秘密✩クラブ
気が付けば2015年・・・
早いものでございます。
月日というのは本当に早いものでございますね。
色々なモノを見てまいりました。
人生に必要なモノも。
そうでないモノも。
奈良崎で御座います。
新年あけましておめでとうございます。
何かお屋敷に・・・
いや!人の役に立つアイディアはないものか・・・
そう考える会議があるのです。
メンバーは覆面。
会議場は毎回別の場所。
開催は不定期。
人数も毎回変わる。
まるで秘密クラブ。
私とて毎回参加をしているわけではありません。
そんな秘密会合での話。
この話を私が漏らしたことによる
ペナルティが私に課せられる可能性は濃厚
それも人生
これを読まれる方がお気になさる必要はありません
今回の参加者は5名
「キンレンカ・・・キンレンカ・・・」
ペンギンの仮面の男が呟く
皆押し黙る
「キンレンカって禁恋歌って書くと・・・」
暫しの沈黙
『そういう歌はありそうですが・・・』
思わず口に出してしまった
「お屋敷にも向いてない・・・ですね」
ゴリラの仮面の男が言い放つ
見直し黙る
暫しの沈黙
「カクテルと紅茶をミックスしてみたら・・・」
赤いダルマの仮面の男が切り出す
暫しの沈黙
既に存在している
既知の事実である
赤ダルマは気まずそうに押し黙る
暫しの沈黙
『お腹すきましたね』
時間は深夜2時をまわっている
「スーシーをたーべーるー」
パンダの仮面の男が言う
何でもないユーモアに緊迫した空気が緩む
パンダの男が続ける
「ユーランダーパウダールビー・・・」
よく聞く名前だ
「ユーランダーパウダールービー・・・」
パンダの男が続ける
「ルービーって!」
恐竜の仮面の男がツッこむ
「真っ赤なルービー・・・」
パンダの男が呟く
「この議題は意義がありそうだ」
「議会は解散!」
ペンギンの男が言い放つ
それぞれの出口に帰っていく
今日は穏やかなまま議会が終了した
ほっと一息胸をなで下ろす
夜明け前に部屋に戻ると小さなカードが一枚
『ユーランダーパウダールービーの件は任せる』
秘密クラブに個人情報は握られているようだ
逃げ場なんて無いのかもしれない
世界は・・・
お屋敷は・・・まわりつづける
これまでも
これからも
こんな具合でお屋敷のプロジェクトは進む
きっと他にも私の知らない秘密の組織が無数にある
知る必要はない
知る意味もない
時任執事の部屋を訪ねないといけなくなりました。
仕事が増えるのは幸せなことでございますね。
奈良崎で御座いました。