04月10日 06時44分
おととし4月、北九州市のパチンコ店に2人組が押し入り、店の売上金、およそ2000万円が入ったバッグを奪って逃げた事件で、警察は、別の事件で起訴されている39歳の男ら5人が犯行に関わった疑いが強まったとして、強盗傷害の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、住所・職業不詳の下曽山弘樹 容疑者(39)ら、23歳から64歳までの男5人です。
この事件は、おととし4月、北九州市若松区のパチンコ店に2人組の男が押し入り、男性従業員に刃物を突きつけて手に軽いけがをさせた上、現金およそ2000万円が入ったバッグを奪ったものです。
2人は、口が開いていたバッグからおよそ1000万円を路上に落としながら逃げました。
警察は、去年、鹿児島県のパチンコ店で起きた強盗傷害事件などで起訴された、下曽山容疑者らのグループの手口が今回とよく似ていたことから関連を捜査した結果、5人が関わった疑いが強まったということで、強盗傷害の疑いで逮捕しました。
警察は、5人が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
警察は、下曽山 容疑者らが、実行役や車での送迎役、それに、現場を下見する役などに分かれ、計画的に犯行に及んだ疑いがあるとみて、事件の詳しいいきさつを調べています。
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