トップページBusinessニュース「売手市場」で大手も就職説明会に工夫
ニュース詳細

「売手市場」で大手も就職説明会に工夫
4月11日 11時12分

「売手市場」で大手も就職説明会に工夫
k10010044801_201504111525_201504111527.mp4
多くの企業が採用者を増やし学生にとって「売手市場」になるとみられるなか、就職先として人気が高い大手企業の間でも学生との接点を増やそうと、説明会などに工夫を凝らす動きが活発になっています。
来年春に卒業する学生の採用活動は多くの企業が採用者を増やし、学生にとって有利な「売手市場」になると言われています。このため、就職先として人気が高い大手企業の間でも、学生との接点を増やす取り組みを強化しています。
このうち第一生命は、通常の会社説明会とは別に、ことしから学生自身に自分の強みや弱みを把握してもらう、自己分析の方法などを紹介する就職セミナーを開いています。就職活動に役立つ情報を提供することで、多くの学生に集まってもらうのがねらいです。第一生命の榎並重人人財開発室長は「ことしは学生の立場に立った採用活動をしないと優秀な学生が採れない。学生との対話を増やし、最終的な志望順位を上げてもらえれば」と話しています。
また、三井物産も「女性」や「海外」といった学生の関心が高いテーマに沿って会社を紹介する大規模な説明会を開いたほか、説明会を6月末までの4か月間に例年のおよそ1.5倍の回数、開く予定にしています。
企業の採用活動を巡っては、経団連のルールの見直しで面接などの選考活動が短くなっていて、今後も大手企業の間で説明会に工夫を凝らす動きが広がりそうです。

関連ニュース

k10010044801000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ