スマートフォン対応についてお知らせ

グローバルナビゲーション

TOP 秋田のニュース 全国ニュース スポーツ 動画 住まい・不動産 くるま おでかけ お買い物 グルメ リンク
TOP > 特集・連載 > 2015県議選 > 連載企画:終盤情勢

2015県議選

連載企画:終盤情勢
[PR]
[PR]【減農薬、有機肥料使用】新米ギフトセット(3本セット)
[中]

秋田市、由利本荘市

秋田市(定数12―16) 混戦、票の奪い合いも

 一部の新人、現職が優勢に戦いを進めている。一方、多くの候補が当落線上におり混戦状態となっている。2011年の前回選挙に比べて定数1減、候補者3人減となり、投票率が大幅に下がらなければ、前回6千票余りだった当選ラインは上がるとみる陣営は多い。

 鈴木健太(39)=自民新、沼谷純(42)=民主現、田口聡(60)=公明現=が先行。鈴木は自民支持層と無党派層に支持を広げている。沼谷と田口はそれぞれ所属政党の支持層を固めつつある。

 元秋田市議の鳥井修(47)=無所属新=は連合秋田の推薦を受け手堅く選挙戦を進める。同じく元市議の加賀屋千鶴子(53)=共産新=は共産支持層に加えて女性票の取り込みを図る。

 工藤嘉範(57)=自民現=は地元の東部地区を中心に農家票などを取り込む。三浦茂人(56)=無所属現=は地元外旭川に加え、前回2位当選の中泉松司(現参院議員)の地盤である下新城などで支持拡大を図る。雄和地区が地盤の竹下博英(61)=自民現=は仁井田に事務所を構え、前回トップ当選した冨樫博之(現衆院議員)の支持層を取り込みたい考え。

 元秋田市議の今川雄策(42)=自民新=は、地元の泉以外でも浸透を図っている。

 現職と新人らは多くの地域でしのぎを削る。自民は前回より2人多く、候補者同士の票の奪い合いも激しさを増している。

 現職では、8選を目指す北林康司(73)=自民現=が地元八橋や企業などの支持固めに努める。石川ひとみ(64)=社民現、丸の内くるみ(70)=無所属現=は、いずれも労組や市民運動の支持が基盤。中央部を重点的に回り、追い込みをかける。

 最上英嗣(48)=自民現=は地元土崎の商工業者を中心に票の取り込みを目指す。まるさん(60)=本名・菅原博文、自民現=は地元新屋などを中心に得票を狙う。

 黒崎一紀(56)=無所属新=は地元の雄和地区以外でも票の掘り起こしを図る。3月中旬に出馬表明した石川錬治郎(75)=無所属元=は、街頭演説を重ねて巻き返しを狙う。

由利本荘市(定数3―4) 現職4人激しく競る

 現職4人が生き残りを懸けて激しく争っており、予断を許さない状況だ。無党派層の動向が当落の鍵を握るとみられる。

 7期目を狙う佐藤健一郎(63)=自民=は地盤の矢島、鳥海をまとめるが、本荘への浸透はいまひとつ。前回はトップ当選したものの、前々回から約2千票減らした。陣営は市議らがフル回転し票の掘り起こしを急ぐ。

 連合秋田が推薦する三浦英一(59)=無所属=は民主、共産支持層のほか、初めて応援を受けた村岡敏英(衆院議員)が所属する維新の支持層にも浸透。有権者の多い本荘でやや優位に立ち、出身地矢島でも支持拡大を目指す。

 加藤鉱一(66)=自民=は町長を務めた岩城をほぼ固めて他地域へ攻勢。約1年前から市議らと共にあいさつ回りに力を入れており、大内や本荘、西目にも食い込む。維新支持層にも浸透、保守を固めて票の上積みを図る。

 唯一の女性、小田美恵子(68)=自民=は本荘で三浦と競り合う。大内、西目などへの浸透も図る。4人の中でただ一人、村岡の支援を受けていないが、維新支持層の一部を取り込む。自民票は分散しており、支持固めに懸命だ。

(敬称略)

(2015/04/10 付)

ソーシャル用ボタン

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年の県内選挙日程

選挙名 任期満了 告示日 投開票日
井川町長選 2月28日 2月10日 2月15日
秋田県議選 4月29日 4月3日 4月12日
大館市長選 4月30日 4月19日 4月26日
大館市議選 4月30日 4月19日 4月26日
秋田市議選 5月1日 4月19日 4月26日
東成瀬村議選 4月29日 4月21日 4月26日
上小阿仁村長選 4月30日 4月21日 4月26日
上小阿仁村議選 4月30日 4月21日 4月26日
藤里町長選 8月8日 7月28日 8月2日

(4月2日更新)

リンク