http://www.sankei.com/economy/news/150409/ecn1504090042-n1.html
もう1個(国際金融機関を)増やすんだぜ。きちんと審査をして(既存の国際金融機関の)3行で足しても400億円か500億円かといっているときに、いきなり後ろから来て、みんな貸さないの? じゃあ俺(AIIB)が貸してやるよと、300億円、400億円を貸しますと言ってなったとするよ
その時、この後からきた300億円は前から貸している3行の400億円に乗っかった。返済が始まり、400億円のお金は計画通りに返ってくるんだけど、後からきた300億円は全然、融資計画ができていないから、その分は返せませんでしたと。そうなったとき、まずは3行の400億円は優先的に返してくれるかと。
ちゃんと審査やら、何やらは参加する国で決めましょうねと。どういう理事会の構成ですか、審査はどこで、誰がやるんですかと。最初から俺たちはこれしか言っていない。だから(中国側は)返事を下さいと。3月31日というのは、こっちが出した提案を聞かない限りは俺たちは答えようがない。何の返事もないなら、こっちもしようがないと言っているだけだ。AIIBの話というのは、次は(参加判断の期限が)6月だとか報道されているが、どうして6月なのかさっぱり知らない。
TPPと似たような構図で、一切合切を完全に秘密にして、
ホラホラ、もうバスが出ちゃうよ、乗り遅れるよ、
乗り遅れたら損するよと散々揺さぶりを掛けてくるけれども、
そのバスはいつまで経っても出ない。
何故ならば日本が参加しなければ大きなカモを取り逃すからだ。
AIIB参加を焦り始めている人が出て来た最大の要因は、
なんと言ってもイギリスの参加だった。
まさか!という耳を疑う話だったが、よく考えれば
アメリカに対する揺さぶり材料なのだろう。
今、オバマとイギリス、更にはその背後にいる連中との関係は良くない。
オバマはイランとの関係を前進させようとしているが、
これはイスラエルにしてみたら看過できないこと。
おそらくこの辺で、掌握しているイギリス金融を動かしたか。
しかし中国を利する動きをするという事が、
長期的に自分達の利益とはならない事は理解しているはず。
その本当の真意は、なかなか量れない。
いずれにしても、日本はアメリカが参加してから考えれば良い話だ。