2015年4月10日20時06分
「山を違う角度から見ると形、姿が違うが、友好的に頻繁に率直に対話をすることが大事だ」――。日中議員間交流で来日している中国の吉炳軒・全人代常務委員会副委員長(副首相級)は10日、日本の議員との会談でこう述べて、議員交流の重要性を強調した。
会談に参加した自民党の林幹雄・衆院議運委員長によると、副委員長が「山」に例えたのは、両国間で距離のある歴史認識や尖閣諸島の問題。交流は友好ムードで進んだようで、日本側も「政府間の関係は良いとき、悪いときがあるが、議会は国民の代表。継続しよう」と応じた。議員交流を来年は中国で開く方針でも一致した。
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