奇跡体験!アンビリバボー実録国内事件簿2時間SP 2015.04.09


残念な結果になりましたがドラマあしたですね。
『新・奇跡の動物園旭山動物園物語命のバトン』これがあした夜9時からということで見てほしいなと思います。
(櫻井)よろしくお願いします。
今から48年前
事件は東京のあるビジネスホテルから始まった
(従業員)お客さま?お客さま?
その日一人の宿泊客が時間を過ぎても出てこないため従業員が部屋を訪ねた
(悲鳴)
すでに女性は息絶えていた
(捜査員)お疲れさまです。
(捜査員)ああ。
ご苦労さん。
(捜査員)死亡推定時刻は今日の朝6時から7時。
発見した従業員によると部屋の鍵は開いていたようです。
女性の首には浴衣の帯が巻きついており足元にはベッドからずり落ちたと思われるシーツが
そこには失禁の跡が見られたがこれは首つり自殺をした場合よく見られる現象だった
この状況から警察は…
女性がかもいにかけた帯の両端を結び輪を作った後ベッドの上から飛び降りて首をつったものと判断
息絶えた後重みで帯の結び目がほどけたと考えた
(捜査員)それに…。
(捜査員)これは?
化粧台の上に2通の遺書が置かれていたのだ
一つは女性の勤務先である榎田商会に宛てたものだった
そこには…
もう1通は同じ会社に勤める木村という男の父親に宛てたもの
どちらも彼女の筆跡だった
そこには「あなたの息子の素行の悪さのために自分が不幸な目に遭った」という恨みが記されていた
(捜査員)おい。
(捜査員)ええ。
(捜査員)ただこの女指名手配されていたようです。
(捜査員)何!?
女性は北海道室蘭市の輪西町に住む山本静子。
36歳
遺書に書かれていた榎田商会で会計士として働いていた
だが事件の半月前に会社の小切手1,200万円を持ち逃げ
全国に指名手配されていたのだ
(捜査員)持ち逃げしたっていう金は出てきたのか?
(捜査員)ええ。
ただ…。
(捜査員)じゃあもう1通の遺書は?
遺書の内容から警察はこう考えた
人妻でありながら同じ社内の木村と恋に落ちた彼女
しかしそれが夫にバレ離婚
木村と交際を始めるも彼の素行の悪さに嫌気が差し会社の金を盗み逃亡したのではないかと
そして…
しかし…
(捜査員)えっ?
自殺の判断に待ったをかけたこの男
伝説の刑事と呼ばれた…
戦後最大の誘拐事件といわれた吉展ちゃん事件を解決
後にあの三億円事件でも現場を取り仕切り落としの八兵衛との異名を取るほど犯人を自供に追い込む手腕には定評があった
そしてこの平塚八兵衛が登場したことによって事件は思いも寄らぬ展開を迎えることになる
果たして伝説の刑事平塚八兵衛は…
(八兵衛)遺書は最初からこの組み合わせで入ってたのか?
(捜査員)ええ。
そうですけど。
実は残された…
次に平塚は…
(八兵衛)おい。
(一同)いえ。
チャンネルは3でNHKの教育テレビがつけたままになっていた
(八兵衛)おい。
(捜査員)はい。
かもいの上にはおよそ50cmにわたってほこりがこすり取られた跡があった
さらに…

そのとき…
(八兵衛)うん?これは?
遺体の下から首に巻かれていたのとは別のちぎれた帯が見つかった
(八兵衛)うん。
(捜査員)浴衣ですか?確か…。
(捜査員)えっ?
東京のホテルで死んだ女
果たして自殺か?それとも?
この後驚くべき事実が次々と浮かび上がる
(八兵衛)輪西町。
(剛力)はい。
今夜の『アンビリバボー』は2時間にわたって日本で実際に起きた2つの事件をお送りします。
(設楽)八兵衛さん。
(剛力)八兵衛さん。
(ラブリ)名前がすごいですね。
(設楽・日村)ねえ。
(小島)ああやって見るかぎりは他殺にそんなに思えないですけどね。
(斎藤)今だともっとそのう。
科学技術班とか特捜部が進化してると思うんですけど当時はこういう人の嗅覚でしかなかったんだなっていう。
(設楽)でも遺書があるってことはおかしくない?
(斎藤)おかしいんですけど「ちょっと待てよ」と思うまず何かを感じたんですよね。
彼は。
(小島)悪い男の人がいそうだっていうのは分かりますよね?
(設楽)まあね。
この手の。
まったくよく分かんないけどたいてい裏にね何か悪い男がっていうのは。
(小島)「あんたの息子」とかって何か書いてたじゃないですか。
(ラブリ)たぶん不倫相手が犯人だと思いますよ。
愛はね。
(設楽)もつれちゃった?そう。
(設楽)そりゃほら。
ラブリっていうぐらいだから。
名前がね。
(藤吉)手紙を書いたら。
1通すごい思いを込めて書いたら宛名を書いて入れますよねまず。
それでもう1通書きますよね。
入れ間違うことは絶対あり得ないと思うんです。
(設楽)この手紙の文字は彼女の字だった?
(小島)彼女の字だったんですか。
(藤吉)表も封筒も中も。
(設楽)全部。
ほらみんな。
(日村)これで自殺じゃないってすごいね。
(剛力)一時は事件性なしと結論づけられた難事件。
(剛力)平塚警部補は現場で何に気付いたのか?続きをご覧ください。
平塚はなぜ自殺ではないと感じたのか?
まず中身と封筒の宛名が逆になっていた遺書
次につけっ放しのテレビ
そこにはNHKの教育テレビが映し出されていたのだが
そして帯をかけたと思われるかもい
なるほど。
その上にはおよそ50cmにわたってほこりがこすり取られた跡があったのだが…
さらに遺体付近にあった失禁
本来なら首をつったかもいの真下に失禁の跡が残るはずだが位置が微妙にずれていた
(八兵衛)うん?
そして最後は遺体の下から見つかった3本目の帯である
本来静子の腰と首に巻かれていた2本しかないはずの部屋に…
ただこれらは全て他殺を裏付ける決定的な証拠ではない
だが…
(一同)はい。
納得がいくまで徹底的に調べる
それが捜査の神様…
まずは事件発生前後ホテルに不審な人物の出入りがなかったかを調査
すると…
(従業員)ええ。
(従業員)お声をお掛けしたんですが…。
男が口にしたのは山本静子の遺体が発見された部屋の番号だった
また別の従業員の目撃情報から奇妙な事実が浮かび上がる
さらにさかのぼること数時間前
その男が被害者とは別の若い女性と210号室にチェックインしていたことが判明したのだ
しかも2人がホテルを出たのは翌日山本静子が亡くなった後午前7時すぎだった
男はいったいなぜ210号室に女性とチェックインした後208号室を訪れたのか?
ただの言い間違いなのか?
それとも…
念のため男女が泊まった210号室が調べられた
すると…
(八兵衛)どうした?
ベッドの下から注射器が出てきたのである
しかも箱のラベルには…
(八兵衛)わにし薬局?
(捜査員)えっ?確か…。
薬局の名前が静子が住んでいた町と同じだったのだ
(捜査員)平塚さん。
(捜査員)はい。
(八兵衛)よし。
(一同)はい。
まず捜査員によって宿帳が調べられた
しかし2人が…
2人を目撃した従業員によれば…
男の特徴は…
最大の特徴はピンクのワンピースを着ていたということだった
そして…
この謎のカップルの出現が事件に驚くべき展開をもたらす
謎のカップルを追って捜査員は…
すると…
山本静子の遺体が発見される3日前
(従業員)いらっしゃいませ。
店に来たその女は…
(従業員)ええ。
03の…。
店の番号を聞くと…
(従業員)分かりました。
その際女は名前を名乗った
しかしそれもホテルのとき同様偽名だと思われた
女は翌日も店に現れ…
事件前日の正午すぎ

その女宛てに男の声でようやく電話がかかってきた
(女性)えっ?
(女性)ごちそうさま。
そう言うと女は慌てて店を出ていったという
一方亡くなった山本静子の足取りを追っていた捜査員にも有力な情報が
(従業員)この方なら確か若い女性の方とお二人で泊まられたと思います。
(捜査員)2人!?
彼女たちが宿泊したのは事件5日前
偽名が使われていたが特徴から一人は死んだ山本静子だと思われた
洋服の内側に「カト」と糸が縫い付けられていた
クリーニングに出した際目印のために業者がつけたものと考えられた
(捜査員)これが一緒にいた女の服だとすると…。
しかも…。
ピンクの…
そう。
山本静子は発見されたホテルに来る直前までその女と別の旅館に宿泊していた可能性が浮上したのだ
さらに…
そこで空港で聞き込みを行うと…
ホテルに連れ立って来たと思われる男と一緒だったことが判明
それだけではない
翌日
これらの事実から事件前後3人は次のような行動を取ったと思われた
ピンクのワンピースの女と静子
2人は東京で同じ旅館に泊まっていた
そして事件前日
静子はビジネスホテルの208号室に宿泊
女は男と落ち合うため羽田へと向かった
空港で落ち合った彼らはその足でホテルの210号室に宿泊
静子の死後再び羽田から北海道へと移動した
(一同)はい。
すると山本静子は不倫が発覚し離婚した後は生活が乱れ地元室蘭で9人もの男性と交際していたことが分かった
さらに事件のあったホテルから決定的な手掛かりが発見される
共同洗面所に置かれたコップから指紋が見つかったのだがそれが前科持ちだった男の指紋と一致したのだ
函館でバーを経営していた
静子と交際しており窃盗の前科があった
この男がホテルで…
だが…
(捜査員)清水には事件当日の16日を含めた15日から17日の3日間は函館に住む元妻の家に泊まっていたと彼女本人が証言しています。
(八兵衛)清水は一度も東京に来ていないっていうのか?
(捜査員)はい。
(八兵衛)よし。
(一同)はい。
(一同)はい。
ところが…
一歩遅く清水はすでに行方をくらましていた
捜査員が逮捕に踏み切ろうとしたとき清水はすでに行方をくらましていた
しかしその交友関係を調べた結果一人の怪しい女が浮上
室蘭署でその身柄が確保されすぐに平塚のいる東京に移送された
それは1年ほど前に清水が経営するバーで雇われママとして働いていた22歳の女だった
この女の名前は…
加藤佳子
そう。
服に…
しかも身長は160cm
髪形も証言と一致していた
(加藤)ええ。
何とすんなり事実を認めた
さらに…
(加藤)あの日彼は208号室の静子さんとこに行って私は一人で210号室にいたわ。
加藤佳子の供述によると…

(ふすまの開く音)
(清水)おい。
(加藤)えっ?
事件当日の早朝。
清水に呼ばれ208号室に入ると…
(加藤)どういうこと?
清水に言われるまま指紋を拭き取った
その後2人が最初に入った210号室でも同様に全ての指紋を拭き取ったという
(たけし)当初自殺かと思われた事件は平塚刑事の捜査により偽装殺人であることが明らかとなりました。
(たけし)ようやくつかんだ事件解明への手掛かり。
しかし実はここから刑事たちの本当の闘いが始まることになるのです。
(加藤)そうよ。
(加藤)私は何にも知らないわよ。
だいたい…。
加藤佳子の供述によると清水に呼び出され知り合いの女性と九州旅行に行ってくれと持ち掛けられたという
まったく知らない女性との2人旅
最初は断ったものの費用は全て相手持ちだと聞いた彼女は…
(清水)そうか。
これを承諾
そして翌日紹介されたのが山本静子だった
加藤にはまったく悪びれた様子はなく殺人事件に関わった人間にしては余裕があり過ぎるほどの態度だった
そうよ。
それは2人が九州旅行に出発してから10日ほどたったある日
清水と連絡を取った際静子が全国に指名手配されていることを初めて聞かされたという
(加藤)でも…。
その後静子が先にビジネスホテルに移動
数時間後清水と合流した加藤もホテルにチェックインした
そしたら…。
そういや…。
(捜査員)ええ。
確か…。
実は加藤には返済を迫られている借金があった
そう。
平塚は加藤が静子殺害にも積極的に協力しているとにらんだのだ
このとき平塚は…
しかし証拠がない以上起訴はできない
仮に殺人の手助けをしていたとしても「清水に脅迫されやった」と彼女が主張すれば情状酌量が認められる可能性が高かった
一方全国に指名手配した…
(八兵衛)《それに何の理由も知らずに静子と何日間も旅行するはずがねえ》
残された方法は起訴できるだけの決定的な証拠を見つけるか…
自分も殺害に加わったと自供させる以外なかった
平塚はこれまでの聞き込みの報告書をもう一度全て読み直した
すると…
(加藤)刑事さん。
(加藤)えっ?
平塚が報告書の中で見つけたのは…
ホテル近くの喫茶店で加藤らしき女のある様子を覚えていた…
平塚の一言に加藤の表情は明らかに動揺の色を見せていた
そう確信した平塚は…
その日の夜
最後の一押しをするべく加藤を署内のある場所へ連れ出した
(八兵衛)ほら。
さあ入れ。
(加藤)ちょっと。
そこで彼女が見たものとは…
そしてこの後事件は解決に向けて一気に動きだす
(設楽)気になるところで終わったね。
(剛力)そうなんです。
平塚警部補の執念によって一つの殺人事件が浮き彫りとなったわけですが。
(ラブリ)ふてぶてしいですよね。
(斎藤)ねえ。
22歳で。
(ラブリ)でも加藤さんもやっぱり自分が借金をしてたっていうのがあるじゃないですか。
(設楽)70万円の借金っつってたね。
(ラブリ)やっぱり何かしら自分にプラスにならないと見ず知らずの女性の人と…。
(設楽)おかしいよね?
(ラブリ)旅行行かないですよ。
(日村)行かないですね。
(ラブリ)絶対行かないと思う。
(藤吉)でもあそこの部屋で何を見たかすごい気になりますよね。
(ラブリ)気になる。
平塚が加藤を連れ出した…
そこには…
静子が殺されたビジネスホテルの208号室が職員の手で忠実に再現されていた
そう。
あのとき報告書の中に平塚が見つけたもの。
それは…
加藤らしき女が薬の錠剤のようなものをスプーンの背でつぶしていたという目撃証言だった
えっ?
これは平塚の賭けだった
実は加藤がつぶしていた錠剤が睡眠薬だという証拠など何もなかった
だが動揺を見せた彼女に平塚は…
この帯で…。
(八兵衛)えっ?どうなんだ?
再現した208号室で一気に加藤を追い込んだのだ
(八兵衛)やってみるんだよ。
俺を静子だと思って。
こうやって!絞めつけたのか!?いいから来い。
(加藤)ああ。
嫌。
(八兵衛)こっち来い。
聞いてるんだ。
お前はここで…。
(八兵衛)絞めつけたのか!?こうやって。
恐ろしい形相で畳み掛ける平塚
(八兵衛)こうやって絞めつけたのか!?
(八兵衛)死んでる静子を。
絞めたのかって。
(清水)よしよし。
そのままだ。
(八兵衛)強く絞めたのか!?
(加藤)嫌!
落としの八兵衛の前に逃げ切れないと悟った彼女は…
そしてこの後恐るべき偽装殺人計画その全貌が明らかとなる
加藤が語った恐るべき偽装殺人計画
果たしてその全貌とは?
発端は4カ月前にさかのぼる
当時清水は美容室を経営していた女性と結婚を前提に交際していた
彼女の店舗の拡張資金を遊びで付き合っていた女から引っ張ろうとした
その相手が山本静子だった
(静子)えっ?
(清水)静子。
だから助けてくれ。
頼む。
結婚という言葉をちらつかせ会社のお金を持ち出させたのだ
後は静子を言いくるめて逃亡させよきところで消せば金だけが手に入る
そこで声を掛けたのが借金の返済に追われていた加藤佳子だった
分かったわ。
そう。
もともと清水は加藤一人に殺人を実行させようとしていたのだ
そして…
翌日2人を引き合わせた
そのとき加藤を自分の妹と言って紹介
妹は九州に土地勘があるので旅の案内役をさせる
ひとまず身を隠すためと言いくるめ静子を九州旅行に行かせた
しかし…
(静子)すごい。
ねえ。
佳子ちゃんも見てよ。
静子を殺害しようとしたがいつも邪魔が入り未遂に終わった
一人では難しいと判断した加藤は東京に移動
清水からの連絡を待っていた
えっ?羽田?
加藤は…
その間清水が来るまで待機するようにと静子に伝えた
このとき彼女が泊まった部屋が208号室
(従業員)お待たせいたしました。
そして遅れて清水と加藤が…
そこで2人は前もって静子殺害の計画を立てた
(加藤)ええ。
よし。
しかしこの計画は注射の痕が怪しまれると考え直し断念
このとき一時的に隠したのが後に発見される…
そして…
(清水)じゃあ…。
清水は静子が待つ208号室へ移動
ついに恐るべき偽装殺人計画が実行されることになる
静子が待つ208号室へ移動した清水
この後ついに恐るべき偽装殺人計画が実行される

(ふすまの開く音)
(静子)清水さん。
何も知らず清水との久々の再会を喜ぶ静子
だが…
(清水)聞いてくれ。
ちょっと座れ。
(静子)えっ?
(清水)静子。
(静子)えっ?
(清水)ハァー。
こうなったら…。
(静子)自殺?
(静子)遺書?
遺書は横領した会社宛てと元交際相手の父宛ての2通
全てを清算したい
息子のせいで不幸な目に遭ったなど…
(清水)よし。
あの遺書は静子を言いくるめて書かせたものだったのだ
(清水)おい。
さらに清水は…
(清水)静子。
しっかりしろ。
(静子)うーん。
静子に酒を飲ませ泥酔させた後酔いざましの薬と偽って睡眠薬を飲ませた
その後一度ホテルを出た清水は再び戻る際…
(清水)客だよ客。
そして翌朝の午前6時30分
清水は210号室で待機していた加藤を208号室へと呼び寄せた
(静子)うーん。
(清水)おい。
(加藤)分かったわ。
このとき回した3チャンネルが教育テレビ
だが2人の地元北海道で3チャンネルはNHKの総合テレビだった
しかし2人はそれに気付かず…

(清水)ここに帯を掛けて首をつったように…。
それから2人は首つりに見せ掛けるためかもいから静子をつるそうとしたのだが…
完全に力が抜けた死体は思った以上に重く簡単には動かなかった
ようやくかもいの下まで引きずり下ろすと静子の首に帯を巻きつけ引っ張り上げようとしたのだが…
(加藤)ああー。
重さに耐えかね失敗
(清水)いいぞ。
よし。
そのとき…
(清水)くそ。
帯が。
おい。
(加藤)うん。
言われるまま加藤は…
そう。
この1本が出どころの分からない3本目の帯の正体だった
(清水)よし。
上げろ。
(加藤)うん。
んっ。
(清水)もうちょっとだ。
もうちょっと。
帯の太さよりほこりが広くこすりとられていたのは何度もやり直したためだった
このときすでに…
(清水)おい。
(加藤)えっ?
そこで2人は帯はほどけて落ちたことにして部屋の指紋を消し始めた
(清水)遺書はここに。
よし。
慌てていた清水はこのとき封筒と中身を逆に入れてしまったのだ
(加藤)ちょっと。
清水さん。
これ。
それは首を絞めたときにできた…
加藤は失禁の位置を腰の近くにくるようにしたのだが…
かもいの真下から微妙にずれていることに気が付かなかった
(清水)よし。
そして清水が着替えようとしたそのとき
(清水)あっ。
あのとき使ったコップを…
廊下の洗面所に戻していたことを思い出したのだ
(清水)佳子。
このとき加藤は致命的なミスを犯してしまう
実は208号室の近くには共同の洗面所が2カ所あった
加藤は清水がコップを戻した洗面所と反対側の洗面所のコップを拭いてしまったのだ
こうして平塚の執念により事件当日の一部始終が明らかとなった
それから3カ月後の1月8日
逃走していた清水は大阪で手配写真を見た人物からの通報によって逮捕された
加藤佳子が全て自供していたため清水に言い逃れる余地はなかった
その後裁判で動機は不当な金銭欲にあり同情の余地はないとして2人には無期懲役が言い渡された
現場で培われた刑事の勘
そして真実を見極める目と飽くなき執念
落としの八兵衛。
平塚でなければ事件の真相は闇に葬り去られていたかもしれない
(剛力)闇に葬り去られる可能性のあった卑劣な犯行はこうして解決に至りましたが。
(小島)結構心理戦っていうかね。
場所を再現してあそこまで心理的に追い詰めて。
もう全部言わなくちゃいられないようにするっていうのもね。
(小島)みんなにできることじゃないからやっぱりね八兵衛さんの気迫というか。
(斎藤)決定的な証拠になった指紋も犯人は気にしてたじゃないですか。
だからあれが結構運命の分かれ道だったなと思って。
そこまで気が行き届いていたらばって考えるとこれはなかったことに片付けられたんだなと思うともうぞっとするし。
(剛力)そしてちなみにちょっとこちらに興味深いデータがあるんですが。
これ何のデータか分かりますか?
(設楽)日本が高いね。
96.7%。
(ラブリ)日本断トツ。
(藤吉)犯罪を検挙する。
(設楽)犯罪検挙率?
(日村・藤吉)検挙率。
(剛力)はい。
実は法務省が発表したデータなんですが。
2007年から2011年の5年間に発生した殺人事件の検挙率を表しています。
(一同)へえー。
(設楽)アメリカ64%なんだ。
(剛力)ホントにこうしたね事実の背景には捜査官の方々のたゆまぬ努力があるということをあらためて感じますよね。
(設楽・日村)うん。
さて続いてもある捜査官の執念が知られざる事件を浮かび上がらせます。
ご覧ください。
今から62年前
とある民家から煙と共に異様な臭気が漂っていた
それが日本を揺るがす連続殺人
負の連鎖ののろしだとこのとき気付く者はいなかった
およそ20年後
一人の女性が地元の警察署を訪れた
(妹)半年ほど前から姉と連絡が取れなくなっていて…。
(妹)まだはっきりしたことは分かりませんけど。
(妹)それに…。
(捜査員)うん。
なるほど。
(妹)お願いします。
(捜査員)分かりました。
(捜査員)ちょっと当たってみましょう。
(捜査員)お預かりします。

(捜査員)ええ。
警察に駆け込んできた女です。
(圭子)首を絞められたんです。
8カ月ほど前失踪届のあった圭子さんは…
(裕治)なあ?
夫の裕治は…
債務者に対し厳しい取り立てを行うことで知られていた
(裕治)ほら。
(捜査員)奥さん。
(圭子)ええ。
殺人未遂騒ぎは結局夫婦ゲンカということで処理された
(捜査員)うーん。
(捜査員)でも…。
(捜査員)ええ。
でも…。
警察は妹が出した失踪届をすぐに対処する必要のある事柄とは捉えなかった
そうして3カ月が過ぎたころ
(管理官)藤森圭子の失踪の件を担当してるのは君たちかな?
(捜査員)はい。
そうですが。
つい先日この警察署の捜査1課に赴任してきた新しい管理官だった
管理官というのは捜査の陣頭指揮を執る人物である
(捜査員)えっ?
実は彼は以前家出人を捜索する部署のトップを務めたことのある敏腕刑事だった
(裕治)圭子は俺が仕事で出掛けている間に…。
圭子さんの失踪について裕治のもっともらしい説明だけでは納得できなかったのだ
(捜査員)はい。
(捜査員)はい。
こうして捜査は大きく動き始めた
すると間もなく…
(管理官)ひき逃げ事故か。
(捜査員)ええ。
それは圭子さんの失踪届が出されるおよそ2年前のこと
深夜の国道で初老の女性がひき逃げ事故に遭ったという通報が入ったのだが…
その女性というのは…
裕治は母親と一緒に実家に住んでいて事故はちょうど家の前の国道で起こった
実家の敷地内には裕治の兄清の家もあった
事故のあった日はたまたま姉が遊びに来ていた
兄も家の前で起きた事故ということもあり飛び出してきていた
母親は頭部を激しく打っていて救急搬送されたが手の施しようもなくその後命を落とした
(捜査員)一家全員がその場に居合わせましたから裕治の妻圭子もそこにいました。
(和代)お母さん。
(捜査員)そのとき…。
姉の和代は駆け付けた警察にこう証言した
(和代)それで…。
(捜査員)いや。
実は…。
(捜査員)ええ。
実はドライバーは当たった感触がないとひき逃げを否定
またトラックにも自転車や人とぶつかった痕跡は見当たらなかった
それでも警察は裕治の母親がトラックにあおられて倒れた可能性もあると考え…
しかし検察は証拠不十分として運転手を不起訴処分としたのだ
だが管理官は…
あくまでも裕治にこだわった
するとある事実が発覚する
ひき逃げ事故の少し前不動産の売買を引き受けた裕治は取引の際不正に金を着服したと横領の罪で裁判所に告発されていたのだ
だが…
(男性)よかったですよ。
(男性)ええ。
(捜査員)思ったとおりでした。
(捜査員)もし…。
管理官はさらに4人の刑事を専属の捜査員として加え疑惑の解明に挑んだ
(一同)はい。
裕治の母親は事故で死んだと思われていたためにしっかりとした鑑定は行われていなかった
そこで事故直後の母親を写した写真を医者に見てもらった
すると…
(捜査員)本当ですか?
(医師)ああ。
もしトラックにぶつかったりあおられたりして道路に頭を打ったなら傷は頭の上部ではなく側面にできる可能性が高い
写真での鑑定だったため確実とは言えないがまた一つ疑惑が深まった
さらに刑事たちの地道な捜査と聞き込みによって裕治の…
(捜査員)大学生のとき…。
一家の結束は固かったが近所からは孤立していた
母親と裕治。
そして姉の和代の間は特に親密だった
3人は勝ち気な性格で頭の回転も速くよく似ていたという
一方…
10年ほど前鍛冶屋だった父親が亡くなった後仕事を引き継いでいた
作業場は実家の敷地の片隅にあった
(裕治)よう兄ちゃん。
(裕治)どうだ?
裕治は真面目な清をバカにするようなそぶりを見せることもあったという
一方圭子さんの失踪について捜査を進めていた警察はその行方をなかなかつかめずにいた
そんなときである
圭子さんの失踪届を出した妹だった
(捜査員)その後…。
刑事たちは妹の元をたびたび訪れて様子をうかがっていた
(捜査員)そうですか。
(妹)いいえ。
(捜査員)われわれ警察は…。
(捜査員)本当ですか?
(妹)それだけじゃありません。
(妹)姉は…。
(捜査員)まさか。
(母)ホントにかわいかったの。
(和代)お母さん。
もう。

(絶叫)でも…。
その後…。
(妹)おそらく…。
だから…。
(妹)それで…。
謎めいたひき逃げは…
妹の証言により裕治の犯行の全貌が浮かび上がってきた
しかし…
決定的な…
しかも裕治と姉の和代が口を揃えて嘘をつけば妹の話の信ぴょう性は揺らいでしまう
警察は一度裕治と和代の2人を呼び任意で取り調べを行ってみることにした
2人の供述は口裏を合わせたように一致していた
観念させるためには証言の矛盾を見つけ突き崩すしかない
そんな中捜査員たちは聞き込みを強化するとともにひき逃げ事故や裕治たち一家について集められた情報を徹底的に洗い直した
(捜査員)うん?ああ。
果たして彼らはいったい何に気付いたのか?
この後疑惑のきょうだいの嘘がついに暴かれる
疑惑のきょうだいを追い詰めるためについに重大な手掛かりを見つけた捜査官たち。
この後失踪事件。
そしてひき逃げ事故の真相が明らかとなります。
しかし捜査官たちはまだ知りませんでした。
一連の事件からさらに驚くべき事実が暴かれるということを。
(設楽)これも一人の勘でまた動きだした。
(斎藤)におうって言ってましたもんね。
(ラブリ)でも何でお母さんを殺しちゃったんですかね?
(日村)そこ分からないね確かに。
(設楽)金が入る。
(小島)保険金ね。
(日村)保険金といってもね。
(藤吉)そこに愛情はなかったってことなんでしょうか。
(藤吉)自分が刑務所に入ることの方が怖くて殺した…。
(設楽)お母さんに愛されてたってね。
(藤吉)だからできないですよ。
普通。
(設楽)これでもひき逃げのやつはきょうだいがグルになってるから。
(斎藤)そうですね。
(設楽)一人だったらまだ何かあるかもしんないけど。
あの強力なお姉ちゃんも一緒になっちゃってたら。
(斎藤)でもナンバー見たっていうのはねちょっと。
(設楽)だからたぶんホントたまたま通ったトラックが巻き込まれたってこと。
(日村)そういうことよね。
ある証拠に目を付けた捜査本部は裕治たちの言うひき逃げ事故を再現して実際に検証した

午前0時30分のひき逃げ
そして再度姉の和代の取り調べに臨んだ
(捜査員)ちょっとした…。
(和代)さあ?そうね…。
(捜査員)さすがに計算が速いですね。
(捜査員)では…。
そしてついに捜査員の逆襲が始まる
それはトラックの運行情報の記録
事業用に使用されるトラックやバスなどには運行記録計と呼ばれる計器の装着が義務付けられている
これによって何時何分にどのくらいのスピードで走行していたかが自動的にグラフとしてこの円形の紙に記録される仕組みとなっていた
(捜査員)当時…。
(捜査員)でも…。
(捜査員)ずっと40キロで…。
ええ。
(捜査員)すると…。
(捜査員)たとえ…。
最初から…。
姉の和代はついにひき逃げ事故が偽装だったことを認めた
ではいったいなぜきょうだいは母親の殺害という恐ろしい考えを抱くようになったのか?
きっかけは裕治だった
横領で告発されたとき裕治は起訴を免れるため母を利用しようとした
横領した金を母がなくしたことにして犯罪ではなくあくまでも不慮の事故
そうごまかすつもりだった
当初母は裕治に協力しようとした
しかし警察の厳しい質問に耐え切れず…
(母)それでつい…。
息子に頼まれたことを打ち明けてしまった
裕治は激怒
とはいえこのまま…
そこで裕治はついに保険金のため…
計画実行に際し姉と兄をドライブに誘い出した
何と裕治は姉と兄の2人に…
完全犯罪のためには家族全員の協力が必要だと考えたのだ
最初反対はしたものの最終的に和代は協力することを決め清は黙認することにした
そしてついにこの日悪魔の計画が実行された
保険金目的の母親殺害
この日悪魔の計画は実行された
(圭子)じゃあ私そろそろ先に…。
(母)うん。
またおいで。
コンクリートの塊のようなものをタオルにくるみ…
(母)じゃあ気を付けて帰ってね。
(絶叫)
裕治は妻の圭子に関しては強引に丸め込めると高をくくっていた
そして家の前の国道を通り掛かったトラックにひき逃げされたことにした
姉はひき逃げした車のナンバーを目撃したと警察に話し裕治と兄は姉の言葉を裏付ける証言をした
その場にいたきょうだい全員が口裏を合わせた完全犯罪だった
トラックの運転手はその後証拠不十分で不起訴になったが裕治は4,000万円近い母親の生命保険金を手にした
警察の捜査によってついに白日の下にさらされた母親殺し
しかし裕治はあくまでも容疑を否認し続けた
そんな中…
(清)何でしょう?
(捜査員)あっ。
いえ…。
(捜査員)こちらの作業場に…。
(捜査員)何でも…。
それは裕治と姉の和代が逮捕されたというニュースが駆け巡った後…
(清)ああ…。
裕治は相変わらず容疑を否認し続けていた
警察は兄の家の強制捜査に踏み切り…
埋められた段ボールの中から白骨化した圭子さんの遺体が発見された
殺害のきっかけは…
(圭子)あの女の方がいいんだったらいつでも別れてやるわ。
圭子さんは裏切られたショックでつい危険な言葉を口にするようになっていた
そして…
(和代)これ以上罪を重ねるのはよくないわ。
そう。
裕治は…
このときも姉と兄は反対したが最後は押し切られた
裕治が圭子さんを殺害した後3人で協力して遺体を処理することにした
ところが…
(圭子)首を絞められたんです。
首を絞められたんです。
圭子さんは間一髪で裕治の手を逃れ警察に駆け込んだのだ
(圭子)首絞められたんですよ!
裕治は圭子さんの機嫌を取って何とかその場を収めた
(圭子)何するの!?やめてよ!
しかし計画は終わらなかった
今度は兄と2人がかりで圭子さんに手を掛けると…
裕治は遺体を段ボール箱に詰め込みそれから兄の作業場に運び2人で埋めた
警察の不屈の捜査によって3人のきょうだいによる恐るべき犯罪がついに明るみに出た
だがこれで全てが終わったわけではなかった
連続殺人の主犯は裕治だったが姉の和代と兄の清はなぜずるずると犯罪に引き込まれたのか?
謎を解く鍵は兄清の作業場で圭子さんの遺体が見つかった際思いがけない形で警察の耳に入った
そのとき作業場の周囲には近隣の住民が集まっていたのだが…
(男性)あのう…。
(捜査員)えっ?
(男性)あのう…。
(捜査員)えっ?
(男性)いや。
あのう…。
近所の人によれば今回の連続殺人事件の前から裕治の家の敷地には死体が埋まっているのではないかという噂が絶えなかったという
そしてその噂のもとになる出来事が実際にあったというのだ
警察は兄の清にその出来事について聴いてみた
清はもう隠し事をする必要はないと腹をくくったのか静かに話し始めた
父親の清吉宛てに運送会社の三輪車が荷物を運んできた
送り主は傷害事件を起こして関西の大学を退学になったばかりの裕治だった
その荷物を追うようにして裕治が帰宅すると父親の指示で作業場の土間に穴を掘って埋めたという
荷物の中身は…
人に頼まれて俺が殺した男だと弟は言いました。
そして1年半ほどたったころ死体を跡形もなく処理するために掘り起こして焼くことにした
作業場の中で焼き始めたのだが間もなく変な臭いがすると近所の人が騒ぎだした
火葬は中止されたが代わりに…
この話を聞いた捜査本部は当時行方不明になった人物に該当する者はいないか徹底的に調査
だが遺体が発見されなかったこともあり身元を突き止めることはできなかったという
20年ほど前のこの出来事が裕治の連続殺人を止めることができず兄と姉が巻き込まれた最初の事件である可能性が高いと警察は考えた
だが殺人は人としての一線をはるかに越えていた
にもかかわらず父親は息子の犯した罪を家族ぐるみで隠蔽
一家から殺人犯が出れば世間の厳しい目にさらされ他の子供たちの未来にも影を落とす
そう考えたのかもしれない
しかし結果独り善がりの行動に歯止めが利かなくなった
裕治は安定した生活を守りたいという家族の願いに付け込み兄や姉を犯罪に巻き込んでいった
協力してくれなければ平穏な生活は望めなくなる
彼にとって家族は都合のよい存在でしかなかった
母親を横領事件に巻き込み金に困れば保険金目的で殺す
きょうだいを加担させることにためらいもない
(絶叫)
そして一連の連続殺人事件によって裕治の身勝手さはついに一家を崩壊させたのだ
裁判で兄の清と姉の和代には懲役15年
そして裕治には死刑の判決が下った
連続殺人事件から20年後裕治の死刑は執行された
(捜査員)スタート。
警察の不屈の捜査は事件の謎を解明しただけでなくある一家の底知れぬ闇まで明らかにした
もし彼らがいなければ完全犯罪が成立
真相はいまだやぶの中だったかもしれない
(剛力)いかがでしたか?
(設楽)裕治はちょっと悪過ぎますね。
(斎藤)悪過ぎますね。
(ラブリ)恐ろしい話ですね。
(設楽)ねえ?
(ラブリ)ホントに。
(小島)身内から犯罪者を出したら子供3人全員の将来がなくなるって判断したお父さんの気持ちはねそういう気持ちだったにしろやっぱりあれが間違いでしたよね。
(ラブリ)何か感覚が途中からおかしくなっちゃったというか。
(設楽)だから1回ちょっとね転がりだしたら止まれなくなったっていう部分もあるのかも。
最初にあの時点で自首しろって。
(藤吉)お父さんがね。
お父さん側の判断がね。
(設楽)ホントはね。
(剛力)今回のケースも管理官の方が捜査を強化したことが事件解決のきっかけでしたよね。
ホントだね。
(藤吉)妹さんにもね帰りかけて戻って。
(藤吉)「ホントは何か…」あの一言がなかったらこんなに展開してないだろうし。
(小島)ああいうの見るといろんな証拠があったりあるいは周辺の人の質問とかねきっかけになり得ることっていっぱいあるんだけどホントに誰が何に関心を持って捜査するかによって全然変わっちゃうんですね。
(設楽)確かに。
あの人が来なかったらこの事件もたぶん闇に葬り去られてましたよね。
さてここで突然ですが皆さんに特別なお知らせがあります。
今夜のゲスト斎藤工さんが主演されているドラマが何とこの番組の放送後に始まります。
(藤吉)あら?
(日村)何?何?
(藤吉)お衣装チェンジが。
(斎藤)はい。
(日村)何やってんの?
(斎藤)あのう。
医療物です。
(藤吉)分かりやすい。
(斎藤)今のVTRで皆さんドキドキされたと思うんですけど僕らのドラマはですね医療の緊迫感のドキドキと恋愛のドキドキがまざったような。
ホントに見てる人が…。
うん。
(剛力)初回は今夜10時からですね。
はい。
『医師たちの恋愛事情』皆さんぜひご覧ください。
よろしくお願いします。
常識では考えられない出来事アンビリバボー。
あなたの身に起こるのはあしたかもしれません。
2015/04/09(木) 19:57〜21:54
関西テレビ1
奇跡体験!アンビリバボー実録国内事件簿2時間SP[字]

【実録!日本の戦慄殺人!!あわや完全犯罪暴いた名刑事の捜査SP】
女が首つり…自殺決着に待ったかけた伝説の捜査官▽姑事故死嫁失踪…呪われた家族の(秘)真相

詳細情報
番組内容
 今夜は「ある捜査官の執念で闇に葬り去られずに済んだ2つの事件」をお送りする。
 今から48年前、女性の遺体が発見された。警察の現場検証が行われ、本人直筆の遺書が発見されたことから自殺を図ったものと結論付けられた。また、所持品から被害者の氏名も判明し、彼女が全国に指名手配されていたことも明らかとなった。しかし、その結論に疑問を持つ人物がいた…その人物は戦後最大の誘拐事件と言われた「吉展ちゃん事件」
番組内容2
を解決に導いた伝説の刑事、平塚八兵衛警部補だった。平塚警部補の執念の捜査により、真実が解き明かされていく!
 1973年1月に1人の女性が警察署を訪れ、半年前から姉と連絡がとれないという。その姉の名前を告げると、その女性は8カ月前に警察に駆け込んできた人物だった。これを機に警察は夫・祐治(仮名)を訪ねたところ、妻は男をつくって出て行ったという…。警察はそれほど深刻には受けとめていなかったが、
番組内容3
警察署にある管理官が赴任したことにより、徹底的に捜査されることになる。さらに、捜査線上に1件のひき逃げ事件が浮上。被害者は祐治の母親だった。目撃証言からトラックの運転手が逮捕されていたが、不起訴処分となっていた。一方、このひき逃げ事件から10カ月前、祐治が横領の容疑で裁判所に告発されていた。これらの事件はつながっているかもしれないと捜査を進め、ある管理官の勘によって一連の事件の真相が解明される…。
出演者
【ストーリーテラー】
ビートたけし 

【スタジオメンバー】
剛力彩芽 
設楽統(バナナマン) 
日村勇紀(バナナマン) 

【スタジオゲスト】
小島慶子 
斎藤工 
藤吉久美子 
ラブリ
スタッフ
【プロデューサー】
角井英之(イースト・エンタテインメント) 

【演出】
藤村和憲(イースト・エンタテインメント) 

【編成企画】
清水麻利子 

【制作】
フジテレビ 

【制作著作】
イースト・エンタテインメント

ジャンル :
バラエティ – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:24534(0x5FD6)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: