12月24日、年内最後の病院STの日でした。
ここの病院の、リハビリテーション科の言語聴覚療法に
通っているわけですが、まず最初に院内感染防止のためか、
1階の内科で簡単な診察を3分ほど受けます。
ほとんどは問診で終了、たまに聴診器程度です。
なので、呼ばれるまで総合ロビーで待つのですが・・・
今日待っている時に、私たち親子の隣に
ちょっと派手な成りをした、おばさん二人が座っていました。
今晩ディナーショーでも行くの?といった感じの
50~60歳と思われるおばさん二人組。
風邪なのか、何かの検診なのか・・・
しおんに近い方にいたおばさんが、しおんを見て言いました。
「まあ、この子ホントにキレイな顔してるわ~、見てよ」と
もう一人の連れのおばさんに。
連れのおばさんも、「ホント、俳優さんの卵みたいやわ~」と。
それで済めば、親バカ心を満たされてありがとうでおしまいですが、
案の定、来ました!
「ボク、何歳?」 「幼稚園?年少さん?」 「風邪ひいちゃったの?」
当然答えられるはずもないしおん。
仕方なく私が言いました。
「言葉が話せなくて・・・、それでここのリハビリに通っています」と。
「そうなの・・・、全然そんな風に見えなかったわ。
こんなにキレイな顔してるのに」
「私の知り合いのお子さんにも、7歳まで全然しゃべれなかった子が
いたわよ。今は全然普通よ~」
正直、この手のことを言われることには慣れています。
自分の知り合いが○歳までしゃべれなかったという話。
慣れっこなので、特に何とも感じませんが。
そこでしおんは呼ばれ、簡単な問診を受けて終了。
4階の言語聴覚指導室に向かいます。
まだロビーにいた、先ほどのおばさんたちに会釈をして
向かおうとした時に、おばさんの一人が言いました。
「お母さん、きっと今まで色々大変だったよね。
こんなに可愛いのに、余計に辛かったでしょう。
ホントよく頑張ってると思う。偉いよ」
私、思わず涙ホロリ出そうになりました。
根拠のない慰めや、無責任な希望ではなく、
私の今までの努力と苦労をねぎらってくれた。
それだけで胸がいっぱいになりました。
全く見知らぬ他人でも、こんなに温かく私を励ましてくれる人はいる。
どんなに今まで辛かったか、頑張ってきたか、
わかろうとしてくれる人はいる。
今年1年頑張ってきた歩みが、この見知らぬおばさんの言葉で
報われたような気がしました。
さて、そんなクリスマスイブの日。
朝のうちにクリスマスメニューの下ごしらえをしました。
と言っても大したことはしていないのですが
ミニピザは、焼くだけの状態にしてスタンバイ。
・・・だったのですが、実は夜に焼いた時に
私、見事に焦がしちゃいました~
で、急遽その場でもう一度作り直しました。
記事も具も、倍量作っておいてホントに良かった。
大慌てだったので、焼き上がりの画像撮るの忘れました
ポテサラでクリスマスツリーっぽい物を。
ブロッコリーはしおんの大好物なんです
ちなみに、左の手前の物が私の分。
実は私、にんじんが大の苦手です
今年はチキンはケンタッキーをやめて、モスにしました。
結果は大正解~
アッサリしたもたれないチキンで、しかも揚げたて!
今後はモスにしよっと~~
私としおんが出かけてる間に、旦那がサラダを作っておいてくれました。
見た目は地味ですが、おいしかったです。
いまだに詰め込み食べをするしおんの分は、
こうして一口大にカットします。
クリスマスケーキは毎年同じ。
近所のおいしいケーキ屋さんのブッシュドノエル。
私の大のお気に入りです
私のピザ焦がし騒動で、ちょっと時間がずれ込み、
就寝がちょっと遅くなりましたが、楽しいクリスマスイブでした。
先ほど寝落ちから起きて、しおんの布団を直し、
寝室から出ようとした時に、しおんが寝言でつぶやきました。
「ママ」 と・・・
「バマ」ではなく、キレイな発音で、
しかも甘い甘い声で、「ママ」と・・・
本日2回目の、ホロリとした気分を味合わせてもらいました。
最高のクリスマスプレゼントでした
皆さんの上にも、たくさんの幸せが降り注ぎますように・・・
MerryChristmas