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中国の男に告ぐ、すべての日本人女性が「蒼井そら先生」だと思うな―香港メディア

Record China 4月9日(木)23時17分配信

2015年4月9日、鳳凰網は、「中国の男は、すべての日本人女性を蒼井そら先生(中国で人気があるAV女優)だと思ってはならない」と題する記事を掲載した。

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日本の警察によると、最近、3人の中国人観光客が“痴漢行為”で逮捕された。1人は商業施設のエスカレーターで携帯電話のカメラ機能を使って女性のスカートの中を撮影。別の1人は電車内で女性のスカートをめくり、もう1人は成人向けグッズ店で女性の尻を触った。いずれもその場で通報され、逮捕されている。

この3人の中国人の滑稽な行動は、考えるだけであきれるばかりだが、ある問題も生じている。それは、いったいどんな力が、異国の地にいる3人をこれほどまでに大胆な行動に走らせたのかということだ。そこにはある事実がある。多くの中国人は、「成人向け動画が撮影できる日本は、間違いなく性に対する開放度が高い国であり、のぞきやセクハラは日常的なことだ」という意識を持っていることだ。

中国であれ、日本であれ、その文明の高低にかかわらず、最低限の人権や男女平等がある。これらは基本的な常識である。“映像”と現実の世界をごちゃ混ぜにしてはならない。日本の「迷惑防止条例」では、痴漢行為はおおむね6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金が科される。強制わいせつ罪になると、6カ月以上10年以下の懲役が科せられることもある。

外国人だからといって罪が軽くなると思ったら大間違いだ。日本ではかつて、セクハラが頻発していたが、法律を整備し、厳しく取り締まるようになった。こうした状況で日本を訪れる観光客たちは、最低限のラインを深く覚えておかねばならない。それは、「すべての日本人女性が蒼井そら先生だと思うな」ということだ。全員が蒼井そら先生と同じ職業に就いているわけでもないし、たとえそういう人がいたとしても、映像と現実は区別しなければならない。日本に旅行に行く時は邪念を捨て、文明的な行動を。(翻訳・編集/北田)

最終更新:4月9日(木)23時17分

Record China