冨田選手裁判 監視映像、人物の特定至らず

冨田選手裁判 監視映像、人物の特定至らず

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冨田選手裁判 監視映像、人物の特定至らず

< 2015年4月9日 19:12 >


 韓国でカメラを盗んだ罪に問われている競泳の冨田尚弥選手の3回目の公判が開かれ、検察側が有力な証拠としている現場の監視カメラ映像が初めて再生された。しかし、映像にある人物の特定には至らず、決め手にはならなかった。

 3回目の公判は、9日午後2時過ぎからソウル近郊の仁川地裁で始まり、検察側は現場となったアジア大会の競泳会場の監視カメラ映像を証拠として再生した。映像には、記者席に座った男性がバッグに黒いモノを入れる様子が映っていた。

 この映像について検察側は「冨田選手がカメラを盗んだ場面だ」と主張したが、裁判官は「映像の人物を特定することはできず、バッグの中に入れたものがカメラかどうかもわからない」と指摘した。

 一方で、冨田選手側は「“見知らぬアジア系の男”が自分のバッグにカメラを入れた」と主張しているが、映像には1人の人物しか映っていなかった。

 9日の法廷には、検察側の証人として冨田選手を取り調べた警察官も出廷し、「事情聴取を始めると、すぐに容疑を認めた。当時、“見知らぬアジア系の男”の話は聞いていない」と述べた。

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