新技術・新製品
東工大、福島第一原発の廃炉担う人材育成へ−専門講座10月開講
掲載日 2015年04月10日
東京工業大学は東京電力福島第一原子力発電所の廃炉措置を担う人材を育成する講座を10月に始める。同大大学院原子核工学専攻の15年度後期カリキュラムとして6科目を新設。放射化された材料などを扱う実験を行うことで、事故炉の状況を理解して現場で動ける人材の養成を目指す。
新科目は文部科学省の支援で立ち上げた。同大原子炉工学研究所の実験施設や、日本原子力研究開発機構が福島県楢葉町で建設中のモックアップ施設を使って行う。
放射性廃棄物の性状分析や、超音波計測技術とロボットを組み合わせて炉心の状態を推定する実験などを実施。国際廃炉研究開発機構(IRID)の参加企業と連携し、福島第一原子力発電所の状況を解説する講義やインターンシップ(就業体験)も行う。実験科目は同大と連携する東京都市大学や東海大学の学生も受けられるようにする。
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