【角住戸なのに吹抜の恩恵】グランドメゾン中野南レジデンス8階71平米7,490万円【坪単価350万円】
2015-04-08
グランドメゾン中野南レジデンス。
西新宿五丁目駅徒歩9分、中野新橋駅徒歩11分、初台駅徒歩16分の11階建総戸数45戸(事業協力者住戸4戸含む)のレジデンスです。
方南通り沿いで駅距離が近いとは言えないポジションにはなりますが、方南通りは敷地北側、かつ、南向き住戸率約78%というのは良いと思いますし、さらに言えば細いながらも敷地南側も接道した二方接道の敷地というのも良い条件です。
南側は第一種中高層住居専用地域で高さのある建物が少ないエリアなので中層階以上では日照だけでなく眺望も望めるポジションとなります。「西新宿」感は薄くなり利便性は特筆すべきものではありませんが、ある程度の住環境の良さがありつつも都心近郊の利便性を享受できるバランスの良いボジションと言えるかもしれません。
公式ホームページ
![IMG_4449[1]](/contents/210/201/343.mime4)
お部屋は70平米超の3LDK、南東角住戸です。南面は雁行設計となっているため、南西方向の視界は隣戸に遮られてしまいますが、南及び東は日照だけでなく眺望も上々です。
当物件のポイントは「内廊下×吹抜」です。共用廊下を内廊下としてしまうと共用廊下側に窓を設けることができないので、各居室に開口部を設けることが難しくなり行灯部屋が増えてしまうのですが、当物件はそれを回避すべくフロア中央部に吹抜を設けています。
「中層階以下」は南向きに4つの住戸が並んでいるため、2戸の中住戸のバルコニーに面していない居室に開口部を設けるために吹抜が存在しているということになります。
つまり、吹抜は基本的に「中住戸」のために設計されているわけですが、「中層階以上」は南向き住戸が1フロア3戸になるため、例外的にこの南東角住戸までが吹抜の恩恵を受けられるという特殊な状況が発生しています。
当プランをご紹介したのはそれが理由であり、非常に稀なプランということになります。
南の連窓サッシ、東側にも豊富な開口部ということで南側と東側の開口部だけでも十分に魅力的な採光が得られるわけですが、それに加え西側の吹抜に面した開口部を設計できているので、風抜けという意味でも非常に優れたプランとなります。
さらに、南側や東側ではなくこの吹抜に面した位置に洋室2を設計できているからこそ効率的、かつ、プライバシー面の配慮も申し分のない廊下配置ができているとも言えます。
残念なのは柱の食い込みですね。当物件は南面が雁行設計となっていることもあり、住戸によってメインバルコニーが逆梁のケースと順梁のケースがあり、当プランは柱の食い込みのある順梁ということで、柱による面積消費及び室内の下がり天井が少々気になります。
逆梁のプランはサッシ高が2.36mも確保されたかなり珍しいハイクオリティなタイプとなっているので、そのメリットが受けられないのはほんと残念なのですが、2次元的には前述の通り非常に開口部が充実したプランであり、そこでバランスを取っているということなのでしょう。
いずれにしても最近の建築コスト削減トレンド下では珍しい全体的に開口部を重視した好感のもてる物件ということが言えます。
坪単価は350万円。最近の物件はどこもそうですが、ここもやはりいいお値段ですね。
ただ、コスト削減しつつ価格だけが高いケースも少なくないのが最近の物件の1つの特徴であり、当物件の場合、前述の通り「内廊下×吹抜」を採用し、高く売るためにコストを掛けている様子が伺えるのである程度納得できます。
当プランは収納がかなり苦しいですが・・・。
西新宿五丁目駅徒歩9分、中野新橋駅徒歩11分、初台駅徒歩16分の11階建総戸数45戸(事業協力者住戸4戸含む)のレジデンスです。
方南通り沿いで駅距離が近いとは言えないポジションにはなりますが、方南通りは敷地北側、かつ、南向き住戸率約78%というのは良いと思いますし、さらに言えば細いながらも敷地南側も接道した二方接道の敷地というのも良い条件です。
南側は第一種中高層住居専用地域で高さのある建物が少ないエリアなので中層階以上では日照だけでなく眺望も望めるポジションとなります。「西新宿」感は薄くなり利便性は特筆すべきものではありませんが、ある程度の住環境の良さがありつつも都心近郊の利便性を享受できるバランスの良いボジションと言えるかもしれません。
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お部屋は70平米超の3LDK、南東角住戸です。南面は雁行設計となっているため、南西方向の視界は隣戸に遮られてしまいますが、南及び東は日照だけでなく眺望も上々です。
当物件のポイントは「内廊下×吹抜」です。共用廊下を内廊下としてしまうと共用廊下側に窓を設けることができないので、各居室に開口部を設けることが難しくなり行灯部屋が増えてしまうのですが、当物件はそれを回避すべくフロア中央部に吹抜を設けています。
「中層階以下」は南向きに4つの住戸が並んでいるため、2戸の中住戸のバルコニーに面していない居室に開口部を設けるために吹抜が存在しているということになります。
つまり、吹抜は基本的に「中住戸」のために設計されているわけですが、「中層階以上」は南向き住戸が1フロア3戸になるため、例外的にこの南東角住戸までが吹抜の恩恵を受けられるという特殊な状況が発生しています。
当プランをご紹介したのはそれが理由であり、非常に稀なプランということになります。
南の連窓サッシ、東側にも豊富な開口部ということで南側と東側の開口部だけでも十分に魅力的な採光が得られるわけですが、それに加え西側の吹抜に面した開口部を設計できているので、風抜けという意味でも非常に優れたプランとなります。
さらに、南側や東側ではなくこの吹抜に面した位置に洋室2を設計できているからこそ効率的、かつ、プライバシー面の配慮も申し分のない廊下配置ができているとも言えます。
残念なのは柱の食い込みですね。当物件は南面が雁行設計となっていることもあり、住戸によってメインバルコニーが逆梁のケースと順梁のケースがあり、当プランは柱の食い込みのある順梁ということで、柱による面積消費及び室内の下がり天井が少々気になります。
逆梁のプランはサッシ高が2.36mも確保されたかなり珍しいハイクオリティなタイプとなっているので、そのメリットが受けられないのはほんと残念なのですが、2次元的には前述の通り非常に開口部が充実したプランであり、そこでバランスを取っているということなのでしょう。
いずれにしても最近の建築コスト削減トレンド下では珍しい全体的に開口部を重視した好感のもてる物件ということが言えます。
坪単価は350万円。最近の物件はどこもそうですが、ここもやはりいいお値段ですね。
ただ、コスト削減しつつ価格だけが高いケースも少なくないのが最近の物件の1つの特徴であり、当物件の場合、前述の通り「内廊下×吹抜」を採用し、高く売るためにコストを掛けている様子が伺えるのである程度納得できます。
当プランは収納がかなり苦しいですが・・・。
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