徹子の部屋 シャーロット・ケイト・フォックス 2015.04.10


卒業までの間、専門的な学習や遠泳など厳しい実技訓練に打ち込みます。
(黒柳)可愛いお嬢さんですね。
この方が今日出てくださるんですけどどなただとお思いになりますか?そうなんです。
朝の連続テレビ小説『マッサン』で大人気のシャーロット・ケイト・フォックスさんです。
朝ドラ史上初めてのアメリカの…外国の方のヒロインということです。
どうもはじめまして。
はじめまして。
日本語大変でしたね。
アメリカニューメキシコのサンタフェのご出身です。
どうも。
サンタフェっていうと宮沢りえちゃんの…写真集ですごく有名になったところですね。
とても奇麗なところ…。
山…いいところ。
いいところそうですか。
うんそう。
でも…お疲れさまでしたね。
はいありがとうございました。
本当にね。
スタッフのみんなはどんなでしたか?ああいつも私のことを守ってる…。
オールウェイズプロテクトミー。
(通訳)いつもいつも守ってくださいました。
とても親切で…。
素晴らしくよく働く方たちでした。
マッサンはどうでしたか?本当に忍耐強く…。
本当に素晴らしい役者さんだと思います。
そういう方と一緒にねできたのはよかったと思いますけど。
元々日本語がおできになる方ではないのでいきなりアメリカからいらした方でしたからどんなに大変だったかと想像します。
そう。
一番大変の…経験?本当に私がやった経験の中で一番大変なことでした。
まあ半年間…自分のセリフもそうですけど周りで話してる人の言葉が全部わからないっていうこともそうですもんね。
(英語)なんかシーンで起こっていることをちゃんと知らなくてはいけなかったので…。
ちょっとシャーロットさんの出てるところちょっと見ていただきます。
(エリー)「マッサン!」
(亀山政春)「フウ!」「私を日本に連れてって」「エリー…」「マッサンちょっと来て」「あかん。
おかゆじゃ」「おかゆ?」「ああ」「お酒飲む時間あるなら私と一緒にご飯」「私もっとマッサンとお話ししたい」「靴下!」「もう!」「私ママになれない」「誰かと結婚したらパパになれる…」「何を言うとるんじゃ」「エリーがそばにおったらわしは何もいらん」「アイラブユー」思い出す。
そう?うん。
「恋をするいうことは成長の証しなんじゃ」「わかってる」「自由で自分らしく生きてもらいたいといつも思ってる。
だけど恋愛するのはまだ早い」「それはわしらが決めることじゃなあ」「私はエマのお母さん!」「エマのことは私が一番よく知ってる!」「何でも知ってる!」アハハッ!すごい。
でもこうやって拝見してると本当に日本語がおできになる方のように思いますよね。
そうそう。
今わかるたぶん。
60から70パーセントはわかります。
まだ喋ることに関しては毎日が勉強の状態です。
大体日本語毎日どのぐらい…時間にしてどのぐらい勉強なさいました?
(英語)今は朝午前中に30分と夜に1時間というふうになっていますけれども。
あっそう。
じゃあ本番撮っていらっしゃる時はもうセリフを覚える…。
そう。
セリフだけ。
その台本あるんですけどそこに…。
この台本がですねこういうふうに…。
それはそうですよね。
これしか方法がないと思うんですけど。
左側のほうを見ていただくんですよね。
そうするとエリー「何が望みですか?」って日本語で書いてあると「Naniganozomidesuka?」って書いてあるんですけどその「Naniga」の下に「What」って「nozomi」は「hope」って書いて「desuka」に「−ing」ってing書いて「Whatareyouhopingtodo?」っていうのが意味だっていうことなんですけど。
それを「Naniganozomidesuka?」…。
これなんかはいいんですけどこの長い…。
その下に…3番目の下辺り。
「私はこの国にいてはいけないのですか?」「それはどうしてですか?」っていうのがあるんですけど。
これ長いですよね。
そう。
「Watashiwakonokuniniitewaikenainodesuka?」「Sorewadoshitedesuka?」って…。
その下にね「Watashiwa」っていうところに「I」って書いてあって「konokuniniite」っていうところで「thiscountryinstayisnotallowedthat’s
(what)yousay?」ってこれ…。
そう。
最初は大変大変…。
日本語絶対わからなかった。
そうよね。
だってこんなのあるんですよ。
ちょっとごめんなさい。
これもうこんなにいっぱい。
どんどんどんどん聞いていくところがあるんですけど。
下のところなんかもうすごい…。
「私が日本人ではないからですか?」「この鼻ですか?」「この髪ですか?この瞳ですか?」これ1つのセリフなんでしょ?全部。
大変ねこれなんか。
(英語)もうこのスクリプト…台本から日本語を学んだようなものですので素晴らしい経験でした。
途中で泣いちゃいたくなりませんでした?オーエブリデイ。
毎日。
毎日のように。
毎日泣いた?そう。
あっそう。
部屋でNHKでずっと泣いてる。
そうよね。
でも日本にいらっしゃったんですからねもうそれはしょうがない。
ホームシックっていうのはありました?インザビギニング。
最初もちろん。
(英語)しばらくしてからは…。
忙しい。
だからノータイム。
時間…ない。
泣いてる暇ない?そう。
(英語)8月頃でしたかしら。
すごく大変な時期がありました。
玉山さんと私ともうくたびれてしまって。
でもなんとか生き抜くことができました。
そうですね。
いける。
それはあれもあるんですよね。
小さい時に小学校退学になったと伺ってますけど…。
そう。
そうですってね。
私の『窓ぎわのトットちゃん』に書いたように私もそうなんですけど。
そういうところがおありになったので…。
なんかどこかのんきなところがあったのかもしれませんよね。
はいもちろん。
アイライクザット。
それが気に入っています。
おてんば好き。
おてんば好き?そう。
シャーロット・ケイト・フォックスさんがなぜ日本のこの朝のテレビ小説にいらっしゃったかっていうところをちょっと伺いたいんですけど。
アメリカのオーディション雑誌にこの役のオーディションの募集が出たんですって?でもそれは日本語が話せないっていうことがわかってそれでもいいっていうことだったんですか?初めのうちはそうではなくて…。
「ありがとう。
でもちょっと日本語が喋れる人を選びたいと思います」という感じだったんです。
(英語)だから最終的にはスクリーンテストに日本に来なさいと言われて来たんです。
その時は随分でもうれしかったでしょ?うれしいけど…。
全く何もわからない。
日本のことを知らない…。
話もわかんない?そう!イットワズベリー…変な…。
でも演劇は私が伺ったところによるとサンタフェ大学で勉強なさってそのあとノーザンイリノイ大学の大学院で演劇を勉強なさったということだそうですけども。
うんそう。
演劇はもうアメリカの舞台にも出ていらしたぐらいですか?そうそう。
ほとんどお芝居ですね舞台です。
あっこれ何をしてらっしゃった時でしょう?
(英語)『理想の夫』…。
ああ有名。
オスカー・ワイルドの。
ああそうですか。
(英語)これは論文のためのなんていうか卒業論文の…役でした。
…のためにおやりになった。
そうですか。
これも相当ですよね。
そう。
『VenusinFur』というお芝居でデヴィッド・アイヴスという人の…。
へえーすごい。
あら大変。
これも芝居ですか?はい。
ふーん。
でまあこういうのは色々おやりになったんですけどとにかく日本にいらっしゃってそれで結局あなたで決まりってなった時すぐ決心なさいましたか?やるって。
(英語)何か理由があるのだろうと思ったんですね。
(英語)人生が動いていく何か理由があってこうなってるんだろうというふうに思いましたのでそれに従っていこうと思いました。
お家の方には相談とかなさいました?
(英語)いたしました。
心配してたんですよね本当に。
「朝ドラ?何?それ」。
「朝ドラは何?それ」。
そうそうそう。
(英語)でも私が決めて新しいことに挑戦しようということに対しては応援してくれました。
あっそうですか。
それよかったですよね。
はい。
でもあなたのお家もちょっと変わってるのかもしれないけどお家にテレビがなかった?そう。
子供の頃テレビは見てない。
パパがパパが…。
パパ駄目?テレビ駄目?パパとママも…。
(英語)必要なかったんだと思います。
おー。
(英語)本当に若い頃は「テレビがなんでない?」って言って怒ったりしたんですよ。
なんで?なんで?なんでテレビないの?って。
みんながテレビ…なんで私だけ…。
今はそれに感謝しています。
(英語)っていうのは母といつも図書館に行って…。
ハハッ!これあなた?そう。
可愛い。
すごい健康そう。
アハハハッ!可愛い可愛い。
そうね。
図書館に行って読んで夢見てっていうそういう生活でした。
あっそうなんですか。
それじゃ…でもやっぱり踊ったり歌ったりは好きだったのかしら?はい。
あっそう。
でも小学校退学になってそのあと行く学校は…小学校はあったんですか?
(英語)
(英語)はいありました。
とても幸運なことにありました。
あっそうですか。
退学になった理由はどういう?ハハハハッ。
大丈夫?テレビで。
テレビで大丈夫?うん大丈夫ですよ大概。
スカートをはいてました。
下着を着けてなかったんです。
パンツ?パンツはいてないの?ちょっときつすぎてなんか…。
うんわかります。
たぶん3回ぐらい注意を受けたと思います。
(英語)何も…ちゃんとパンツはいて学校へは行くんです。
それから取ってちょっと内緒に戸棚にしまってしまう。
それで逆さまにジャングルジムにこうぶら下がったりしちゃって。
すごい。
ええ。
それで捕まってしまって。
そうです。
これは駄目です。
(英語)本当に…本当になんかこうおてんばだったので。
でもそういうふうに拝見したところそんなふうな子供には見えないですよね。
わかるんですけど…。
何が起こったのか。
(英語)たぶん日本が…日本に来たことでレディーになったんだと思います。
そう本当?全然そういう…。
もっと礼儀正しくなりました。
ジャングルジムにパンツはかないで逆立ちになってた女の子には絶対見えないです。
あっでも今ははいています。
大丈夫?今はちゃんと身に着けております。
通訳やってくださってるのは亀岡園子さんです。
よろしくお願いいたします。
大阪で…NHKで撮ってたので大阪でワンルームマンションを借りてあなたなんか弟さんも一緒に呼んだんですって?そう。
はい5週間。
初めのうちに5週間一緒に住んでくれました。
本当に弟なんですけれどもでもお兄さんみたいなものなんですね。
しっかりして色々…。
はい。
私の面倒を見てくれます。
そうですか。
本当にハンサムなんですよ。
そうなの?そうでしょうね。
あなたがそれだけ可愛いお顔だから弟さんもハンサムだっていうことはわかりますけれども。
ありがとう。
でも本当に日本のファンの方たちがみんなドラマを見てあなたのことを好きになったっていうことはうれしいことだったじゃないですか?本当に感謝しています。
(英語)日本で本当に大事にされているっていうのがよくわかるんです。
(英語)だから日本でアートを作り続けていきたい。
日本語をもっともっと頑張ります。
(英語)本当に私の心の中では特別な場所です日本というのは。
それはでもよかったですよね。
でもなんかあなた近々…。
これまたびっくりしちゃうんですけどブロードウェーの『CHICAGO』にお出になるんですって?そう。
アイノー!何があった!ねえ『CHICAGO』。
そう。
ちょっと…ちょっと違うの…。
これあなた?はい。
すごい。
フフフ…。
舞台稽古っていうかもうお稽古入ってるんですね。
(英語)最初のミーティングを3週間ぐらい前にいたしました。
本当に一番初めのリハーサルっていう感じなのでもう体中が痛くて。
あっ本当。
ダンスは昔からおやりになってたの?はい。
ダンス大丈夫。
だけど体…。
ディスイヤーちょっと動いてない。
そうそうそうそう。
もう本当に覚えてばっかりいたから考え考え考えていたので…。
朝のテレビ小説やってたからねそれはね。
ちょっと可哀想体が。
ちょっとVTRでリハーサルの風景やってらっしゃるのを見ます。
『CHICAGO』です。
「SometimesI’mright,sometimesI’mwrong」「Buthedoesn’tcare,he’llstringalong」「Helovesmeso」「Thatfunnyhoneyofmine」
(男性)「1234…」「
(ピアノ)」ハハハ…。
ソータイアード。
疲れた。
そう。
ほらね。
フフフ。
「Who’sFredCasely?」「Myex−boyfriend」「Why’dyoushoothim?」「Iwasleavin’」「Washeangry?」「Likeamadman」うわっすごい。
ハハハ…。
すごい。
体…体もっと強い。
それから全部足も全部出すんでしょ?そう。
ここも!オッ!でも日本でこれだけお仕事をして大変だったのにあのブロードウェーにお出になれるのは随分ラッキーでしたね。
(英語)全くそのとおりです。
もう本当に役者さんの夢ですから。
(英語)世界のこっち側からこっちに来てそれでその役をもらってまた戻るっていうのはなんだかとても変な気がしますけど…。
私がユニセフの親善大使をしてるっていうことはご存じでユニセフについてとても関心がおありだというので…。
(英語)もう本当に徹子さんと徹子さんのユニセフについては全部読みました。
本当に?国境なき医師団みたいなのに入りたいとも思ってらしたんですって?勉強して。
はい。
本当にお医者様になりたかったんですね本当に若い頃は。
(英語)なんか科学的なそういう脳みそを持っていないんですよ。
理科系というか。
(英語)医者でもないし政治家でもなくてなんか…橋も造れないし。
でも…。
(英語)何か助けが必要なところに築きをっていうそれは手伝えるかな何か手助けになるかなと思って。
アーティストの仕事だと思います…。
本当にいつもユニセフのことはやりたくて。
あっそう。
(英語)アフリカにいつか行きたいと思っているんです。
『CHICAGO』に…すごく有名におなりになったらもうやっぱり有名人のする仕事っていうのはあると思いますから大丈夫だと思います。
(英語)どうもありがとうございます。
本当にありがとうございます。
ただでさえもお忙しいのに『CHICAGO』のお稽古も入ってるんですけど。
ここで日本語の歌をレコードに…CDに入れるっていうことがあって…。
そうです。
うんお話があって…。
(英語)最初はシングルなんですけれどそれが4月の29日にリリースされます。
イエス。
ディスイズイット。
あっもうできてるんですか。
本当だ本当だ。
(英語)アメリカ人の方で…。
(英語)KishiBashiさんって仰る方で日系の方で素晴らしい…。
プロデューサーこの方…。
(英語)もう歌を全部アレンジしてくださって…。
じゃあ直接プロデューサーではあるけど音楽そのものもそういうふうに編曲…。
『上を向いて歩こう』っていうことになってまず最初にシャーロットさんが『上を向いて歩こう』を日本語で歌ってらっしゃるレコーディング風景ちょっと見せていただきます。
「上を向いて歩こう」「涙がこぼれないように」「思い出す春の日」「ひとりぽっちの夜」「幸せは雲の上に」これで途中からKishiBashiさんも入ることになってるの?はい。

(2人)「上を向いて歩こう」「涙がこぼれないように」「泣きながら歩く」
(2人)「ひとりぽっちの夜」
(KishiBashi)「ひとりぽっちの夜」うん。
じゃあこれは日本でCDが出るんですね。
これ作曲した人も作詞した人も最初に歌った人も全部お友達でしたから。
ワオ!だから喜ぶと思いますみんな。
もうちょっと…中には亡くなった方もいますけど。
この歌をみんながね歌い続けてくださるのはとても素晴らしいと思います。
(英語)もうこれを聴いた時に本当にこれを歌いたいと思いました。
そうですよね。
じゃあもうそろそろ終わりになりますのであなたは『マッサン』を見ていてくださった日本のファンの皆さんにひと言お礼を仰ったらどうかしらと思いますね。
皆さん本当に本当にありがとうございます。
これからもっと頑張ります。
えっと心から…。
(英語)ありがとう。
皆さんに本当に愛していただいたのを感じているのでいつかお返しできたらと思っております。
でもまず『CHICAGO』も頑張ってください。
本当ありがとうございました。
どうも。
ありがとうございました。
どうも。
フフッ。
いつも見てますよ。
2015/04/10(金) 12:00〜12:30
ABCテレビ1
徹子の部屋 シャーロット・ケイト・フォックス[字]

〜“マッサン”で人気の米女優が初登場!〜シャーロット・ケイト・フォックスさんが今日のゲストです。

詳細情報
◇ゲスト
NHK朝の連続テレビ小説で初めての外国人ヒロインに抜擢された、シャーロット・ケイト・フォックスさんが『徹子の部屋』に初登場!
◇番組内容
アメリカの大学や大学院で演劇を学んだ後、女優として生活するために様々なバイトをしながら小さな舞台に立っていたシャーロットさん。ある日、俳優の専門誌に掲載された朝ドラのヒロイン募集記事を目にし応募、そこからシンデレラストーリーがはじまった!だが、毎日7〜8時間部屋にこもって日本語を覚えたり、ハードワークに涙したことも…苦労の連続だったと明かす。今日はその独自の台本を披露するほか、幼少時代の思い出も。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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