■清田区

自・民は「2」目標 公・共・維も挑む

◆市議(定数5、候補7)

桑原  透 57 民現《3》大[社]

竹内 孝代 44 公新

宮村 素子 72 自現《5》

恩村 一郎 62 民現《4》大

佐藤 正幸 28 維新 気

吉岡 弘子 63 共新

北村光一郎 61 自現《1》

 自民は前回トップ当選の宮村と、2期目を目指す北村が出馬。民主も恩村が5選、桑原が4選を目指し、現有議席を守る構え。公明は4期務めた三浦英三の後継として竹内を擁立した。共産新人の吉岡は3度目の挑戦。維新新人の佐藤は若さをアピールし、街頭演説などに力を入れている。

◆道議(定数2)

岩本 剛人 50 自現《5》

梶谷 大志 43 民現《3》大

 現職2人以外に立候補の届け出がなく、無投票当選した。

■南区

自・民、後継が票固め 一角崩しを狙う維新

◆道議(定数2、候補3)

大竹 智和 37 維新

丸岩 浩二 45 自新

畠山みのり 49 民新 [社]

 5期務めた自民、民主のベテランがそろって引退し、後継の2人と維新の新人が争う。1999年以降、自民と民主が議席を分け合ってきており、維新の候補がどこまで得票を伸ばすか注目される。

 自民は現職丸岩公充の次男浩二を擁立。観光業など地域の活性化策や教育環境の整備を訴え、長年の支持層に加え、子育て世代への浸透も目指す。

 民主は引退する林大記と同じ労組出身の畠山が医療や福祉政策の充実を軸に訴え、組織固めを進める。市議選とも連動し、女性票獲得にも力を入れる。

 維新は過去2回の衆院選に出馬した大竹が道議選初挑戦。自民・民主の一角を崩そうと、母校札南高の同窓生を中心に支持を呼びかける。

定数6に10候補 現・新が入り乱れ

◆市議(定数6、候補10)

宗形 雅俊 60 自現《2》

岩崎 道郎 42 民新 [社]

木村 彰男 60 無現《1》

脇元 繁之 47 無新 大

三宅 由美 66 民現《3》[社]

岩野 美穂 49 ネ新

小須田悟士 65 自現《2》

紙谷 恭平 32 共新

堀川 素人 67 無現《5》維

渡部 泰行 47 公新

 自民は宗形、小須田がいずれも3選を目指す。民主は現職の三宅と、8期で引退する猪熊輝夫の後継として岩崎が出馬。公明は前回選挙で5選を果たした高橋功が死去したため新人の渡部を擁立し、議席復活を期す。繰り上げ当選した無所属の木村は再選を、維新の推薦を得た無所属の堀川は6選を目指す。無所属で大地推薦の脇元、共産の紙谷、市民ネットの岩野はいずれも前回に続いての挑戦だ。