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イルカ約150頭漂着 茨城・鉾田の海岸線、数キロ

朝日新聞デジタル 4月10日(金)11時18分配信

 10日午前6時ごろ、茨城県鉾田市台濁沢(だいにごりさわ)の海岸で、近所の住民から「イルカが多数打ち上げられている」と118番通報があった。鹿島海上保安署が確認したところ、同市の海岸線数キロにわたってイルカが打ち上げられており、約150頭が確認されたという。

【写真】海岸に打ち上げられたイルカ=10日午前8時、茨城県鉾田市上沢、池田敏行撮影

 現地に職員を派遣したアクアワールド茨城県大洗水族館(大洗町)によると、打ち上げられたのはマイルカ科のカズハゴンドウで、体長は2・7メートルほどある。

 鉾田市は現地対策本部を設置。ほとんどが衰弱しており、消防や海保、県警が水族館の職員から指導を受けながら、海に戻す活動にあたっている。

 茨城県では2011年3月にも鹿嶋市の海岸でカズハゴンドウ約50頭が打ち上げられたのが見つかった。

朝日新聞社

最終更新:4月10日(金)12時55分

朝日新聞デジタル

 

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