよなく愛する人たちのこと。
自他共に認める呑み鉄六角精児さんがローカル線を乗り継いで能登半島を縦断します。
七尾湾のかきの養殖場では新鮮な、かきを焼き…お酒をたらして…。
いい味になってますね。
ふらりと降り立った駅で地元の人たちと、地元の酒。
んー、大人!プレミアムドラマ「リキッド」。
主人公はエリート銀行員の相楽修一。
突然の異動を命じられ左遷されます。
私自身が処理される不良債権みたいなものですから。
修一は会社を辞め金沢にある実家の酒蔵を継ぐことに。
ところが、酒蔵は経営に行き詰まり、倒産寸前。
そこで修一は鬼と呼ばれた伝説の杜氏に酒造りを依頼します。
1年…限りや。
しかし、行く手にはさまざまな困難が…。
お前に売る米はねえ!走れ!蒸し米の温度を下げるな!修一は酒蔵を立て直すことができるのでしょうか。
最後になりますが「井浦新アジアハイウェイを行く」。
番組をご覧になった方に何を感じてほしいですか?アジアをつないでいく道がアジア諸国の経済の発展そして、平和を願ってアジアをつなげていった道ではあるけれども間違いなく、そこには光もあれば陰もあって何かを生むきっかけもできれば何かを失うきっかけにもなるこのアジアの道というものをこの番組を通して見てくださった人たちが日々の暮らしのことも考えるきっかけにしていただければ幸いだなというふうに思ってます。
本日のゲスト俳優の井浦新さんでした。
どうもありがとうございました。
・「さあ翔け出そうよ、」2015/04/10(金) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
BSコンシェルジュ「井浦新 アジアハイウェイを行く“第1集”〜井浦新〜」[字]
BSプレミアムの新番組「井浦新 アジアハイウェイを行く“第1集”」を紹介。井浦新さんをゲストに迎えて、番組の見どころや、今回旅したアジア各国の魅力について伺う。
詳細情報
番組内容
BSプレミアムの新番組「井浦新 アジアハイウェイを行く“第1集”」(4月11日土曜、夜9時〜)を紹介する。俳優・クリエイター・カメラマンとして活躍する井浦新が、32か国を結ぶアジアハイウェイを旅して変貌を続けるアジアを見つめる“現代史紀行ドキュメンタリー”。第一集ではトルコ、グルジア、アゼルバイジャンを旅する。井浦新さんをゲストに迎えて、番組の見どころや、今回旅をしたアジア各国の魅力について伺う。
出演者
【ゲスト】井浦新,【司会】秀島史香,真下貴,【語り】安井絵里
ジャンル :
情報/ワイドショー – 番組紹介・お知らせ
バラエティ – トークバラエティ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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