(cache) 辺野古に文化財「碇石」か 調査実施で移設遅れも - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 辺野古に文化財「碇石」か 調査実施で移設遅れも


     2004年に沖縄県内で見つかった碇石(沖縄県立埋蔵文化財センター提供)

     米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立て予定地の海岸で、中世に琉球王国や中国が船舶の木製いかりの重りに用いた「碇石」に似た石が見つかったことが10日、名護市教育委員会への取材で分かった。

     文化財と認定されれば、市教委は発見場所一帯での詳細な調査の許可を米側に求める方針。その場合、移設作業の遅れも予想される。

     市教委が2~3月に計10日間実施した文化財調査で発見した。石は長さ約60センチ、幅約20センチ。中央に溝があり、木製のいかりを沈めるための重りとして中世の琉球王国や中国などで使われた碇石に似た形状だった。

      【共同通信】