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サイ・ゴダード(3月18日)
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【スポーツ】清宮Jr. V打デビュー2015年4月10日 紙面から
◇高校野球 東京大会 早実10−8駒大高ヤマハ発動機ラグビー部の清宮克幸監督(47)の長男で早実1年の幸太郎一塁手が、高校野球デビュー戦で決勝打を放った。市営立川球場で行われた春季東京大会3回戦の駒大高戦に3番でスタメン出場、6回に勝ち越し左前打。早実は10−8で乱戦を制し、夏の大会のシード権を獲得した。同じくルーキーの服部雅生投手(1年)も救援デビュー、終盤の2イニングを無失点に抑えた。 3度目のチャンスはしっかりモノにした。同点に追いつき6回なお1死満塁で、清宮が三遊間を抜くタイムリー。一挙7点のビックイニングにつなげた。初回1死三塁、3回1死満塁はともに凡打だったが、「変化球で打ち取られていたので狙っていました」とスライダーを逆方向に強烈に打ち返した。 スタンドで観戦した父は、早大ラグビー部でも活躍、トップリーグの指導者としても力を発揮している名ラガーマン。早稲田実業初等部のとき、甲子園で見た早実の斎藤佑(現日本ハム)に憧れ野球を始めた。低学年のころは、ラグビーもしていたが、「野球の方が人口が多いし、勝負ができる」と4年のときに野球にしぼった。北砂リトル時代は恵まれた体格から100本以上の本塁打を量産、2012年にはエースで4番として世界一に輝いた。 早実の入学式もすんで晴れてベンチ入り。実戦デビューが、いきなり3番での起用。和泉実監督(53)は「たくさん打たせてあげようと思った」と話して「ああいうチャンスで回ってくる子なんでしょう。マークが厳しい中、よく打ってくれた」と堂々のデビューをほめた。 1年春に4番を打ち、ことしは主将でプロ注目捕手の加藤は2安打3打点、4番の貫禄を見せながらも「自分は1年のとき、おどおどしていたけど、堂々としていたのですばらしい」と感服。この間まで中学生だったとは思えない184センチ、97キロの清宮ジュニアの高校野球が始まった。 (小原栄二) PR情報
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