今日はオヤジの定期検診日、もういつ何があっても不思議じゃないので、「できるだけ息子さんも一緒に来て下さい」とお医者さんに言われちゃあ、行かないわけにはいかない。
以前、そのまま入院、なんてことがあったので会社を休みましたが、今日は何も無くて帰宅、とにもかくにも良かった。
今日で開店八周年を迎える麺屋翔@西新宿七丁目(ホームページ)、心の底からおめでとうございます。
開店当初から通っている私としては、八年だなんてとてもとても信じられませんけど、心の底から嬉しいです。
店内に入ると「ふらわさん(実際は本名)、いらっしゃいませ」と挨拶されますが、私だけではなく何人ものお客さんに名前で挨拶されていて、お店がどれだけお客さんに愛されているか、お店がどれだけお客さんを愛しているか、が分かります。
限定メニューのボタンをポチッとして食券を買い、満員のカウンター席を横で見ながら店内待ち席へ、ラーメン屋の待ち合い席とは思えないしっかりした椅子を用意されています。
今日の限定メニューに使われている食材は、媛っこ地鶏の仕入先から特別に都合してもらった地鶏ガラ、鶏肉。
若鶏ではなく親鶏と聞きましたが、正確には覚えていません。
美味しいかどうかも大切ですが、わざわざ仕入先まで出向いて話をまとめてきたのが大切、そこまでは中々やらないって。
程なくしてカウンター席へ、店員さんとお喋りしながらラーメンの出来上がりを待っていると、すぐに八周年記念メニューの極媛っこ地鶏950円。
素ラーメンに鶏肉チャーシュー、薬味ネギのみとシンプルにまとめずに、糸唐辛子、三つ葉、紫玉葱、菜の花をトッピングして彩りを華やかにするところが、何とも翔らしい。
塩ダレベースに鶏ガラ出汁スープ、今まで食べた塩ラーメンの中で個人的最高に近い味わい、とても美味しい、こんなに美味しいラーメンをありがとう。
菅野製麺の極細麺、いつも通りだとは思いますが、いつもより美味しく感じました。
御馳走様でした、とても美味しかったです。
ラーメンを待っている時も、食べている時も、次々と持ち込まれるお馴染みさんからの差し入れ。
色々な開店記念に接しましたが、ここまでの差入れを見たことがありません。
何年かしたら翔が何店舗にも支店展開して、翔で修業しましたな店もできることでしょう。
そんな夢物語を夢でさえ見たことがなかったのに、今日のお店を見ていると夢とは思えない。
それまで元気にラーメンを食べ続けることができるかな、しなくちゃ。
少し前に彼女とラーメン屋で飲んだ時、「ふらわさん、のどぐろラーメン、食べたことある?」と聞かれたけど、食べたことがありませんでした。
んじゃ、食べてくるわとお店を調べたら金土日の午前中だけ営業、のどぐろラーメンは期間限定でした。
お店への行き方は何通りかありますが、桜木町駅から歩くこと10分弱、野毛の飲食店街の真ん中辺りで、バーの間借り営業です。
灰汁中華丿貫(へちかん)@桜木町(横浜市中区野毛町)、和奉茅波@馬車道の休業時間間借り営業の「茅波別亭へちかん」でスタートし、野毛のスナックでの間借り営業、そしてこちらへ移転されています。
屋号の「丿貫(へちかん)」とは伝説の茶人の名前、色々な思いがあって屋号に使ったとのこと。
一時は外待ちするほど混み合ったらしいのですが、今日は先客二人ほど。
メニューは煮干しと海老の二種類だけ、口頭オーダーして椅子に座って前に詰めようとしたら、テーブル下の物置が謎の板で補強されて出っ張っていて前に動きません。
かといって足を広げるのも落ち着かないので、テーブルとの間隔が広いまま、ちょっと落ち着きませんね。
少し待って煮干蕎麦700円、なるほど伊藤@王子インスパイアとはこのことでしたか。
ベースは鶏ガラメインの鶏白湯のようで、屋号に謳われているような煮干し出汁を強烈にブレンド、スープからは苦味、えぐ味もかなり感じられ、個人的には好きなタイプの味わいです。
香川県高松市の佐藤製麺から取り寄せている低加水の極細麺は、スープに殆ど絡みません。
低温調理の大きなレアチャーシュー、かなり噛み応えがありますが、セアブラノ神@四条大宮のように隠し包丁を入れてくれたら食べやすくなるかも知れません。
一般大衆向けのラーメンと正反対の立ち位置のラーメンマニア向けのラーメン。
さらっと食べてしまって御馳走様でした。
今更ながらラーメンの繁盛店2011年版の掲載店巡り、一体何年掛かってるんだ的な遅さです(すみません)。
最近では未食店が閉店してしまっていて、こんな状態で掲載店を巡ることに意味があるのかな。
先の店から歩くこと25分でたかさご家高砂町本店@吉野町(横浜市南区高砂町)、系譜としては吉村家→本牧家→六角家→たかさご家となります。
西村氏と元・六角家の海添氏により、現住所に「たかさご家」が1992年にオープンしました。
その後、元町店(閉店)、日ノ出町店と店舗展開をされましたが、諸事情により高砂町店が経営下から離れて独立し、日ノ出町店が本店となりました。
つまりこの店舗はたかさご家の発祥店ですが、現在は本店ではなく家系ラーメン屋さんでもありません。
店内に入るとうっすらと暗く、家系ラーメン屋さん独特の豚骨臭は漂わず、床は滑らず。
右手の券売機を見ると左上は売り切れボタン、メニューはラーメン、チャーシューメン、キャベツラーメン、ネギラーメン。
トッピングはほうれん草、玉子、メンマ、キャベツが100円、海苔130円、チャーシュー200円。
店員さんにプラ券を見せながら空いていたカウンター席に座ります、席数は13席になります。
店内には家系カスタマイズ表は掲げておらず、卓上にはおろしニンニク、おろし唐辛子、白胡椒、白胡麻、酢と揃っています。
程なくしてラーメン600円、なるほど納得の麺相です。
シャバイと言うんでしょうか、醤油ダレがハッキリと感じられるかなり薄めの豚骨スープです。
長多屋製麺の中太麺、やや柔らかめ仕上げでスープとの相性は悪くありません。
トッピングは大きなバラ巻きチャーシュー、茹でほうれん草、板海苔3枚、薬味ネギ、全体に白胡麻が振られています。
こうなってしまった経緯は表面的にしか分からないけど、新中野系武蔵家や町田家を輩出したかつての輝きをいつか取り戻して欲しいなぁ。
さらっと食べてしまって御馳走様でした。
電車代節約のために西横浜駅まで歩こうかと思ったら雨が降ってきて断念。
それでも大岡川を渡るところまでは頑張ったのですが、諦めて黄金町駅から帰宅。