はじめまして! アインツワッパです。
みなさん、「小学生にとって最も恥ずかしいイベント」って何だと思いますか?
…そう、ぎょう虫検査ですね!
肛門にピトピトくっつけるだけでも恥ずかしいのに、それを自ら先生に提出しなきゃいけない辱め。そんなぎょう虫検査が今年度をもって廃止になります。
セロハンテープを使った「ぎょう虫検査」は2015年度限りで廃止されることになりました。 http://t.co/l1QjY4kM6G
— ヒュウガヒカル (@TwisterTwisters) 2015年3月22日
なんでも、子どもの寄生虫感染が激減し、最近では検出率が1%以下で推移していたことから「省略可能」と判断されたそう。
Twitterでは「面倒だからなくなってよかった」と廃止を喜ぶ親の声がある一方で、「一抹の寂しさを禁じ得ない」などと惜しむ声が続出しています
“@TwisterTwisters: セロハンテープを使った「ぎょう虫検査」は2015年度限りで廃止されることになりました。 http://t.co/M7ENDonnfm”ええー!おばちゃんの、世代はお世話になりました!
— 海野やよい (@uminyo) 2015年3月22日
ぎょう虫検査のシールって、あんな簡単な操作なのにぎょう虫がいるかいないか分かるの凄いって常々思ってた
— ゲンシカイキ大中小 (@monochromoyashi) 2015年3月24日
ギョウ虫検査廃止なんだwwwwwww以外と好きだったのにあのカオスなキューピーちゃんwwwwwwwww
— こまめ (@mame_pikmin) 2015年3月24日
いわずもがな、ボクも「惜しむ派」の人間です。
だって、ぎょう虫検査は「親子愛」だから。
母が子どもの鼻水を口で吸い出すのも「愛」。
子どもの肛門にセロハンを貼るのも「愛」。
そう、ボクらはぎょう虫検査をとおして愛を育んでいたんですよ! それが廃止されてしまうだなんて……。ボクはこんな不安をおぼえました。
みんなの心に刻んでおかなければ
愛(ぎょう虫検査)は
世界から忘れ去られてしまう
なんとかしなきゃ…ということでボクはある行動に出ました。
※ 丸輪太郎…ぎょう虫検査の公式キャラクター(と言われている)
ここは渋谷駅モヤイ像前。自ら丸輪太郎になることで、ぎょう虫検査の存在を日本人の心に刻む啓蒙活動を行います。
通行人はみんな興味津々。
外国人の心にも響いた模様。「Wow…Crazy…」と言われました。
「…忌野清志郎かい?」とおばあちゃん。
「違います! ぎょう虫です!」と答えると、無言で歩き去っていった。
順調に啓蒙できてますね! お次は、ぎょう虫検査のセロハンテープを配布していきたいと思います。
表面の名前記入欄。
裏面の説明書き。私、丸輪太郎はここに存在する。
「ぎょう虫のやつ配布してま~す! ぎょう虫のやついかがっスかぁ~~~?」
「はい、ボクのこと忘れないでくださいよ!」
「はい、あなたには特別に7枚差し上げます」
「わたしこういう者です」
名刺代わりにセロハンテープを渡す。こうして啓蒙活動は順調に行われていった。
セロハンテープの配布を終えて満足げなボク。これでぎょう虫検査は人々の心に残り続けることでしょう――
お世話になりました。
そして
さようなら、ぎょう虫検査…