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【プロ野球】新垣2年ぶり勝利 今季初先発5イニング2失点2015年4月10日 紙面から
◇ヤクルト3−2中日中日が逆転で連敗を喫し、2位に転落した。5回、2点を先行した直後に先発の武藤が崩れ、細かいミスも絡んで三輪の適時打、畠山の2点打でひっくり返された。ヤクルトの先発の新垣が5イニング2失点で2季ぶりの白星を挙げた。バーネットが3セーブ目。 ◇ 神宮のカクテル光線に照らされた目は潤んでいた。昨季途中、交換トレードでソフトバンクからヤクルトに加入した新垣が、5イニング2失点で移籍後初勝利。2013年8月20日オリックス戦(ヤフオクドーム)以来2年(597日)ぶりの白星は、新しい背番号66のユニホームで手にした。 「勝ちがつくと思わなかった。負けがついてたのに。ハタケが打ってみんなが守ってくれて、勝ちがついたのはチームのおかげ」と、チームメートたちに感謝。クラブハウスに引き揚げると「なんでオカンがいるの!?」と母・八重子さん(59)の姿にびっくり。息子には内緒で、那覇市から九州共立大時代以来の神宮観戦に訪れていたが、いい親孝行ができたようだ。 昨年は移籍後45番をつけて3試合で計7四死球、6暴投と制球に苦しみ、結果を出せなかった。シーズン終了後自ら球団に申し入れ、真田(現BCリーグ・福島)の退団で空いた背番号66をもらい受けた。新垣がプロ入りした2003年に20勝3敗と圧倒的強さで最多勝を獲得したソフトバンク時代の先輩・斉藤和巳さん(37)=現野球評論家=が背負っていた番号。「見てきた中で一番の投手」とあこがれた。 去年とは見違えるようにストライクが先行。4回無死満塁のピンチは、昔の代名詞だったスライダーで高橋周を空振り三振に斬り、続く武山を併殺で無失点に切り抜けた。5回はバテが来たのか「力が入らなかった」と球が甘く浮いたところで連打を食らい2点の先制点を献上。その裏代打が送られ降板すると、畠山の逆転打で白星を付けてもらった。チーム事情で登録抹消されるが「いつ呼ばれてもいいように準備しておきたい」。かつて甲子園を沸かせた松坂世代の雄が、34歳からまたひと花咲かせようとしている。 (竹村和佳子) PR情報
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