日本経済新聞

4月10日(金曜日)

日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
  • ヘルプ

コンテンツ一覧

暮らしの知恵

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

階段上りが楽に 3週間で効果実感「1畳筋トレ」

(1/2ページ)
2013/8/24付
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有

 夏、薄着になるたびに「もっと体を引き締めたい」と感じる人は多いのではないだろうか。この猛暑では外での運動は気が進まない。涼しい室内でできるトレーニングはないのか。運動不足が気になる記者(38)が1畳分のスペースで、どこまで体を変えられるのか試した。

 運動の種目選びで記者がまず思いついたのは腕立て伏せだ。室内でも1畳あれば十分にできるし、つらそうな分、効果が上がりそうだと思えて1週目はこれから始めることにした。

 初日、自宅で挑戦すると予想外に少ない回数しかできない。最初は深く腕を曲げて顎を床につけると10回で限界だった。その後2~3日間は「10回やっては休憩してあと5回」「朝に10回、夜に10回」など自分なりに工夫して回数を伸ばそうと悪戦苦闘した。

 ただ、疲れる割には筋肉を使っている手応えがない。このまま続けても、効果が出ないかもしれないと、あおむけに寝てから起き上がる腹筋運動も加えた。腹筋は頑張れば50回ほどできたが、やはり効果の実感はあまりなかった。

 2週目から自己流でなく専門家の助言を受けることにした。「やってはいけない筋トレ」の著者でスポーツトレーナーの坂詰真二さんに聞くと、種目について「私なら腕立て伏せは選びません」とバッサリ。理由は使う筋肉が多くないからだという。「1種目だけで効果を上げるなら、体の6~7割の筋肉が集まる下半身を鍛えるスクワットがお勧めです」と助言された。

 坂詰さんによれば、太ももや尻の筋肉は上半身に比べ年齢とともに衰えやすい。「逆に言えば、きちんと鍛えておけば高齢になっても日常動作が楽にできるし、大きな筋肉なので代謝アップで体脂肪を減らす効果も期待できます」

画像の拡大

■「腕立て」より効果 休憩日設けよう

 具体的な運動法も教えてくれた。どれを選ぶかの目安は階段上り。階段を1段ずつ上るなら問題ない人は、両足をそろえた形で試す(図1のA)。階段上りがつらい人は椅子を補助に使う。前方に置いた椅子の背もたれに手を置き、体重を分散して屈伸する。逆に1段抜かしで楽に上れる人は、両足を前後に広げた形だ(図1のB)。記者は足を前後に広げた形を試すことにした。

画像の拡大

 どの形もしゃがむときは息を吸いながら2秒、立つときは息を吐いて1秒をかける。10回1セットで30~60秒の休憩をはさんで3セットが目安。最初の3セットが終わると太ももあたりが張り、確かに筋肉を使ったという実感があった。

  • 前へ
  • 1ページ
  • 2ページ
  • 次へ
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
印刷
リプリント
共有

筋トレで体を改善

体を鍛えるこんな方法も

記者が試して調べた 暮らしの知恵

【PR】

【PR】

暮らしの知恵 一覧

フォローする

Myニュース

有料会員の方のみご利用になれます。
気になる連載・コラムをフォローすれば、
「Myニュース」でまとめよみができます。

激安、1回100円以下も登場 オンライン英会話比較

 「週1~2回リアルの英会話スクールに通うくらいでは、いくらレッスンの質が高くても圧倒的に英会話の量が足りない」。こう話すのは、オンライン英会話スクールのDMM英会話を運営するDMM.comの上澤貴生…続き (4/10)

ラム肉を我が家の定番料理に使う

 今年は未(ひつじ)年だから意識してしまうのか、スーパーの食肉売り場で最近、ラム(子羊)肉をよく見かける気がする。我が家では使っていない食材だが、聞けば体を温める効果があるという。記者は慢性的な冷え性…続き (4/10)

メールは重要なビジネスツール

ビジネスメール、送信先には注意 1日以内に返信

 取引先との連絡や社内の打ち合わせなど仕事でメールを使う人は多い。プライベートのメールと違うと分かっていても、送る際にどう書けばいいか迷うことはないだろうか。社会人が知っておきたいビジネスメールの基本…続き (4/9)

新着記事一覧

最近の記事

【PR】

日経ウーマノミクス・プロジェクト

モバイルやメール等で電子版を、より快適に!

各種サービスの説明をご覧ください。

TwitterやFacebookでも日経電子版をご活用ください。

[PR]

ページの先頭へ

日本経済新聞 電子版について

日本経済新聞社について