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「日中財務対話」約3年ぶり開催で調整4月7日 11時59分
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麻生副総理兼財務大臣は、7日の閣議後の記者会見で日本と中国の財務担当者が経済問題を話し合う「日中財務対話」をおよそ3年ぶりに、北京で開催する方向で調整していることを明らかにしました。開催されれば、中国が設立を提唱しているAIIB=アジアインフラ投資銀行を巡っても意見が交わされるものとみられます。
このなかで麻生副総理兼財務大臣は、「日中財務対話」を平成24年以降、およそ3年ぶりに北京で開催する方向で調整していることを明らかにしました。
開催時期はことし6月で検討されているということで、開催されれば、中国が6月末までに設立協定を締結するとしているアジアインフラ投資銀行を巡っても意見が交わされるものとみられます。
これについて麻生副総理は、「私どもとしてはアジアインフラ投資銀行の話になったら言うことは同じだ」と述べ、財務対話で取り上げられれば組織運営の透明性などを確認する考えを示しました。
「日中財務対話」はこれまでに4回開かれていますが、両国の関係悪化の影響で平成24年に日本で開催されて以降は開かれていません。
開催時期はことし6月で検討されているということで、開催されれば、中国が6月末までに設立協定を締結するとしているアジアインフラ投資銀行を巡っても意見が交わされるものとみられます。
これについて麻生副総理は、「私どもとしてはアジアインフラ投資銀行の話になったら言うことは同じだ」と述べ、財務対話で取り上げられれば組織運営の透明性などを確認する考えを示しました。
「日中財務対話」はこれまでに4回開かれていますが、両国の関係悪化の影響で平成24年に日本で開催されて以降は開かれていません。