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学長が入学式で「スマホより読書」 学生の反応は
4月6日 16時48分

学長が入学式で「スマホより読書」 学生の反応は
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4日に開かれた長野県松本市の信州大学の入学式で、山沢清人学長が、スマートフォンに依存せず本を読み、自分の頭で考えるよう新入生に呼びかけました。これに対し学生からは、スマートフォンの使い方を巡りさまざまな意見が出されていました。
4日に松本市内で開かれた入学式で、山沢学長は新入生を前に「スマホの『見慣れた世界』にいると、脳が取り込む情報は低下し、時間が早く過ぎ去ってしまう」と述べました。
そのうえで「『スマホやめますか、それとも信大生やめますか』。スイッチを切って本を読みましょう。そして、自分で考えることを習慣づけましょう。自分の持つ知識を総動員して、物事を根本から考え、全力で行動することが、独創性豊かな信大生を育てます」と呼びかけました。
この発言を聞いた新入生に話を聞きました。
男子学生の1人は「スマートフォンは友人と連絡を取ったり物を調べたりするのに便利なので、厳しいと感じた」と話していました。また、女子学生の1人は「一理あると思うが、大学でもスマートフォンを活用して情報を知らせている。依存しないよう、ほどよくつきあいたい」と話していました。別の女子学生は「やることがないとつい使ってしまう。徐々に離れられるよう、つきあい方を見直さなければいけないと思った」と話していました。
一方、発言に込めた山沢学長の思いを尋ねたところ、信州大学の広報室は「学長の真意はあいさつの中にすべて入っている」と回答しました。

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