JNNニュース 2015.04.10


戦後70年に当たり、激戦地・パラオを訪れていた天皇・皇后両陛下が慰霊を終え、帰国されました。
昨日夜9時過ぎ、チャーター機から降りた両陛下は、皇太子さまや安倍総理らの出迎えを受けました。
両陛下は昨日、太平洋戦争で日本兵1万人あまりが犠牲となったパラオ・ペリリュー島にある日本側の慰霊碑を訪れて白菊の花束を供え、しばらくの間、深く拝礼されました慰霊碑では遺族やパラオで戦った元兵士らとも言葉を交わされました。
また、多くのアメリカ兵が命を落とした海岸を訪問。
これは戦争で犠牲になったすべての人々を慰霊したいという両陛下の希望で実現したもので、アメリカ軍の慰霊碑にも花を供えられました。
戦後70年の節目に両陛下がパラオを選ばれた理由、それは、ここが戦争の悲惨さを伝える象徴的な場所だったからではないかと感じています。
ペリリュー島では、日本軍が初めて持久戦を行い、対するアメリカ軍が火炎放射器など一瞬で大量に人を殺せる兵器を投入しました。
この戦い方が、さらなる犠牲者を生みました。
重い歴史としっかり向き合うという陛下の意思が感じられた今回の訪問。
戦争の記憶を忘れてはならないという陛下の思いとは裏腹に、薄らいでいく人々の記憶にもはや危機感や焦りとも言える気持ちを持たれ、戦争の悲惨さが際立つこの地を訪問したように思います。
北朝鮮で国会に当たる最高人民会議が昨日開かれたが、キム・ジョンウン第一書記は去年9月の最高人民会議に続き、今回も姿を見せなかった。
朝鮮中央テレビは昨日夜の放送で最高人民会議の様子を報じた。
会議では2015年度の予算の採択などが行われたとしているが、キム・ジョンウン第一書記の姿はなかった。
キム・ジョンウン体制に変わって以降、最高人民会議はこれまで6回開かれ、キム第一書記は、足の不調が伝えられた去年9月に続き、今回も会議に参加しなかったことになる。
おととい朝鮮中央テレビが放送した視察の映像では、キム第一書記は右手に包帯のような白いものを巻いていたが、笑顔で手を振るなど深刻な様子は見られなかった。
昨日、沖縄市の住宅で不登校の子らを支援するNPO法人の代表の女性が背中を刺され、死亡しているのが見つかった。
警察や消防によると、昨日午後1時頃、沖縄市の住宅で、この家に住む女性から母親がリビングで背中から血を流して倒れていると通報があり、その場で死亡が確認された。
死亡したのは、引きこもりや不登校の子らを支援するNPO法人の代表、上田静江さん63歳で背中には、刃物のようなもので刺された傷が1カ所あった。
上江田さんが倒れていたのは2階のリビングで1階はNPO法人の事業所となっている。
また上田さんの姿は前日の夜、娘が就寝前に確認したとのこと。
警察は殺人事件と断定して捜査本部を設置し、調べを進めている。
イタリアの裁判所で発砲事件。
事件があったのは、イタリア・ミラノの裁判所で9日、男が銃を発砲し、判事や弁護士ら3人が死亡した。
容疑者の男はバイクで逃走したが間もなく警察に逮捕された。
男は破産をめぐる訴訟の被告人と見られ、殺害された判事と弁護士はこの男の訴訟を担当していたとのこと。
2015/04/10(金) 08:17〜08:30
MBS毎日放送
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