gumi、韓国子会社での横領は3800万円だったと発表…コーポレートカードの不正利用と架空取引で 損害賠償請求と刑事告訴も行う予定
発表によると、子会社の従業員から元従業員が不正行為を行っている旨の内部告発を受け、3月16日に内部調査チームを発足した。武市法律事務所の清水健次弁護士を調査チームの委員長に据え、外部の専門家としてスターシア、法務法人忠正(韓国の法律事務所)を補助者として、同社の川本取締役、梅田監査役、鈴木監査役、池川監査役が調査委員として参加し、本格的な調査に着手したとのこと。
gumiでは、今後、当該従業員に対して、刑事告訴を行うとともに、損害賠償請求を行う予定。また再発防止策として以下の施策を行う、としている。
1. コーポレートカードの原則廃止、またはカード管理体制の強化
2. 取引実態のない支払等の防止策(支払先の多岐にわたる定期的なモニタリング)
3. 管理機能の強化(子会社の経費面について深度ある監視機能を担う部署の新設)
4. 内部監査の充実(内部監査部門の人員増強、及び子会社管理部門との連携)
なお、不正に支出された3800万円については、業績への影響に関してはすでに過年度決算で費用計上されているという。また求償権の計上と同額の貸倒引当金を計上する予定だが、過年度の各決算に与える影響は軽微であるため、過年度の決算等の訂正は行わない。また、2015年4月期の連結業績に与える影響も軽微となる見込み。
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企業情報(株式会社gumi)
会社名 | 株式会社gumi |
---|---|
URL | http://gu3.co.jp/ |
設立 | 2007年6月 |
代表者 | 國光宏尚 |
決算期 | 4月 |
直近業績 | 売上高111億円、営業損益3億円の赤字、経常損益3.4億円の赤字、最終損益3.1億円の赤字(2014年4月期) |
上場区分 | 東証1部 |
証券コード | 3903 |
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