奈良県内の寺や神社で油のような液体がまかれる被害が相次いでいる事件で、新たに金峯山寺の重要文化財や、當麻寺の国宝にも油のような跡が見つかりました。
奈良県警によりますと、８日葛城市の當麻寺で国宝・當麻曼荼羅厨司の壇や重用文化財に、あわせて７ヵ所油のような液体のあとが見つかったということです。
拝観前に職員が見回った際、液体のあとはなかったことなどから、８日の午前８時半頃から１１時２０分頃までの犯行とみられています。
また、吉野町の世界遺産・金峯山寺でも国宝などに油のような液体のあとが見つかったほか、９日、新たに、橿原神宮でも同様の被害が確認されました。
先月以降、奈良県内では１１の寺社が被害に遭っていて、警察は同一犯の可能性も視野に、捜査しています。
ＪＲ西日本の労働組合が実施したアンケートで、人為的ミスに関する現場の報告について、およそ３割が「責任追及」されていると感じていることがわかりました。
このアンケートは社員の９割が加入する西日本旅客鉄道労働組合が去年実施。
およそ２万１０００人が回答しました。
ＪＲ西日本は、福知山線の脱線事故後、人為的ミスに関する現場からの報告について、個人の「責任追及」から「原因究明」へと改めたとしています。
しかし、アンケートではおよそ３４％が、いまだに責任を追及されていると感じていることがわかりました。
一方で、潜在的な危険を報告・改善する「リスクアセスメント」については、およそ８０％が役立っていると評価しました。
大阪市の造幣局で春の恒例・「桜の通り抜け」が始まり、訪れた人たちを楽しませています。
今年で１２９回目を迎える造幣局の桜の通り抜け。
１３２種類、３５０本ある桜をいち早く見ようと、多くの人が訪れました。
今年の花は、「一葉」。
花の中心部から葉の形に変化した雌しべが出ることから名付けられ、満開になった時には、白く見えるのが特徴です。
造幣局の桜の通り抜けは、１５日までの７日間、楽しむことができます。
2015/04/10(金) 00:17〜00:24
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