１５年ぶりとなる大台の回復。
今朝の東京株式市場で日経平均株価は一時２万円の大台を回復した。
東京証券取引所から中継。
大台に達した瞬間、いつもは静かなこちらでも拍手や歓声が上がるなど歓迎ムードでした。
ただ、２万円台はほんの一瞬でその後、値下がりしています。
今朝の東京株式市場は前日のニューヨーク市場で値上がりしたことや円安が進んでいることから取引開始直後に買い注文が膨らみ、午前９時７分、日経平均株価は一時２万円台の大台を回復した。
前回、２万円を超えたのは１５年前ＩＴバブルと呼ばれた時代だったが今回は企業の業績改善という裏づけがあり、ある市場関係者は今回の２万円回復はバブルとは違うという見方を示している。
一方で、日銀による金融緩和や年金積立金を運用する資金に支えられた官製相場であって、景気回復の実感を伴っていないという指摘も出ている。
ひとまず大きな節目を超えた株価だがその後は早くも値下がりして午前の終値は１万９９２０円となっている。
２万円台を維持してさらに高値をという市場関係者の期待とは裏腹に今朝早く、茨城県鉾田市の海岸で１６０頭以上のイルカが打ち上げられているのが見つかり地元の水族館などが現在、救出作業に当たっている。
茨城県鉾田市上空です。
たくさんのイルカが海岸に打ち上げられています。
午前６時１５分頃、鉾田市の海岸でイルカが１００頭以上打ち上げられている、生きているので救助してほしいといった内容の通報が相次いだ。
警察などによると、鉾田市の海岸線などで５ｋｍ以上にわたり、１６０頭以上のイルカが打ち上げられているとのこと。
イルカなどが大量に打ち上げられる現象はマス・ストランディングと呼ばれていて、はっきりとした原因はわかっていない。
鉾田市などによると、元気なイルカは海に帰すが衰弱しているものは安楽死させることもあるとのことで現在、救出作業が続けられている。
東京電力は放射線量が極めて高い福島第一原発１号機の格納容器の内部にロボットを投入しての調査を始めた。
炉心溶融を起こした原子炉の格納容器にロボットが入るのは初めて。
福島第一原発では、事故で溶け落ちた核燃料の位置や格納容器内部の損傷の状況が詳しくわかっておらず燃料の取り出しなど廃炉へ向けた課題の１つとなっている。
こうした中、今朝、放射線量が極めて高い格納容器の内部にロボットを投入する初めての調査が始まった。
ロボットは、格納容器につながる配管を通れるよう長さおよそ６０ｃｍの棒のような形で、内部に入ると関節を曲げた安定した形を変えて調査を行う。
計画では、今日と来週１３日の２日間で１号機の格納容器の１階部分に入り温度や放射線量を測定するほか、カメラで周辺の状況を撮影し、今後、地下部分を調査する際の障害物がないかなどを調べる予定。
昨日、沖縄市の住宅でＮＰＯ法人代表の女性が殺害されているのが見つかった事件で、２階のベランダ付近で血の跡が見つかり、警察は犯人がベランダから逃走したものと見て調べを進めている。
事件から一夜明け、規制線が解かれた現場です。
昨日、捜査員はあちら２階部分を念入りに現場検証を行っていました。
この事件は昨日午後１時頃、沖縄市の住宅で引きこもりや不登校の子どもを支援するＮＰＯ法人の代表、上江田静江さん６３歳が２階の住宅部分で背中を刃物で刺され殺害されているのが見つかったもの。
２階のベランダ付近からは上江田さんのものと見られる血の跡が見つかっていて、警察は犯人が上江田さんを殺害後、ベランダを通って逃走したと見て周辺の防犯カメラを調べるなどして行方を追っている。
現場周辺の学校では今朝、児童からが保護者に付き添われながら登校する光景が見られ、地域には不安が広がっている。
アメリカのオバマ大統領はキューバが求めていたテロ支援国家指定の解除について国務省の作業が終了したことを明らかにした。
１０日から開かれる米州サミットでキューバのカストロ国家評議会議長に解除の方針を直接伝えると見られる。
オバマ大統領はこのように述べた上で、ホワイトハウスなどでのさらなる検討と勧告を経てテロ支援国家指定の解除を最終判断するとしている。
オバマ大統領は正常化交渉の一環としてキューバ側が強く求めてきたテロ支援国家指定の解除に応じたい考えをかねて示していて、解除は濃厚となっている。
１０日からパナマで開かれる米州サミットで正常化交渉の表明以降、初めてキューバのカストロ国家評議会議長と接触する見通しとなっていて、ここで政策転換を表明するかが注目されている。
発展途上国の子どもにワクチンを送るなどと呼びかけてペットボトルのキャップのリサイクルを進めているＮＰＯ法人が、キャップの売却益をおととしから寄付していないことがわかった。
横浜市にあるＮＰＯ法人、エコキャップ推進協会は全国の学校などに呼びかけてペットボトルのキャップを集めその売却益を発展途上国の子どもへワクチンを送る団体に寄付してきた。
しかし、おととしの９月以降、寄付が突然止まり団体側が寄付されない理由や売却益の使途など説明を求めたもののエコキャップ推進協会からの返答が明確でないことから、去年１２月、協会に対して内容証明を送ったとのこと。
これに対し、エコキャップ推進協会の矢部信司理事長は、ＪＮＮの取材に対し別の障害者の雇用支援事業を強化するため寄付を見合わせたとしている。
お笑いタレントのふかわりょうさんのフェイスブックに殺害予告のメッセージを送りつけたとして川崎市の３０代の女が警視庁に逮捕された。
脅迫の疑いで逮捕されたのは川崎市に住む３０代の無職の女。
女は去年３月から４月にかけて、お笑いタレントのふかわりょうさんのフェイスブックに今すぐ死ねよ、私が殺してやるなどと書かれた１４通の殺害予告のメッセージを送りつけ脅した疑いが持たれている。
取り調べに対し女はメッセージを投稿したのに嘘をつかれた、殺害予告を送ったことに間違いありませんと容疑を認めているとのこと。
警視庁によると女は、ふかわさんのファンだということで度重なる脅迫を受けて去年１２月、ふかわさん本人が警視庁に被害届を出していた。
警視庁は犯行の詳しい動機を追及するとともに女の刑事責任能力の有無も含め、慎重に捜査している。
国の補助金を受けた企業・団体による政治献金が問題になっていることを受けて、民主党は規制を強化する政治資金規正法の改正案を国会に提出した。
現在の政治資金規正法では国の補助金を受ける企業・団体は補助金の決定から１年間政治献金が禁じられているが、議員側は、補助金交付の事実を認識していなければ法に抵触しない。
民主党が提出した改正案は、補助金を受ける企業・団体に対し国などが１年間の献金の禁止を通知する義務を負うことや補助金の交付理由による例外規定をなくすことなどが盛り込まれている。
民主党は野党各党に協力を要請し、与党側に法改正を迫る方針だが、維新の党や共産党は企業・団体献金の禁止などより厳しい内容の改正案を既に国会に提出していて足並みをそろえられるかは不透明。
自分の子どもを日本に連れ帰ったことで２０１１年、アメリカで逮捕された日本人女性に対し、ウィスコンシン州の裁判所は起訴を取り消し、刑事処分しないことを決めた。
子どもに与える影響を考慮したものと見られる。
この事件はアメリカで生活していた日本人女性が元夫とのトラブルをきっかけに当時５歳だった娘をアメリカから日本に連れ帰ったことから２０１１年、アメリカに再入国した際、逮捕されたもの。
現在１２歳となる長女は女性の逮捕の後、元夫のもとに返され、今は同じウィスコンシン州に住んでいる。
しかし、女性が保釈された後も許されているのは手紙のやりとりだけで、面会はできていない。
ママに会いたいと手紙に書き続ける長女。
最後に会ってから既に４年が過ぎている。
９日、女性に言い渡されたのは元夫が親権を持つことなどを定めた合意を履行するかわりに、起訴を取り消すというものだった。
女性に対する刑事処分が長女に与える影響を考慮したものと見られる。
今回の裁判を通じて女性は、子どものためにも離婚後も両方の親が子育てに関わる重要性に気づいたと言う。
女性は今後、家庭裁判所を通じて長女との面会を求めていくことになる。
夏のレジャーシーズンを前に小型船の海難事故を防ごうと海上保安庁がスマートフォンを使って新たなサービスを始めた。
東京湾の海上です。
ＭＩＣＳを使うとスマートフォンの画面上でもこのように自分の場所を表示することができます。
海上保安庁が今日始めたサービスは、沿岸域情報提供システム、ＭＩＣＳこのサービスはスマートフォン向けに開発された無料のシステムで、ＧＰＳが搭載されているため海の上で自分の場所を確認できたり、気象情報や船が進入できない場所などを検索できるなど、海の上で周辺の情報を表示できる。
去年、海難事故の７割が小型船の事故だったとのことで海上保安庁は安全対策に役立ててほしいとしている。
松山が好スタートです。
ゴルフの祭典、マスターズが開幕した。
日本勢唯一の出場となった松山英樹は６番のティーショット。
１オンに成功。
高低差のあるグリーンだったがラインを読み切り、カップへ一直線バーディーとする。
予選落ちとなった去年の悔しさを晴らしトータル１アンダー。
１８位タイで初日を終えた。
警視庁は今日、国内外でおよそ８万２０００台のパソコンが不正に自動送金をする新種のウイルスに感染していることを明らかにした。
このウイルスはＶＡＷＴＲＡＫと呼ばれ、利用者がインターネットバンキングのサイトで個人情報を入力すると不正な送金を実行するとのこと。
インターネットバンキングの不正送金による被害総額は去年１年間で全国でおよそ２９億円と過去最悪になっていて警視庁は民間の情報セキュリティー会社と協力して対策をとるとしている。
安倍総理は２０２０年の東京オリンピック・パラリンピックでの活用が期待されている小型の多言語翻訳機や多くの人の中で違った動きをする人をとらえて警備などに利用する顔認識技術などを見学した。
顔認識技術については個人情報保護の観点から課題もあるが、安倍総理は、技術力を世界に示せるよう官民一丸となって取り組んでほしいと語った。
大阪府教育委員会が、府立高校入試の合否判定に、国が実施している全国学力テストの結果を活用する方針を決定しました。
これに対し下村文部科学大臣は懸念を表明しています。
大阪府では来年の高校入試から内申点に絶対評価を導入しますが、学校ごとの評点に差が出ないよう、内申点を付ける際の統一的な基準を設ける必要がありました。
このため府の教育委員会はけさの会議で、中学３年生の内申点を学校ごとに比べる際の基準として、文科省が実施している全国学力テストの学校別の結果を活用する方針を決定しました。
今月２１日に実施予定の学力テストから採用するために市町村の教育委員会の同意を得たいとしています。
下村文部科学大臣は先ほど、全国学力テストは生徒の能力差を把握するような設計にはなっていないなどとして、府に対して懸念を伝えていることを明らかにしました。
けさ、大阪市北区の交差点で軽乗用車とワゴン車が出会い頭に衝突しました。
警察は軽乗用車が一方通行を逆走していたとみて事故の経緯を調べています。
午前８時前、大阪市北区神山町の交差点で、軽乗用車とワゴン車が衝突し、ワゴン車が横転しました。
現場は信号の無い交差点で、警察によりますと、南から走ってきたワゴン車に西から走ってきた軽乗用車が出会い頭に衝突したということです。
運転していた男女にけがはありませんでした。
現場の状況から軽乗用車が一方通行を逆走していたとみられていて、警察は、運転していた２０代女性から事故の経緯を聞いています。
兵庫県豊岡市の小学校では、校庭に設けられた人工の巣でコウノトリのヒナ、２羽がふ化し、児童らが見守っています。
豊岡市立三江小学校の校庭に設けられた人工の巣の塔で、元気に成長している２羽のコウノトリのヒナ。
４歳のオスと６歳のメスが今年の２月中旬から卵を抱く様子を見せ、先月２３日にふ化が確認されました。
三江小学校ではコウノトリを観察するための望遠鏡を設置していて、子供たちは授業の合間に覗き込んではヒナの様子を見守っています。
三江小学校のコウノトリのペアは、去年とおととしにもヒナを１羽ずつ巣立たせていて、今年もヒナが巣立てば３年連続となります。
2015/04/10(金) 11:30〜11:55
ＭＢＳ毎日放送
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