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【ゴルフ】

松山、本番へ視界良好 公式練習最終日も好ショット連発

2015年4月10日 紙面から

練習ラウンドの16番で水切りショットに挑戦する松山=オーガスタ・ナショナルGCで(共同)

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 【オーガスタ(米ジョージア州)大西洋和】男子メジャーの今季第1戦、マスターズ(9〜12日)に日本から唯一出場する松山英樹(23)=レクサス=が8日、本番前のすべての準備を終えた。公式練習最終日は、予選2日間を一緒に回るウェブ・シンプソンら米国勢3人とラウンドし、2012年全米オープン王者のシンプソンに好調なショットを見せつけた。

 予行演習は完璧だ。開幕前日、松山らは朝もやのかかる午前8時に、インスタートの第1組でスタート。ドライバーショットは何度もシンプソンをオーバードライブした。

 予選を同組で回る選手と前日一緒に練習ラウンドするのは珍しいケースだが、以前から約束していたのだという。開幕前日とあって9ホールで切り上げたが、好調さをアピールするデモンストレーションとしては十分だ。

 16番170ヤードのパー3では、水切りショット挑戦。ティーグラウンドの前から横たわる大きな池に向けて低く打球を放ってグリーンを狙う、パトロン(ギャラリー)向けのアトラクションで、水曜日にほぼすべての選手が挑む。

 昨年の松山はピン手前4メートルにナイスオンさせたが、今回は5回水を切って池を越えたものの、惜しくもグリーン手前3ヤードのところで止まった。思わず苦笑いを浮かべたが、大きな拍手が沸き起こった。

 4度目のマスターズとあって、「いつもの試合の入り方。自然体です」と気負いはない。午後からは、体をゆっくり休めた。ここまでのすべての準備は計画通り。今度は本番で、メジャー王者に実力を見せつける。

 

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