サムスン・現代自グループの採用試験に10万人

 韓国の大卒採用市場の「双璧」であるサムスングループと現代自動車グループが、この週末に筆記試験を実施する。

 現代自動車と傘下の起亜自動車など現代自動車グループの系列会社7社は11日に性格・適性検査(HMAT)を、サムスン電子などサムスングループの系列会社17社は12日にサムスン職務適性検査(SSAT)を全国各地で実施する。受験者はSSATが約9万人、書類選考の合格者を対象に実施するHMATが約1万人だ。サムスングループは下半期から、一種の書類選考となる「職務適合性評価」をパスした人に限りSSATを受けられるようにするため、上半期は大学の成績と英会話試験の点数が基準を満たしていれば誰でも受験できる最後のチャンスだ。

 SSATの問題は言語、数理、推理、時事常識、新たに追加された視覚的思考(パズルなど)の項目に分かれている。HMATは性格テストと言語理解、論理判断、資料読解、情報推論、空間知覚の5項目の適性検査で構成されている。現代自動車グループは今回、歴史エッセーも出題する。就職業界では、この「歴史」が両グループの採用試験の一つのカギになるとみている。

 人文学を重視する最近のムードを受け、昨年下半期のSSATでは時事常識分野で歴史問題が約3割を占めた。就職関連の教育を手掛けるエデューホリックのイ・シハン代表は「時事常識を問う問題を解くには、最近の新聞のニュースをノートにまとめてみることが役に立つ。歴史については幅広い知識が必要になるため、自分の弱い部分を集中的に補強すべきだ」とアドバイスしている。また、歴史エッセーの対策としては、予想問題を作ってみるのが役立つという。

 慶熙大・就職スクールのヤン・グァンモ兼任教授は「今年はドラマ『懲ヒ録』や壬辰倭乱(文禄・慶長の役)などに関する問題が出る可能性がある。質問の意図を正確に把握し、時間配分を考えてインパクトのある歴史エッセーを書くことが求められる」と話している。

李恵云(イ・ヘウン)記者
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