渋谷で休憩と言えば楽天カフェ
渋谷でLOFTや無印やデパートの家具売り場を見たりしていたのだけど、成果なし。ちょっと良いなと思っても無茶苦茶高いし、この時期だと3週間後の配送になったりするそう。家具専業じゃない店だとそんなものか。そもそも誰が買うのか不思議だったし。IKEAかニトリにしようと思っていたら大塚家具がお詫びの50%OFFのお詫びセールだそう。
徒労感を覚えながら渋谷を歩き回っていたら。渋谷で休憩すると言えば楽天カフェである。楽天カードで決済すると、コーヒーや紅茶が半額になるし、楽天ポイントも貯まる。ウッディな店内も悪くない。
楽天カフェが漫画喫茶になっていた
席には、Wi-Fi接続されたKOBOタブレットが置いてあって、電子書籍の雑誌や無料設定の漫画などが自由に読めるし、ネットサーフィンも出来る。タブレットがあるだけでも漫画喫茶やネットカフェとの境目がなくなっていく。
一昨年に大阪旅行をしたときには電子書籍端末を持っていってドヤに泊まっていたのですが、伽藍堂な部屋が拡張現実的に漫画喫茶に様変わりしていく感覚に興奮しました。飲み物は有料ですが。現代ではノマドワーキングに限らず、「いつでも、どこでも」出来る事が増えているので、ドヤにいても同じように「暮らし」「働く」ことができるのです。
そんな事をいったら iPad を持ち込んだドヤも漫画喫茶になりえるのだけど、「蔵書を気軽に持ち歩ける」という電子書籍の前提に立つと、漫画喫茶などの店舗内においても安価なタブレットさえ設置すれば物理的な漫画の在庫を揃える必要性がない。
電子図書館の実用化も進んでいるのだけど、漫画喫茶は確実に料金が回収できるのでビジネスとしてのハードルの低さや将来性があるようにも思える。現状ではライセンス契約が不透明ではあるけど、電子書籍の参照回数に応じて著作使用料が支払われるカラオケの分配方式のような仕組みが必要になるのかな。
電子書籍の仕組みってカセットテープの在庫を圧縮した通信カラオケと似ている部分が多いし、漫画喫茶自体も疑似個室化の方向で進んでいるわけで、物理的な共用本棚を置かない店舗も増えていく気がする。デンモクで漫画が読めたりと、ここも境目がなくなっていく気がする。個室ビデオもそうか。
- 作者: 桜玉吉
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