一雨ごとに暖かくなるとは言いますが、何も雪まで降らなくても。
こんな日に限って寝坊してお手製お弁当を詰めることができなかったし、傘を差して出掛けるのは辛いッス。
何度か店舗が変わっている立地で、立川から移転されて2014/4/20にオープンした御苑独歩@新宿御苑(新宿一丁目)。
雨が降っていなければ「噂では混んでいるって聞いていたけど、外待ちしないほどか」と思うところ、雨が降っているので店先の傘立ての傘が気になります。
戸を空けて入ってみれば満席、このまま食券を買って店内待ちするのか、買ったらいったん外に出るのか悩みつつ、「いらっしゃいませ、食券を買ってお待ち下さい」の挨拶に背中を押され、食券を買います。
メニューは魚介中華そば、鶏塩そば、つけそば、油そば、油そばは平日は14時以降と書かれています。
スタンダードと思われるラーメンを慎重に探して食券を買い、店内待ち合い席に座ります。
隣に座ったお客さんに見るとは無しに視線を向けると、ランチパスポートを利用されていたので、持ち前の明るく温かい声で話し掛け、ちょろっと話しをしたりして。
まんま居抜きの厨房に面したカウンター8席、店内奥の掘りごたつ式小上がりが8席、程なくして空いたカウンター席へ案内されます。
卓上には自家製辣油、白胡椒、酢、厨房に置かれていた麺箱には「草村」では無く「鈴めん」と書かれていて、調べてみると昭島の製麺所なんだ。
つまり、前店で使用していた麺を引き続き使っているということかな。
少し待って魚介中華そば800円。
永福町大勝軒インスパイアと間違えるのも無理はない麺相、しかしして食べてみればまるで違いますし、そもそも「永福町大勝軒インスパイア」って聞いたことがありません。
つけ麺と油そばは太麺ですが温麺は細麺、いずれも茹で前300gと多いのですが、殆どのお客さんが食べ切ってますね。
スープは煮干出汁がメイン、豚骨や牛骨のダシも感じられ、複雑で味わい深い。
その味を受け止めるにしては麺が細いですねぇ、持ち上げるとそこからするすると消えていってしまいそうです。
チャーシューは厚くて柔らかい角煮タイプ、全くスープとは合いませんが、味は抜群で柚子胡椒を付けて芋焼酎のツマミにしたいですな。
さらっと食べてしまって御馳走様でした、この辺りのラーメン屋を一通り回ったら、鶏出汁を食べてみたいな。
色々考えることが多くて全て考えることができない。
あれもこれもやりたいと思うから無理があるのだけど、だからと言って何も考えないのもなぁ。
毎月行くと言っておきながら先月は行かれなかったらーめん雅楽@あざみ野(横浜市青葉区)、遅い時間に伺うと閉店時間ギリギリになっちゃうから、早めに伺うことにしました。
こんな日もあるのかと驚くほど、カウンター先客ゼロ、って、テーブル席では小さいお子さん連れでご会食のご家族が一組。
カウンター席中心のスタイリッシュな店内であっても、食堂的な使い方をされるお客さんが足を運んできて下さって、自分のことのように嬉しいです。
雅楽に行くのは、その日の都合で決めることもあるし、事前に予定することもありますが、大抵は「誰か」を誘っていて、確率的に一勝三敗くらいで今夜はあざみ野で一人お疲れ様会。
ビール一本くらいで話しの時間が足りるわけはないのですが、だからと言って初めからワインハーフボトルってわけにはいかないし。
お店が空いている間は足を止めて、お店が混んできたら手隙のタイミングで、基本的にラーメンの話しですがそれ以外の話しも。
お蕎麦やさんやうどん屋さんを居酒屋使いしても何のお咎め無しなのに、ラーメン屋の居酒屋使いだけがなぜが「粘着」と称される歪んだ世の中、羨ましいってことでは無いだろうに。
さて、今月の限定メニューであるグリーンカレーみそらーめん950円、昼夜各十食限定です。
『今月の限定らーめんは、タイのグリーンカレーを雅楽のみそらーめんと合わせてみました。スパイスの効いたカレーの風味も然る事ながら、ココナッツミルクの風味がみそらーめんと絶妙にマッチしています。定番の『みそカレーらーめん』とはまた違うスパイシー&クリーミーなみそカレーらーめんになっております』
料理名こそスタンダードメニューの「カレーみそらーめん」に「グリーン」を付けただけに感じますが、なんてことない、カレーは別に仕込んであります。
さらにコクを出すためにココナッツミルクを合わせてあり、そのココナッツミルクがグリーンカレーと味噌スープを驚くほどシームレスに溶け合わせていて、こんなに美味しいカレーラーメンを食べたことがない。
「カレーにはココナッツミルクが合いますねぇ」、じゃなくて、カレーとココナッツミルクを磨き上げてぴったりと合わせてますよね。
で、パブリカまではいいとして、このこんもり盛り上がった肉は何だろうと、「骨を出すのに使って下さい」と一緒に出された小鉢に関係あるのか。
カレーと一緒に煮込んだ鶏モモ肉か、骨から肉がするっと取れるほどに煮込んであるけど、煮崩れはしていない絶妙な煮込み加減。
グリーカレーというかチキンカレーじゃないか、ていうか、限定メニューは値段を決めてあるんだから食材に凝れば凝るほど利益を圧迫するでしょ。
麺はみそらーめんと同じ三河屋製麺の中太麺、麺が無くても十分満足できるほど高い完成度のスープですが、ラーメンなのでね、麺も食べないと。
さらっと食べてしまって御馳走様でした、毎回毎回限定メニューには驚かされるけど、今回も驚かされました。
>お蕎麦やさんやうどん屋さんを居酒屋使いしても何のお咎め無しなのに、ラーメン屋の居酒屋使いだけがなぜが「粘着」と称される歪んだ世の中、羨ましいってことでは無いだろうに。
客単価の問題では無いでしょう。お蕎麦やさんやうどん屋さんを居酒屋使いした場合、安くても1万円を超えますが、ふらわさんはラーメン屋でそこまで使われますか?席を占有するのですからラーメン屋では咎められるのでしょう。
それと、温麺ですが、普通は、うーめんを想像します。この店の場合は中華そば系などと表現しないと間違われますよ。
>さらにコクを出すためにココナッツミルクを合せてあり
グリーンカレーがベースですよね?雅楽さんではコクを出すために合わせたんですか?
ブルーラインを利用しているので雅楽さんに行ってみたいと思います。
ところで大変失礼な聞き方ですみませんが、グリーンカレーという料理をご存知無いのでしょうか?
随所に違和感を感じる書き方が見受けられます。
例えると、焼きそばの事を「料理名こそスタンダードメニューの「そば」に「焼き」を付けただけに感じますが」
とか書かれたら違和感を感じますよね?とても「そんなこと思わねーよ!w」と心の中で突っ込みますよね?そんな感じです。
しかもその後に焼きそばの当たり前の材料を書かれても苦笑いですよね?
蛇足ですが、文中の「なんのことはない」が何を意図するのかも読み取れませんでした。
コメント長くなりすみません
アルコールやおつまみを置いている店なら、
居酒屋のように利用しても、それはお店側の商法の
範囲内でしょうから、問題ないと思いますね。
自分なら、狭いラーメン屋とかで混雑してたら、
気分的にゆっくりできませんが。
ただ、私がいつも疑問に思うのは、お仕事中の店主さんや店員さんを
相手におしゃべりすることですね。
キャバクラのような、そういうのを売りにしてるお店なら当然でしょうが、
ラーメン屋やそば屋・うどん屋はそうじゃないでしょう?
以前にも書かせて頂きましたが、一見手隙のように見えても、
そういう時にしかできない仕事ってたくさんあると思いますよ。
それを妨げてしまったら、店を閉めた後の仕事が増えると思います。
それに少人数でやりくりしてるお店では、決まった休憩が取れないことも
多いですから、一息くらいつかせてあげてくださいよ。
トイレだって、そういう時にしか行けないって人だっているでしょう。
ふらわさんはそう思っているんですか? そうだとしたらがっかりです。
「粘着」と称されるのは何故か?
粘着しているからです。それ以外ありません。