# FX意識改革108 「資本主義に学ぶ勝者の理論 その2」
2015.04.10 Friday
前回のメルマガでは資本主義の本質について書きました。
資本主義の世界でお金持ちになりたいのなら、
それは労働者サイドではなく、資本家サイドに回ることです。
資本家になるのは、別に誰の許可も資格もいりません。
もっと言えば、たいした資金もスキルもなくても、
覚悟さえあれば今日からでも資本家になることができます。
そして、資本家になれば、お金のあるところにお金が集まってくるという
資本主義の原理原則を実感できるはずです。
それは世界一のお金持ちであるウォーレン・バフェットがいうところの
スノーボール(雪玉ころがし)現象です。
●資本家の雪玉ころがし
バフェットは6歳のころからビジネスを始めています。
チューイングガムを祖父の食料品店から1個3セントで仕入れて、
それを近所に1個5セントで売って2セントの利益を得ていました。
これがバフェットの最初の雪玉ころがしですが、立派なビジネスです。
ビジネスモデルがあれば、小学生だって資本家になれるのです。
そして資本家として儲けるのは、さほど難しいことではありません。
バフェットのビジネスモデルで儲けるのであれば、
たくさんチューイングガムを売ればいいのです。
そのためには労働者を雇い、できる限り長時間働かせる必要があるでしょう。
働かせれば働かせるほど、チューイングガムの売り上げは伸びていきます。
そして労働者には、儲けた分より少ない賃金を渡せばいいのです。
労働者が無理して働いた分による利益を「余剰価値」といいますが、
資本家はその余剰価値を得ることで肥えていきます。
こう言うと酷い話に聞こえますが、実際どこの会社もそうやって、
人件費を切り詰めて利益を得ているわけです。
人件費をまともに払ったら、資本家は儲かりません。
これが資本主義の本質です。
そして、元々資本家自身には大したスキルはありませんが、
事業を続けていくことで、飛躍的にお金が集まってくるタイミングがあります。
それは「人材」と「時流」に恵まれたときです。
人材の面では、事業を続けていけば、それに適した才能を持つ労働者が現れます。
チューイングガムを売るのが得意な労働者や、
あるいは新しいガムの開発が得意な労働者がやって来ます。
そのような労働者が現れたらガシッと捕まえて離さないことです。
もしかしたら画期的な商品を開発してくれるかもしれません。
そうなったら儲けもので、資本家が営む事業は一気に拡大します。
ちなみにその労働者には発明の対価を払う必要はありません。
あくまで労働契約なのですから、正規の賃金とボーナスだけ支払えばいいのです。
発明によって儲けたお金は資本に投入して、さらに事業を拡大していくべきです。
時流の面では、事業を続けていけば、追い風が吹くときが来ます。
マスコミに取り上げられるなどして自社の商品がブームになるときがあるでしょう。
追い風が吹いて利益が上がったら、その成果をもとに銀行から資金を調達し、
さらに事業を拡大していけばいいのです。
こうして資本家は労働者を長時間働かして搾取をしたり
たまにくる時流を利用して、お金を稼いでいくのですが、
当の資本家は何をしたかといえば、
最初に小さな事業の枠組みを作っただけにすぎません。
事業を考え、労働力を調達する。
あとは労働者を働かして事業をできる限り長く継続させ、
小さな雪玉を少しずつ転がして大きくしていけばいいのです。
ただ、注意したいのは、
いきなりビッグビジネスを描いても実現はできないということです。
バフェットがやったように最初は小さなビジネスにすべきでしょう。
そこから雪玉を転がすようにして、事業を少しずつ大きくしていけばいいのです。
徒手空拳から資本家になりたければ、
小さな資金で、小さな事業で、小さな労働力から初めるべきです。
それでも周りから「少しずつ」資本が集まってくるはずです。
そのお金がお金を呼ぶという
資本主義のシステムを実感さえしてしまえば、すでに資本家と言えます。
●トレーダーの雪玉ころがし
さて、トレーダーもやっていることは資本家と同じです。
資本主義体制で資本が勝手に膨れ上がっていくように、
トレードでも雪玉を作ってせっせと転がしていけばいいのです。
最初は小さな雪玉から始めましょう。
証拠金10万円で、ドル円1枚のトレードから始めたらいいでしょう。
トレーダーは、資本家です。
証拠金は、資本です。
ビジネスモデル・事業計画は、トレードプランです。
ポジションは、資本を使って労働力を雇うとでも考えてください。
資本家は事業計画を描いたら、資本からコストを払って労働力を調達します。
トレーダーもトレードプランを描いたら、
証拠金からコストを払って、ポジションを持ちます。
ポジションはあくまでトレーダーの駒にすぎません。
ポジションは一定期間様子を見て、利益の芽がでないなら速やかに切りましょう。
それはトレードプランが悪かったということです。
トレードプランが良ければ、その計画に沿ってポジションを回転させていくことで、
利益が少しずつ積み重なっていくはずです。
そうして雪玉を転がすように少しずつ利益を積み重ねていくのです。
決して欲張ってはなりません。
とにもかくにもトレードを続けていくのが最重要事項です。
トレードを続けていくと、絶妙のポイントでポジションを持てることがあります。
それは並のポジションの数倍も働いてくれる優れたポジションです。
そうしたポジションはガシッと捕まえて離さないようにしましょう(つまり利大を狙う)
また、トレードを続けていれば、強い追い風が吹くときがあります。
明らかに一方方向に進むトレンド相場に遭遇したら、
次々に順張りでポジションを繰り出して大きな利益を上げましょう。
トレーダーがしていることは何かといえば、
トレードプランを考え、ポジションを投入しているだけです。
始めは小さな資金から始めて、雪玉を転がすようにじっくりとやりましょう。
転がしているうちに時流に乗るなどして勢いがついてきて、
どんどん大きくなっていくものです。
決してやってはならないのは、欲張って、
いきなり大きな資金で大きい雪玉を転がそうとすることです。
その雪玉は勢いがついていないので転がりません。
というわけで、
資本家は、事業をやり続けること。
トレーダーは、トレードし続けること。
が肝心の要です。
そうやって雪玉をごろごろ転がし続けている限りにおいて、自然とお金は集まってくる。
雪玉を回せなくなったら、お金は集まってきません。
お金がお金を呼ぶ資本主義のマジックを体験したいのなら、
とにもかくにも立ち止まらず雪玉を回転させ続けることです。
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資本主義の世界でお金持ちになりたいのなら、
それは労働者サイドではなく、資本家サイドに回ることです。
資本家になるのは、別に誰の許可も資格もいりません。
もっと言えば、たいした資金もスキルもなくても、
覚悟さえあれば今日からでも資本家になることができます。
そして、資本家になれば、お金のあるところにお金が集まってくるという
資本主義の原理原則を実感できるはずです。
それは世界一のお金持ちであるウォーレン・バフェットがいうところの
スノーボール(雪玉ころがし)現象です。
●資本家の雪玉ころがし
バフェットは6歳のころからビジネスを始めています。
チューイングガムを祖父の食料品店から1個3セントで仕入れて、
それを近所に1個5セントで売って2セントの利益を得ていました。
これがバフェットの最初の雪玉ころがしですが、立派なビジネスです。
ビジネスモデルがあれば、小学生だって資本家になれるのです。
そして資本家として儲けるのは、さほど難しいことではありません。
バフェットのビジネスモデルで儲けるのであれば、
たくさんチューイングガムを売ればいいのです。
そのためには労働者を雇い、できる限り長時間働かせる必要があるでしょう。
働かせれば働かせるほど、チューイングガムの売り上げは伸びていきます。
そして労働者には、儲けた分より少ない賃金を渡せばいいのです。
労働者が無理して働いた分による利益を「余剰価値」といいますが、
資本家はその余剰価値を得ることで肥えていきます。
こう言うと酷い話に聞こえますが、実際どこの会社もそうやって、
人件費を切り詰めて利益を得ているわけです。
人件費をまともに払ったら、資本家は儲かりません。
これが資本主義の本質です。
そして、元々資本家自身には大したスキルはありませんが、
事業を続けていくことで、飛躍的にお金が集まってくるタイミングがあります。
それは「人材」と「時流」に恵まれたときです。
人材の面では、事業を続けていけば、それに適した才能を持つ労働者が現れます。
チューイングガムを売るのが得意な労働者や、
あるいは新しいガムの開発が得意な労働者がやって来ます。
そのような労働者が現れたらガシッと捕まえて離さないことです。
もしかしたら画期的な商品を開発してくれるかもしれません。
そうなったら儲けもので、資本家が営む事業は一気に拡大します。
ちなみにその労働者には発明の対価を払う必要はありません。
あくまで労働契約なのですから、正規の賃金とボーナスだけ支払えばいいのです。
発明によって儲けたお金は資本に投入して、さらに事業を拡大していくべきです。
時流の面では、事業を続けていけば、追い風が吹くときが来ます。
マスコミに取り上げられるなどして自社の商品がブームになるときがあるでしょう。
追い風が吹いて利益が上がったら、その成果をもとに銀行から資金を調達し、
さらに事業を拡大していけばいいのです。
こうして資本家は労働者を長時間働かして搾取をしたり
たまにくる時流を利用して、お金を稼いでいくのですが、
当の資本家は何をしたかといえば、
最初に小さな事業の枠組みを作っただけにすぎません。
事業を考え、労働力を調達する。
あとは労働者を働かして事業をできる限り長く継続させ、
小さな雪玉を少しずつ転がして大きくしていけばいいのです。
ただ、注意したいのは、
いきなりビッグビジネスを描いても実現はできないということです。
バフェットがやったように最初は小さなビジネスにすべきでしょう。
そこから雪玉を転がすようにして、事業を少しずつ大きくしていけばいいのです。
徒手空拳から資本家になりたければ、
小さな資金で、小さな事業で、小さな労働力から初めるべきです。
それでも周りから「少しずつ」資本が集まってくるはずです。
そのお金がお金を呼ぶという
資本主義のシステムを実感さえしてしまえば、すでに資本家と言えます。
●トレーダーの雪玉ころがし
さて、トレーダーもやっていることは資本家と同じです。
資本主義体制で資本が勝手に膨れ上がっていくように、
トレードでも雪玉を作ってせっせと転がしていけばいいのです。
最初は小さな雪玉から始めましょう。
証拠金10万円で、ドル円1枚のトレードから始めたらいいでしょう。
トレーダーは、資本家です。
証拠金は、資本です。
ビジネスモデル・事業計画は、トレードプランです。
ポジションは、資本を使って労働力を雇うとでも考えてください。
資本家は事業計画を描いたら、資本からコストを払って労働力を調達します。
トレーダーもトレードプランを描いたら、
証拠金からコストを払って、ポジションを持ちます。
ポジションはあくまでトレーダーの駒にすぎません。
ポジションは一定期間様子を見て、利益の芽がでないなら速やかに切りましょう。
それはトレードプランが悪かったということです。
トレードプランが良ければ、その計画に沿ってポジションを回転させていくことで、
利益が少しずつ積み重なっていくはずです。
そうして雪玉を転がすように少しずつ利益を積み重ねていくのです。
決して欲張ってはなりません。
とにもかくにもトレードを続けていくのが最重要事項です。
トレードを続けていくと、絶妙のポイントでポジションを持てることがあります。
それは並のポジションの数倍も働いてくれる優れたポジションです。
そうしたポジションはガシッと捕まえて離さないようにしましょう(つまり利大を狙う)
また、トレードを続けていれば、強い追い風が吹くときがあります。
明らかに一方方向に進むトレンド相場に遭遇したら、
次々に順張りでポジションを繰り出して大きな利益を上げましょう。
トレーダーがしていることは何かといえば、
トレードプランを考え、ポジションを投入しているだけです。
始めは小さな資金から始めて、雪玉を転がすようにじっくりとやりましょう。
転がしているうちに時流に乗るなどして勢いがついてきて、
どんどん大きくなっていくものです。
決してやってはならないのは、欲張って、
いきなり大きな資金で大きい雪玉を転がそうとすることです。
その雪玉は勢いがついていないので転がりません。
というわけで、
資本家は、事業をやり続けること。
トレーダーは、トレードし続けること。
が肝心の要です。
そうやって雪玉をごろごろ転がし続けている限りにおいて、自然とお金は集まってくる。
雪玉を回せなくなったら、お金は集まってきません。
お金がお金を呼ぶ資本主義のマジックを体験したいのなら、
とにもかくにも立ち止まらず雪玉を回転させ続けることです。
FX意識改革ブログのメルマガ読者計約2000人 ※ご参考になったら押してあげてください↓
| - | - | 17:33 | category: FX意識改革(メルマガ転載) |