2015年04月10日
ミネラルウォーター
こんにちは。菊池建設の sugar です。
日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日は「ミネラルウォーター」についてです。
最近は、というかもうここ十何年も前からと言ったほうが適切かもしれませんが、「ミネラルウォーター」の人気が高いようです。
少し前までは、「ただの水など水道水をひねればタダで飲めるじゃん!」という方が、ほとんどだったと思いますが、健康志向がブームとなってからは人気がじわじわと上昇しました。
そして今では街角にある自動販売機には必ずと言っていいほど、なにかしらのミネラルウォーターが入っています。

さて、このミネラルウォーターですが、様々な銘柄のモノが出回っていますよね。
あれって何故あんなにいろんな銘柄があるのだろう?ただの水なのに・・・と無知な私は思っていました。
ところが、ただの水だと思ったら、大間違い。
これだけいろいろな銘柄が出ているのにはちゃんとした理由があったのです。
もちろん、微妙に(本当に微妙にですが)、味にも違いがちゃんとあるそうです。
そして異なるのはそれだけではありません。
それは水の「硬度」です。軟水とか硬水と言われるアレです。
カルシウムやマグネシウムを多く含むものは硬度の高い「硬水」と呼ばれ、少ないものは「軟水」と呼ばれます。
一般的に、香りを重視する緑茶や紅茶、ウィスキーの水割り、コーヒー、炊飯、和風のダシを取るときなどの場合は「軟水」が向いていると言われ、肉料理の臭みを減らしたり、コーヒーの中でもエスプレッソコーヒーをまろやかにするのには「硬水」が向いていると言われます。
ちなみに、市販されている全銘柄の内、約4分の1が海外産で、残りは国産なのだそうですが、日本では昔から軟水が飲まれることが一般的だったので、ミネラルウォーターもやはり軟水系が多いようです。
軟水系で代表的な銘柄では「南アルプスの天然水」、「日田天領水」、「六甲のおいしい水」、「富士ミネラルウォーター」などがあります。
海外産のものでも「クリスタルガイザー(アメリカ)」、「ボルヴィック(フランス)」、「バルヴェール(ベルギー)」などは「軟水」系です。
一方、「硬水」のものは国産銘柄ではあまり無く、海外産の「エビアン(フランス)」や「ヴィッテル(フランス)」、「ペリエ(フランス)」、「コントレックス(フランス)」などが有名です。

< 超硬水 コントレックス >
中でも「コントレックス」は、硬度1551と最も高い硬度で、このくらいの硬度の水になると利尿作用を持つサルフェート(硫酸塩)を豊富に含んでいるため新陳代謝を促す効果があるとされ、ダイエットや便秘解消のために飲む方が多いんだそうです。
「コントレックス」に多く含まれるマグネシウムは体内に取り込まれても吸収されにくく、腸壁から水分を奪い、大腸で作られる便を柔らかくする働きがあるんですネ。
それで、便秘に効くというわけです。
(ただし、もちろん個人差があって、効く人はすぐ効果が出たけれど、まったく効かないという方もいる一方、効きすぎて下痢になっちゃう方もいるようですが…)
参考までに各銘柄の硬度を挙げておきますね。(数字は硬度を示しています)
・ 南アルプスの天然水 30
・ 日田天領水 32
・ クリスタルガイザー 38
・ ボルヴィック 60
・ 六甲のおいしい水 83
・ 富士ミネラルウォーター 87
・ バルヴェール 176.5
・ エビアン 291
・ ヴィッテル 315
・ ペリエ 400
・ コントレックス 1551
コントレックスがずば抜けて硬度が高いことがわかりますね。
面白そうだから、一度探して飲んでみようかな、コントレックス。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
.
日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日は「ミネラルウォーター」についてです。
最近は、というかもうここ十何年も前からと言ったほうが適切かもしれませんが、「ミネラルウォーター」の人気が高いようです。
少し前までは、「ただの水など水道水をひねればタダで飲めるじゃん!」という方が、ほとんどだったと思いますが、健康志向がブームとなってからは人気がじわじわと上昇しました。
そして今では街角にある自動販売機には必ずと言っていいほど、なにかしらのミネラルウォーターが入っています。
さて、このミネラルウォーターですが、様々な銘柄のモノが出回っていますよね。
あれって何故あんなにいろんな銘柄があるのだろう?ただの水なのに・・・と無知な私は思っていました。
ところが、ただの水だと思ったら、大間違い。
これだけいろいろな銘柄が出ているのにはちゃんとした理由があったのです。
もちろん、微妙に(本当に微妙にですが)、味にも違いがちゃんとあるそうです。
そして異なるのはそれだけではありません。
それは水の「硬度」です。軟水とか硬水と言われるアレです。
カルシウムやマグネシウムを多く含むものは硬度の高い「硬水」と呼ばれ、少ないものは「軟水」と呼ばれます。
一般的に、香りを重視する緑茶や紅茶、ウィスキーの水割り、コーヒー、炊飯、和風のダシを取るときなどの場合は「軟水」が向いていると言われ、肉料理の臭みを減らしたり、コーヒーの中でもエスプレッソコーヒーをまろやかにするのには「硬水」が向いていると言われます。
ちなみに、市販されている全銘柄の内、約4分の1が海外産で、残りは国産なのだそうですが、日本では昔から軟水が飲まれることが一般的だったので、ミネラルウォーターもやはり軟水系が多いようです。
軟水系で代表的な銘柄では「南アルプスの天然水」、「日田天領水」、「六甲のおいしい水」、「富士ミネラルウォーター」などがあります。
海外産のものでも「クリスタルガイザー(アメリカ)」、「ボルヴィック(フランス)」、「バルヴェール(ベルギー)」などは「軟水」系です。
一方、「硬水」のものは国産銘柄ではあまり無く、海外産の「エビアン(フランス)」や「ヴィッテル(フランス)」、「ペリエ(フランス)」、「コントレックス(フランス)」などが有名です。
< 超硬水 コントレックス >
中でも「コントレックス」は、硬度1551と最も高い硬度で、このくらいの硬度の水になると利尿作用を持つサルフェート(硫酸塩)を豊富に含んでいるため新陳代謝を促す効果があるとされ、ダイエットや便秘解消のために飲む方が多いんだそうです。
「コントレックス」に多く含まれるマグネシウムは体内に取り込まれても吸収されにくく、腸壁から水分を奪い、大腸で作られる便を柔らかくする働きがあるんですネ。
それで、便秘に効くというわけです。
(ただし、もちろん個人差があって、効く人はすぐ効果が出たけれど、まったく効かないという方もいる一方、効きすぎて下痢になっちゃう方もいるようですが…)
参考までに各銘柄の硬度を挙げておきますね。(数字は硬度を示しています)
・ 南アルプスの天然水 30
・ 日田天領水 32
・ クリスタルガイザー 38
・ ボルヴィック 60
・ 六甲のおいしい水 83
・ 富士ミネラルウォーター 87
・ バルヴェール 176.5
・ エビアン 291
・ ヴィッテル 315
・ ペリエ 400
・ コントレックス 1551
コントレックスがずば抜けて硬度が高いことがわかりますね。
面白そうだから、一度探して飲んでみようかな、コントレックス。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 14:34│Comments(0)
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