ゴルフも人生も no plan (;´Д`) 

「ゴルフ本書評&ゴルフコミック&ゴルフ映画などゴルフがメインのボヤキブログ」

2015*04*10 Fri
06:00

「ゴルフ【苦手】を【得意】に変えるパッティング」

またまた、飽きもせずゴルフ本の書評コーナーです。

え~飛ばしてるようですが、ワシのゴルフ本探しの旅は、「帯に短し襷に長し」の格言のごとく、昔のゴルフ本はなかなか探しにくいし、かと言って最近のゴルフ本は100切りターゲットばっかりで面白くない苦難の道なんです。(笑)

このブログを見た方で、ゴルフエッセイやゴルフ小説で面白いものをご存知なら教えてもらいたいです。ほんま。


え~次のゴルフ本はダウンブローの旗手森守洋さんのパッティングの本です。

ゴルフ【苦手】を【得意】に変えるパッティングゴルフ【苦手】を【得意】に変えるパッティング
(2014/11/10)
森守洋

商品詳細を見る
池田書店刊  2014年11月

<内容>
「現在「ダウンブロー理論」で大人気の森守洋氏のシリーズです。アマチュアは様々な勘違いでスコアを崩してしまいます。パットでいえば、カップに対して「タテ」も「ヨコ」もピッタリ合わせようとするため、窮屈になり大きくミスをしてしまいます。また、振り幅で距離を合わせることもおススメしません。タイガーウッズは、ショートからロングまで殆ど振り幅が変わっていません。実はアマチュアの方が難しいことを沢山実行しようとしているため結果がついてこないのです。技術、知識、情報の優先順位を、シンプルに且つ丁寧に解説します。「縦カン」と「インパクト」が分かれば、パットは簡単。
※ダウンブロー…スイング軌道の最下点に達する前に、クラブヘッドがボールに接するショット」
序章 パットであなたのスコアは10打必ず縮まる
1章 パット本当の基本とは?
2章 パットの正しいスイングとは?
3章 グリーンの読み方
4章 グリーン上で勝負!
5章 明日から使える練習法

<目次>
「序章 あなたはパットをイージーに考えていないか?(一番プロに近づけるのに、一番イージーにやっているのがパット/パットは打ち方よりもプロセスが大事だ ほか)/第1章 パットの本当の基本とは?(パターのライ角に合わせて構えるのが基本/ストロークの「真っ直ぐ」を勘違いしない ほか)/第2章 これがパットは極意だ(フェースの管理を最優先しよう/パットは「縦カン」をまず磨こう ほか)/第3章 平均パット数を減らすラウンド必勝法(朝の練習グリーンは距離感のチェックが第一目的/30センチ先のティペグを狙って打つ練習をする ほか)/第4章 パットが劇的に上達する特選練習法(パターマットを使う自宅練習の注意点/目をつぶればヘッドの動きを気にせずに振れる ほか)」

<著者/森守洋>
「1977年、静岡県下田市出身。ツアープロコーチ。高校時代にゴルフを始め、95年に渡米し、サンディエゴで4年間ゴルフを学ぶ。帰国後、陳清波プロに師事。現在、東京・三鷹市で会員制インドアゴルフスタジオ『東京ゴルフスタジオ』を主宰。多くのアマチュアの指導をはじめ原江里菜プロのコーチを務める。」



え~好きな森さんの本なんですが、なんか面白くなかったな。

無論ワシはこの本が90切り・100切りターゲットの本だと十分認識してるんで、あくまで「ワシのいわれなき中傷www」であるが、普通すぎるんだな。

ほんま森さんは悪くなく、ワシの問題で、これだけ続けてゴルフの技術本を読み漁ってると、かなり飽きてきて余程のインパクトがないと面白いと思えない身体になってしまったみたいです。ハハハ。(笑)

この本で残った言葉が、

「ボールの先30センチにスパットを置く」
「フルスイングを最小まで小さくしたのがパットのストロークなので、
パターはショット感覚を出すならL型やピン型がお勧め(フェースバランス型はあまりお勧めしない)」
「フェース管理(フェースはスクエア)」
「縦カンは距離感と曲がり幅、スピードの複合イメージである」
「左の小指を低くキープすればフォロースルーでヘッドを低く出すイメージがつかめる」
などなど・・・

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ワシは今まで池田書店のゴルフ本として以下の本を読み書評を書いてきて、

中井学  「ゴルフ パットシングルになる!」
       『ゴルフ「無駄な知識」を捨てる技術』
久富章嗣 「ゴルフ100を切りたければバンカーを狙いなさい」
       『逆説のゴルフ「曲がる」「飛ばない」それでも100を切れる』
芹澤信雄 「ゴルフの作法」 
児玉光雄 「1日5分でシングルになるゴルフメンタル」 

確かに池田書店のは全体的に軽いね。
まぁ昔に比べれば本の体裁は少しあか抜けてきて読めるレベルになってきたけどね。

まぁ何度も書いてるけど100切り・90切りターゲットだから仕方ないが、
この中で評価できるのは久富章嗣 『逆説のゴルフ「曲がる」「飛ばない」それでも100を切れる』 ぐらいかな?

逆説のゴルフ 「曲がる」「飛ばない」それでも100を切れる逆説のゴルフ 「曲がる」「飛ばない」それでも100を切れる
(2011/12/07)
久富 章嗣

商品詳細を見る

そして、話を元に戻して、本当に森さんのこの本は悪くないです。
でもそんなに良くもない、パッティングの本としては普通です。(笑) 

まぁ要は池田書店の本ということで、、、

どうも、ここでいわれなきイチャモンをつけたようで森さんには申し訳ないですがwww、

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)

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2015*04*07 Tue
09:00

4月のゴルフの予定と、河上徹太郎 「旅・猟・ゴルフ」

ようやく今年初ラウンドと2回目のラウンド予定が決まりました。
4か月ぶりの初ラウンドは11日(土)息子と彼女とゴルフ、18日(土)は会社のメンバーとのゴルフです。

特に今年初ラウンドの11日は、スコア130台の息子と彼女(噂によれば110台でまわるらしい)の初心者2人を連れたラウンドで、またワシは新アイアンの距離感つかみやドライバーのチェックがあるのでスコアはつけずにまわる練習ラウンドになるかも知れないな。

だから18日が初ラウンドみたいなものです。
11日に実戦練習するんで18日は80台出します。予定ですが。(笑)


え~次のゴルフ本も技術的な本に飽きて図書館から借りた50数年前のもはや古書の類の本です。
特に表紙がもうなくてボロボロの状態でしたけどね。ww

2015406.png
旅・猟・ゴルフ (1961年) 講談社刊 1961年

<著者紹介/河上徹太郎>
「1902・1・8~1980・9・22。文芸評論家。長崎県生まれ。本籍地は山口県岩国市。河上家は代々、吉川藩士であった。1926年東京帝国大学経済学部卒。東京府立一中時代から小林秀雄と親交。中原中也を知る。自らピアノを弾く音楽愛好家であり、狩猟やゴルフ、ヨットなどスポーツも愛した。ヴァレリーやジッドを翻訳紹介し、フランス象徴主義の影響下に評論活動を展開、「自然人と純粋人」で批評原理を確立した。62年芸術院会員、72年文化功労者。」




夏坂健さんの本「ダブルボギーが常識に候」、そのタイトルにもなった名言の作者がこのエッセイの著者河上徹太郎です。

著者は高名な文芸評論家であり、彼の色々な雑誌や新聞に載せたエッセイ(随筆)をまとめたものですが、大体は昭和30年前半のものなので約60年前のことになるのかな?

第1部が「旅」ー講演旅行、故郷岩国のこと、おいしいものなど

第2部が「猟」-狩猟の腕はゴルフに例えるとハンディ13、14らしくて狩猟のお話

で、第3部がゴルフのことになると思いきや、ゴルフのことが拍子抜けするほど少ない。

本当に思いのほかゴルフ物が少ない。アサヒゴルフに載った2編とあとわずかに触れているだけ。

時代は昭和30年代前半であり、作者も50代後半になり、ゴルフも少し飽きて毎日犬と散歩とか猟話の方が楽しげですな。(笑) ただ記述によると昭和34年当時ゴルフ人口は80万人程度であり、まだまだ金持ちの道楽だったことなど昔のゴルフ社会が少し垣間見れます。
    
以前読んだ昔の文士(小説家)が書いたエッセイ大岡昇平のユーモアエッセイ集 「ゴルフ 酒 旅 」 もそうでしたけど、タイトルにゴルフと入ってるわりにゴルフの内容が少なかったですな。

2018

で、この大岡昇平のゴルフのエチケットやマナーの師が河上徹太郎になるらしく、文士の中でもゴルフが達人だったような気がします。だから作者河上徹太郎の全集など読み返せば、そのゴルフ観など深く知りえたのでしょうが、今となればそれは難しい作業ですな。

そして親しき白洲次郎夫妻のことも数々書かれていて、なんと東京空襲で家を失った河上夫妻を2年間白洲次郎の武相荘に寄寓させていたらしく、彼の人となり、白洲次郎のゴルフなどが興味深いですな。

ゴルフとタイトルに入っていたので読んだが、文芸評論の難しい内容も数多くあって、
え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)
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2015*04*05 Sun
06:00

花見と「複眼のゴルフ」

3日の夜は会社の花見だったが雨だったので、
ただ焼肉食って飲んで歌ってタクシー乗ったところで記憶喪失。(笑)

そして4日は二日酔いながら朝も早くから花見会場で立会いの仕事。。。。疲れたな。

2015404.jpg



次は最近技術系の本を読みすぎて飽きてきたので、約25年前の読むゴルフ本です。

fukugan.png
複眼のゴルフ  毎日新聞社刊  1990年11月

<内容情報>
「ご存知「ゴルフ武芸者」がアマの名手と対戦。」

<目次>
「みちのくの一刀流-十和田国際カントリークラブ/沽券喰いの魔女-吉野カントリークラブ/君子のスピン-芦原ゴルフクラブ/卜伝のパット-白浜ゴルフ倶楽部/東海の巨松-大洗ゴルフ倶楽部/日田の逸男-別府ニットーゴルフクラブ/伊勢路の変化-桑名カントリー倶楽部/決闘なまず峠-赤穂国際カントリークラブ/秋風八本松-広島カンツリー倶楽部八本松コース/沖縄のジェス-琉球ゴルフ倶楽部/網元のスライス-釧路カントリークラブ/出羽の貴公子-羽後カントリー倶楽部/大山死鴉問答-大山ゴルフクラブ/入野の魔術師-甘楽カントリークラブ」

<著者/舟橋 栄吉>



最近技術的な本ばかり読んでいたので、気分転換にゴルフエッセイ的なものが読みたいと思って県内図書館から探して借りた本です。

この本は1980~1983年ゴルフダイジェスト誌連載「もぐら之介諸国漫遊記」34話のなかから14話を選び加筆したものらしくて、かなり古い昔の本です。
ワシは著者を昔の小説家の舟橋聖一氏と勘違いしていて、高名な小説家のゴルフエッセイとして読み始めたのだが、著者の舟橋栄吉さんはネットで検索してみてもなかなか人物像が出てこない人だった。

で、この本の巻末にあった略歴を見たら、
「著者は大正8年(1919年)生まれだから出筆当時61歳でハンディ5。都市野球プレーイングマネージャーとして活躍後、42歳でクラブを握り1年余りでシングルに。そして各種アマ競技で活躍、姪の舟橋由美子を女子プロとして育て、昭和50年代以降はゴルフ評論家として活躍。「ゴルフのため息 : トップ・ひっかけ・チョロ・OB」、「ゴルフ10体」、「 ゴルフ武芸帳 : もぐら之介十番勝負」、「ゴルフの歳時記 : 球すじの中に見た人生」など多数出筆。出筆時には過去5度のクラチャン経験者でもある実力者。」とのこと。

そしてタイトルにもなっている「複眼のゴルフ」とは、「野球人の目」と「歌人の目」という二つの目をあらわしていて、運動神経抜群で根っからの野球育ちの運動力学から見たゴルフと、あらゆる森羅万象と融合した自然を詠む歌人から見たゴルフの二面から見たゴルフという意味合いですな。

その二つの目を持った著者が、全国各地の14のコースで各ゴルフ倶楽部の代表者とマッチプレーで対決するエッセイです。
そしてその対決の内容も上級者ゆえの臨場感があり興奮させるのもさることながら、各地方ごとの自然風景に思いを寄せた歌とその地方の歴史観を表現した前説がとても面白いのである。

ただ、少し饒舌で説明的すぎるところもありますし、対決者もコース推薦の人のためハンディ1~10台までと様々ですし人間模様も様々でしたな。


著者のゴルフ観をこの本の中から少し書き出してみると、

ゴルフをやる人間というのは、どういうワケかいとも容易に「基本」に迎合したがるが、「基本」というものはよき先人が膨大な汗の中からそれを見出し、苦心のあげくそれを後世のゴルファーに遺してくれたものなんだ。
したがってそれを受け入れようとするなら、こちらもそれ以上の汗を覚悟して、襟を正してそれを受け入れるのが本当である。

今は頭のいいゴルファーが多くて、駅でゴルフ雑誌なんか買ってきてすぐそれを頭に入れて、これでよしと思っているがそれはとんでもない間違いなんだ。つまりゴルフというものは、頭の中に余計な知識を溜め込むと、球の前に立ったときにはそれが大変なプレッシャーとなって自分に襲いかかるんだ。
だからある程度の自己流が出来上がるまでは絶対にそんなバカな真似はしないで、自分のリズムが身についた後で少しずつ「基本」を受け入れ、生涯をかけてそのスイングを修正するという謙虚な精神さえあれば、いくら年齢をとってもゴルフはちゃんと伸びていく。
だから自分のスイングは、まずインパクトが出来上がり、次にフォロースルー、その次がフィニッシュ、そして最後にテークバックというぐあいに身についていった。』

『ゴルフは10回やって9回は無念の中で終わるゲームなんだ。
つまり神様は屈辱にたえられるようになってからでないと、歓喜というプレゼントは与えてくれないのだ。』


なかなか面白い。こんな非常に面白い文章が溢れていますな。

今まで知らなかったが、夏坂健さん、摂津茂和さんなどゴルフエッセイの達人達に勝るとも劣らないゴルフの名文です。
ただ少し脱線して横道に逸れすぎなところもあるのでそこが欠点か?ただこれは老人の常と思えば楽です。(笑)

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)
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2015*04*02 Thu
01:00

「SKE山内鈴蘭の水着でゴルフレッスン」?

明日3日の金曜夜は会社の花見(雨だから飲み食いのみ?)の予定で、
そして4日の土曜は休日出勤なんで、夕方からか又は5日には練習も予定してます。

そして肝心のゴルフの予定は今週中にははっきりすると思いますが、
現在なんとか11日と18日にラウンドを入れようかと画策中です。
もう練習飽きたんだよね。w



え~ゴルフネタにアンテナを張っているワシに引っかかったのが、この山内鈴蘭ネタ。

SKEゴルフ冠番組スタート!スポニチ製作「水着で…」パンフきっかけ
「SKE48の新しい冠番組が4月1日からTOKYO MXでスタートする。
ゴルフをテーマにした「SKE48の恋するドラコン」(水曜深夜1・00)で、5分間のミニ番組。

番組制作のきっかけは、昨夏開催された「AKB48グループ夏祭り」に合わせてスポニチ本紙が製作した公式パンフレット。同誌に掲載された企画「山内鈴蘭の水着でゴルフレッスン」が好評で、番組の誕生につながった。

suzuranmizugi.jpg
意外に巨乳です。

初回は、プロ顔負けの腕前で250ヤード飛ばすこともある山内鈴蘭(20)と、ゴルフ歴1年の初心者梅本まどか(22)が出演。撮影は都内の打ちっ放し練習場で行われ、柿沼浩プロ(54)から指導を受けた。

suzu.png
新番組でゴルフの飛距離アップに意欲を燃やすSKE48の山内鈴蘭(中央)と梅本まどか。左は柿沼浩プロ。

スキンヘッドに黒縁眼鏡という風貌の柿沼プロから「スイングをおじさんにちょっと見せて」と言われた山内は「う~ん。ママに電話して」とジョークで切り返した。山内の豪快なスイングに、柿沼プロは「いいねえ」「キレイだねえ」とうなった。

本格的なレッスンを前に、山内と梅本はスイングに欠かせない身体軸を鍛える運動も教わった。ひも状の器具を使ったもので、山内は「反復していくうちに体の軸が疲労でつらくなっていくのが分かった」と話した。

2人は今後、飛距離アップを目指して指導を受けていく予定。ドラコン企画も検討されているという。」



山内鈴蘭の久々のTVゴルフレギュラー番組ですな。

ただワシのような田舎じゃ放送してねえし、このハゲオヤジプロは誰なん?

というのもワシは2011年以来、鈴蘭を見守る父親(笑)のようにこのブログで今まで色々書いてきたわけで、

えっ?「AKB山内鈴蘭 衝撃260ヤードショット」!? [2011/11/10]
AKB山内鈴蘭のゴルフ番組 「ごるふなでしこ.」&おまけ「おニャン子河合その子のゴルフ」 [2012/04/19]
月刊AKB新聞「和田アキコ vs.山内鈴蘭ゴルフ対決の後編」 [2012/06/19]
AKB鈴蘭とモー娘。生田のアイドルゴルフ対決! [2014/01/08]
山内鈴蘭、ゴルフ上手くなったなぁ。ホンマ [2014/06/11]

これまでには2012年最初のゴルフTVレギュラー番組「ごるふなでしこ」を見たり、和田アキコとのゴルフ対決をネタにするために、コンビニで月刊AKB新聞を買ったこともありましたな。
普通いい年したオッサンがこんなもん買うかぁ?(笑)


akbgolf

まぁこの新番組「SKE48の恋するドラコン」はこれから放送だけどたぶん見ないな。
というより見られないし。(笑)

それより一時期流行った松金ようこや川村ゆきえの「水着でゴルフDVD」に対抗したような、少し大人のエロ路線「山内鈴蘭の水着でゴルフレッスン」が気になるんだが、この表紙の画像しかなし。どこかで売ってるのかな?

鈴蘭は意外に巨乳なんで、この路線もありか?ただまだ二十歳なんだよね。

うむ・・・またタイトル詐欺をしてしまったなぁwww

仕方ないので女子ゴルフ 対決 SKE48 山内鈴蘭と原史奈!



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2015*04*01 Wed
06:00

『グリップを直すだけでゴルフが変わるから「もう一度練習してみよう」と思える』

うちの会社は3月決算で昨日で平成26年度が終了。
夕方から全グループ社員がホテルに集まって毎年恒例の開期式と懇親会があり飲食して歓談しましたな。

まぁ去年も今年も決算臨時賞与をもらえたので良かったです。(笑)


え~このブログの2015年3月度アクセス解析でのページ別アクセスベスト5が、

1 ゴルフも人生も no plan (;�Д`)  9.2%
2 巨乳プロゴルファー 「乳を挟み込む派と乗っける派」 4.%
3 巨乳ゴルフ 3.9%
4 懐かしの生駒佳与子&中島恵利華+往年の美人プロ日蔭温子 1.9%
5 美人姉妹で有名な藤田光里プロの妹の藤田美里さんが大胆ビキニに! 1.8%

これら上位5記事で全体の約2割を占めていて、女子プロトーナメントのTV中継が始まってから、女子プロの胸が目立ちだした週末にはアクセスが増えてます。まぁ春になりスケベどもが目覚めたということでしょうか?(笑)

ちなみに検索されたワードが全部で1024種類、見られたページが1143記事と多いです。


ということで、このブログで一番力を入れて、
全部の約1/3を占めるゴルフ本の書評へのアクセスなんか微々たるもんで淋しいもんですわ。(笑)

が、こういう書き方がワシ流なんで淡々と書き続けます。
次のゴルフ本は非常に評価が高いですが、

グリップを直すだけでゴルフが変わるから「もう一度練習してみよう」と思えるグリップを直すだけでゴルフが変わるから「もう一度練習してみよう」と思える
(2014/08)
松吉 信
商品詳細を見る
東邦出版刊  2014年8月

<内容>
「ミスショットが増えるのは…あなたにとって正しいグリップで握っていないから。正しいグリップをしていなければ、どこかに歪みが出て余計な力が入り、スイングは崩れ、飛距離も出ません。グリップが悪いままでは、いくらスイングを直そうとしても無理なのです。グリップがよければすべてのことがうまくいく、と言っても過言ではありません。なぜなら、グリップがよくなれば、そこから始まる動作もおのずとよくなるからです。クラブの握り方を改善するだけで99%のゴルファーの飛距離が伸び、ショットの精度が上がる。 」

<目次>
「第1章 なぜグリップを直すとゴルフが変わるのかーグリップで知っておくべき20のポイント(グリップを握るうえで最も大切なこと/グリップの構造を知ればやわらかく握る“勇気”をもてる ほか)/第2章 スイングを激変させるグリップ・ドリルー最適なグリップを見つける20のドリル(グリップは生き物 日々の鍛錬で決まる/クラブ回し・円 ほか)/第3章 理想のグリップを手に入れるギア・チェックーギアでチェックすべき10のポイント(グリップを新しくするだけで飛距離アップ/手の大きさでグリップの太さを決めるのは早計! ほか)/第4章 グリップができたならあとは本能でゴルフーゴルフのプレーで必要な12のメソッド(本能でプレーすれば好不調の波がなくなる/「ゴルフをする」意識は捨て去る! ほか)」

<著者略歴/松吉 信>
「ゴルフドクター。小学4年生のときにゴルフを始める。中学、高校ではラクビーに打ち込み、大学では学生ゴルファーとして活動する一方、専属プロキャディーのパイオニアとして倉本昌弘プロの20勝近くの優勝に貢献した。卒業後、プロキャディーを務めながら、プロゴルファーのマネジメント業にも取り組む。1995年、有限会社エイジ・シューターを設立。1998年、服部道子プロと専属マネジメント契約、同年ツアー賞金女王となる。2011年には、当時(19歳)韓国の最年少プロの黄重坤(ハン・ジュンゴン)を指導し、わずか半年で『ミズノオープン』優勝、その年のロイヤルセントジョージスGCで行われた『全英オープン』出場に導く」



ベン・クレンショーの名言「世の中で80を切れないゴルファーのほとんどが悪いグリップをしている」が象徴しているように、「グリップを見ればそのゴルファーのレベルがわかる」わけで、

雑誌等で多くの知識、常識に縛られて頭でっかちになりスイングに苦しんでいる大多数のアマチュアに、極論ですが「スイングよりグリップ」ーグリップがしっかりしていればいいショットが打てるというグリップの重要性を教える本です。

そして「グリップをやわらかく握る」、
「本能でプレーすれば好不調の波がなくなる」というのがこの本の2大教義です。(笑)

そして「グリップに力を入れずに握る。理想は今の最低50%ぐらい弱く」、
「ゴルフスイングには①身体のターン ②腕のスピード ③手首のスナップの3つのエンジンがあり、ボディーターンではなく、腕がスイングをリードすることで身体もつられて回る。やわらかくグリップを握って手首をフルに使うと飛ぶ。」というのがその概要です。

これをみると、この人も「ボディーターン派」ではなく「腕振り派」でしたな。(笑)

また第2章の「最適なグリップを見つける20のドリル」には、タオル巻きグリップ、軍手グリップ、スプリットハンドグリップなどワシも練習してきたグリップドリル集と、とってつけたような(笑)グリップの基礎知識である素材・口径・バックラインなどの雑学的なものもあります。

で、この本の結論は、スイングは意図的につくりあげるものではなくクラブをシンプルに左右に振ることで自然に身についていくもの。グリップが出来たならあとは本能でゴルフ「グリップ+リズム=グッドスイング」になるとのことです。

まぁ確かにそうなんでしょうが、著者が言うような「正しいグリップ」だけで、ゴルフの悩みや問題がすべて解決することなんてことはあり得なくて大げさな表現です。ただもう一度グリップを再確認する効果はありますけどね。

もう一つこの本には、amazonカスタマーレビューと楽天ブックスみんなのレビューの評価が良すぎる「サクラ疑惑」があるんだな。(笑) ゴルフ本では珍しく大好評との新聞広告も出してましたし。

最近問題の口コミやらせ疑惑の一例として【「やらせ」の口コミや架空の注文なんと11万件超! 「楽天市場」で大掛かりなステマが発覚】あるけど、多いのがネット時代の口コミを悪用した手法。
その真偽のほどは不明だが、この本は内容に比べて高評価が多すぎますな。

ゴルフが上手くなるには正しいグリップは上達の必要条件だと思いますが、
ワシにはゴルフの上達手段を変えるほどの、そこまでの本ではないと思われますがねぇ。
100切り、90切りレベルターゲットの本だということを考慮してもね。

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)

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2015*03*29 Sun
21:00

3月28日・29日の練習

せっかく天気がいいのに、息子からも友人からもラウンドを断られ、一人寂しくゴルフの練習へ。(笑)

で、散髪後に仕方なく今日は何年ぶりかのこの水上練習場。

20153238.jpg

ここはボロいんであんまり行かないんだけど気分転換に。

ただ古くてボロいからボール代が安い。
100球単位で800円というボール代。ただ100球じゃ済まないので200球打ったな。

ここは水上なんでボールも水に浮くボールだし、アプローチの目安がないので、普段なら練習の4割打つウェッジも少な目で、アイアンとFW打ちすぎて持病の腰痛が出たな。(汗)

ただドライバーもあんまり打たなかったな。
それはここは古いんでティーが高くならないので打ちにくいんだよね。

出来はまずまず。

ただ何年かぶりにここに来たけど、60代~70代のおじさん&じーさんで大盛況でした。
安くて知りあいが多いのでコミュニケーションの場と化してましたね。(笑)

しかしヘタばっかり。
まっワシは練習場シングルだから。(笑)

やっぱり今からでも遅くないからプロやインストラクター、又は5下に教えてもらないとね。
ワシも下手だけど過去にはプロとかインストラクターに何回も教わってきたもんね。

まぁ今日は気持ちよく打ち過ぎて腰痛がぶり返しただけの結果でしたな。(笑)

この練習場、ボロですが日本で一番強いアマシニアがいます。今日はいなかったけど。



そして、29日もヒマなので親父の老人ホームに行ってからゴルフの練習に。
ほんまにすることがない。(笑)


2015329.jpg

ただ今日は背中が筋肉痛で筋肉が張って腰痛だったのでアプローチだけにする予定だった。

で、最初に練習したのがティー高くしてSWでアプローチを打つ練習。
これは入射角が一定でないと、トップしたりフェースの上で打ったり打点が安定しないわけで。

それから先日読んだ本に刺激を受けて、片手うち(右手のみ、左手のみ)、そしてスプリットハンドで打ってから調子に乗って長尺ドライバー(47.75インチ)を片手打ちしていたら他のクラブが全然当たらないようになった。

身体(特に背中)が疲れの蓄積で固くなってた上にバックスウィングをどのように振っていたか?わからなくなったんだな。

これは困ったな。
そこで背中痛&腰痛でフルスウィングする気はなかったんだけど、5iをかなり打ち込んでスウィングを思い出しました。

アイアンの練習で一番大事なことは球の高さが合うことです。

・・・そんなこんなでまた150球打ってしまって現在背中痛でイタイタ状態です。トホホ。

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2015*03*27 Fri
17:00

ゴルフ本の書評まとめ(平成27年1月~3月期)

恒例の3ヵ月ごとのゴルフ本の書評まとめ「平成27年1月~3月期」編です。

今回は3ヶ月で15冊。まずまずのペースです。

昨年末にゴルフ本書評コーナー500回を達成して次の目標を失っていたけど、
今度は600回を目指していこうかという気持ちになりましたな。

というのも、もう今日の時点で次の書評2冊分はほぼ出来上がっていますので。

  評価  ジャンル                  タイトル    著者
★★★    メ ンタルゴルフは「気づく」だけでスコアアップできる 角田陽一
★★★      技術ショットが悪いのに、90が切れてしまうゴルフの鉄則 小池泰輔
★★★      小説人生は最高の宝物―成功をつかむための物語マーク・フィッシャー
★★★★  トレーニングゴルフボディの作り方―ゴルフ肉体改造バイブル スイングが変わる!飛距離が伸びる!菅原賢
★★★      技術これを"マネ"れば上手くなる! ―プロゴルファー・十人十色の練習法タケ小山
★★    ビジネスゴルフがビジネスの成功につながる理由 または成功した経営者はなぜゴルフを愛するのか田井真貴子・木下裕司
★★★      技術ゴルフ 100を切りたければバンカーを狙いなさい久富章嗣
★★★マンガエッセイゴルフ煮っころがし 第1巻 もとみや あゆみ
★★★    ビジネス仕事がデキる人はなぜ、ゴルフがうまいのか?小森剛
★★★      技術120の腕前なのに80台で回る 勝間和代の頭だけで100を切るゴルフ勝間和代
★★★★      技術がんばらないから上手くなった。 田村尚之       上杉隆
★★      技術あなたがもう迷わずにゴルフを上達するための意識改革と練習方法永田玄
★★★★      技術普通のサラリーマンが2年でシングルになるための18の練習法山口信吾
★★★      技術マンガ版「森守洋のダウンブロー革命1・2」森守洋
★★★      技術東大式ゴルフ術谷垣圭太


この期のお勧めゴルフ本は下記の★4つのうち

ゴルフボディの作り方―ゴルフ肉体改造バイブル スイングが変わる!飛距離が伸びる!」
「がんばらないから上手くなった。 」
「普通のサラリーマンが2年でシングルになるための18の練習法」

そしてこの3冊からマイベスト1冊だけ選ぶと、

がんばらないから上手くなった。 (ゴルフダイジェスト新書)がんばらないから上手くなった。 (ゴルフダイジェスト新書)
(2015/03)
田村 尚之、上杉 隆 他

これは週刊ゴルフダイジェスト誌に連載されてたらしいけど、ワシは読んでなかったから新鮮でしたな。
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2015*03*25 Wed
06:00

3月24日の練習と「東大式ゴルフ術」

今月は9日から23日までぶっ続けで出勤して疲れてバテバテだったので昨日24日は代休にした。

しかし朝ゆっくり寝てると朝8時前に仕事の電話あり。ゆっくり寝させてくれや!アホ!

で、久々に昼すぎにゴルフの練習へ。
しかし風が強いわ、寒いわで良くもなく悪くもなく、ただ球を打っただけの150球。

2015324.jpg

肝心のドライバーですが、前回で少しコツをつかんだのでまずまずでした。

ただワシはフッカーだから練習場では右から打つことは滅多にないけど、
昨日はほんま寒くてたまらんかったので右のストーブの前の打席に陣取って打ちました。(笑)



え~次のゴルフ本は東大ゴルフ部元主将が書いた100切りターゲットの本です。

東大式ゴルフ術 (角川oneテーマ21)東大式ゴルフ術 (角川oneテーマ21)
(2015/01/10)
谷垣 圭太

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 KADOKAWA / 角川書店刊  2015年1月

<内容>
「スコアアップは考え方一つでできる!大学からゴルフを始め、1年で83、卒業までに72までスコアを上げた東大ゴルフ部の元主将が実践してきた、頭で勝つゴルフの思考法・上達法を伝授!読むだけで10打縮まる!
ゴルフはスコアがすべて。だから“高めるべきは”飛距離より精度。“打つべきは”1Wよりアプローチ。“使うべきは”安い新品より中古でもプロ使用のスピン系ボール。考え方ひとつでスコアはすぐ伸びる。」

<目次>
「第1章 結果を出すために「逆算思考」(ゴルフは結果を求めるスポーツ/目標を具体化する ほか)/第2章 スコアメイクはパターが9割(パットを2打で入れるために/真っすぐ打つための三つの要素 ほか)/第3章 ショット上達のキモは「腰から腰」(ショットで考えるべき4要素/いいショットは、いいアドレスから ほか)/第4章 ハザード攻略は確率で考える(バンカーにおける打ち方/バンカー攻略のための練習法 ほか)/第5章 思考力で勝つラウンド術(目標スコアを設定する/クラブ選択の考え方 ほか)」

<著者略歴/谷垣圭太>
「東京大学運動会ゴルフ部元主将。1987年生まれ。東京大学法学部卒業後、都内監査法人に勤務。大学入学時よりゴルフを始め、1年で83、卒業時に72までスコアを伸ばす。現在のベストスコアは70」




東大ゴルフ部は著者の時代には新入部員13人中のうちゴルフ経験者は1人。
そして部活としては週2回2時間のショット練習と週1回の筋力トレーニングだけで、難しい勉強と両立しながら、1年後にはスコア100を切るレベルになるわけです。ただ著者は1年で83。

さすが日本最難関大学の東大ゴルフ部です。

ゴルフも「目的から逆算して考える思考法」を考えるわけです。
目標を具体化して、例えば90で回るためには何が必要か?ということを考えること。

この本は合理的な若いアマチュアが書いてますので、特に90で回るために合理的に考えたパッティングとアプローチの重要性とその練習法が詳しいですね

「ミスをしない」ではなく「ミスにしない」考え方や、重要なアプローチでのSWでの距離の物差し作り(振り幅と飛距離)」や、すべてのクラブで同じ距離を打つ練習など色々紹介しています。それとゴルフ漫画やゴルフゲームでのイメージトレーニングも書いてましたけど、若い人らしいです。(笑)

ワシも納得の練習法である、
得意クラブで得意距離をつくること。(受験勉強も同じで得意科目で稼ぐ)、
能力を伸ばす練習(飛距離を伸ばし球筋の引き出しを増やして精度を高める)、
今の自分を測る練習(飛距離測定と球筋の見極めミスの幅を知る)など練習法と、その練習の意味の解説など納得のフムフムですな。

ただ、著者はまったくの素人なのに、「なぜこんなゴルフ本を大手のKADOKAWAから出版出来たの?」って素朴な疑問ですが、あとがきを読むと著者の東大時代の同級生がKADOKAWAの編集にいたからみたいですね。

本当に真面目でわかりやすく体系的にまとまっている本だと思います。

ただ老婆心ながら注文をつけるとね、逆に真面目すぎて、
他と差別するウリが東大元ゴルフ部キャプテンしかなく、もう少しぶっ飛んだ内容も必要だったかもね。

この本は悪くはないんだけど、ワシは100切りの本も結構読んでるので、インパクトがもう少し欲しくて、

ワシのこのゴルフ本の評価は★★★にしました。(満点は★五つ)

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2015*03*22 Sun
06:00

マンガ版「森守洋のダウンブロー革命1・2」

昨日土曜の夜に仕事帰りに練習に行こうと思っていたが、暑くて立ち仕事だったために足が疲れて気分が向かず。

そして今日も同じ仕事で今日は撤去があるためさらに疲れそうで練習は難しいだろうな。アヘアへ。

肝心の息子との初ラウンドなんだけど、ワシは28・29日までずっと休日出勤してるし、息子は息子で23日から別会社に就職だし、この1ヶ月間に2回友達の結婚式、そして一番は彼女とのデートが忙しい(笑)とのことで延び延びになってます。

いつのことになるやら?
ゴルフのゴの字も出てこないので、もう約束忘れてる可能性があるな。(笑)



次のゴルフ本の書評はオジサン達が昔から慣れ親しんできた「ダウンブロー理論」の漫画版です。(amazonの中古本で買いました。)

スイングマイスター森守洋のダウンブロー革命〈1〉スイングマイスター森守洋のダウンブロー革命〈1〉
(2012/12)
森 守洋

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パーゴルフ刊 2012年12月 
<1巻内容>
「週刊パーゴルフの連載で人気に火が付いた、森守洋のダウンブロー理論。DVD付きでビジュアル重視のムック「ゴルフの王道 ダウンブロー」も未だに売れているが、より簡単に読みやすいストーリーマンガという形式での新展開。」

<1巻目次>
●大切なのは体の回転?それとも腕の振り?
●体を正面に向けたままバックスイングしよう
●柔道よりも、空手が重要
●本当の下半身リード
●クラブの特性を理解しよう
●クラブの特性とスクエアインパクト
●瓦割りの動きとスイングをリンクさせる
●右手のプレッシャー
●グリップとスイングの関係
●グリップとグリッププレッシャー・・・etc

森守洋のダウンブロー革命 2森守洋のダウンブロー革命 2
(2013/05/28)
森 守洋

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パーゴルフ刊 2013年5月 
<2巻内容>
「ダウンブロー理論で人気を博した森守洋による、初のレッスンマンガの第2弾。わかりやすスイング解説は一貫しているのだが、よりレベルの高いスイング作りのための深い内容になっている。ダウンブロースイングを体得するための、簡単に練習できるドリルもいい。」

<2巻目次> 
●ダウンブローの基本ポイント
●ティグラウンドでの基本
●左足下がりの基本
●左足上がりの基本
●バンカー越えのアプローチ
●パッティングストロークのきっかけづくり
●ソフトな弾道のアプローチ
●バンカーショット
●緩やかな弾道のインパクトで飛距離アップ
●スイングは自分から見て右回り・・・etc

<構成/宮川タケヤ、作画/やまざきまこと>
<著者略歴/森 守洋>
「1977年静岡県下田市生まれ。高校時代にゴルフを始める。1995年に渡米。サンディエゴで4年間ゴルフを学び、帰国後陳清波プロに師事。現在は、都内で東京ゴルフスタジオを主宰する傍ら、原江里菜ら複数のツアープロコーチを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 」




え~このゴルフコミックは週刊パーゴルフで2012年4月から2013年4月まで1年間連載していた「スイングマイスター森守洋のダウンブロー革命」を2巻にまとめたもの。

主に1巻がダウンブローとはなにかという基礎編、2巻がコースに出ての実践編です。
ただこれ以降の連載あったのかな?わからんなぁ、なんせゴルフ雑誌は基本は立ち読みで読むのも漫画だけなんで。(笑)

そしてこのブログには「ゴルフコミック(漫画)」コーナーがありますが、そこは基本的にゴルフストーリー漫画に限定していて、このコミックのようなものはレッスン的要素が強いためにゴルフ本として書評を書きます。

ワシは森さんの本は以前に下の「ダウンブロー最新理論」を読んで高評価をつけてます。

ゴルフ プロのダウンブロー最新理論 (青春新書プレイブックス)ゴルフ プロのダウンブロー最新理論 (青春新書プレイブックス)
(2011/01/25)
森 守洋

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ワシの書評→「ゴルフ プロのダウンブロー最新理論」

ところで最近の人気レッスンプロの2大勢力の中で中井学さんは「腕を使わないボディターン派」代表であり、もう一方の雄が「腕を振るダウンブロー派」である作者の森守洋さんです。

まるで正反対のことを言ってるようですが、ワシが思うに、完璧に出来るのであればゴルフは腕を使わないボディターンが正解です。別の言い方をすると森さんはドロー出身であり、中井さんはフェード出身でもあることも関係している。

つまり、ジュニアから始めた場合には非力で身体全体を使ったボディターンでないと飛ばないので自然に身につくのだが、大人になってから始めた場合は腕でなんとかしようとして自然と手打ちになる傾向が強いんだな。

ただ練習&実戦が豊富ならそれでも良いんだけど、ずっと手打ちじゃ、いずれ年をとった時にゴルフがメチャクチャになる可能性が高いので、だからきちんと腕を使い方とフェースの開閉を覚えてからボディターンを学べというのが森さんの説です。

腕の使い方を覚えないといつまで経ってもヘロヘロスライスで力強いつかまった球が打てないわけです。

で、つかまりすぎるとフックで悩むので、今度はグリップをストロングからスクエアに戻すわけ。
ベン・ホーガン→陳清波→森守洋と流れる「手を使わないようにして手を使って振る」極意です。


このダウンブローに再び脚光を浴びたのは、パーゴルフの連載から始まったわけで、推察するに、現在の週刊ゴルフ雑誌の読者層は40代半ばのオッサンから70代ジーサンが中心という現実があって、

その層は昔から腕を使ってのダウンブロー理論で育ってきて親近感もあるのだが、最近は「手打ち=悪」と理論が変わり、また年齢的に技術と情熱が劣化し寂しさを感じてた分、懐かしのダウンブローがもう一度見直され正しいとのお墨付きをもらったんで、古びた時代遅れの理論じゃないんだと喜び、もう一度改めてダウンブローを学ぼうと思ったんじゃないかな?

それにボディーターンで上手く行かない新しい世代にも逆に新鮮でアピールしたんじゃないかな?

目立ち面白い記事を探していたゴルフ雑誌が仕掛けた、世の「手打ち=悪(古い)、ボディーターン=善(正しい)」との風潮に一石を投じたゴルフ本ともいえる。

内容的には故若林貞男さんの「Z打法」と似通ったところもあります。

GOLF 300ヤードの法則―golf the system ZGOLF 300ヤードの法則―golf the system Z
(2008/02)
若林 貞男

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ワシの書評です→「GOLF 300ヤードの法則―golf the system Z」
そういえば、瓦割イメージを教える若林貞男さんも田原紘さんもドロー派でしたな。

思い起こせば、ワシらの時代はダウンブロー全盛で、まずダウンブローを覚え、そしてシングル前にはリストターンを使わないボディーターンを覚えろというのが常識でした。

その傾向がコースの整備化にクラブの変化、つまりデカヘッドやアイアンの低重心化により、ダウンブロー ⇒ レベルブロー + ボディーターンへとスウィングが変化していったことと、

ゴルフレッスン情報と理論が時代のグローバル化で、昔の打ちこんで覚えた職人的で個性的なプロから、ジュニアの時から最新理論で覚えてきたプロ達の台頭に変化したゆえに、プロのスウィングが合理的に(画一的に)なり、ますます加速度的にボディーターン全盛時代になった時代背景もあるな。

急には変われないのがおじさんだし、おじさんの過去のゴルフ人生を否定するような理論が大手を振って闊歩している現在、おじさんの味方的な理論にまたスポットライトが当たって懐かしくて嬉しかったんじゃないのかな?

ただ念のために言いますが、永年のゴルフ歴で一度も70台出していないオジサマ及びオッサンはダウンブローに振れていない可能性が高いですが。(笑)

そして誤解がないように書きますが、手打ちは肘から先の上腕・手首であり、腕振りは肩から先の全体のイメージであり、話がわかりやすいように、というか面白くするために、ここでは手打ちをダウンブローの大分類の中に入れていますから。(笑)


20150322a.png 2015322b.png

この本の中には「ダウンは右足の前に正拳突きの瓦割りイメージ」や「アームローテーション、股関節で体重を受け止める」などの分かりやすい教えや、ダウンブローをマスターするためのドリル集もあります。

基本的にゴルファーはバカなんで活字を読まないが、これはマンガなんで非常に分かりやすいです。


が、え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)

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2015*03*19 Thu
06:00

「普通のサラリーマンが2年でシングルになるための18の練習法」

練習はしたいが、雨模様だし、この前ドライバー打ちすぎたために、
背中の筋が張ってて、今にもピキーンとなりそうな気配と加齢臭を漂せているワシです。

え~今週号のパーゴルフにヤマハRMX UD+2アイアンが、
7番アイアンで190y(飛ぶ人は200y)もぶっ飛んで大人気って提灯記事?が出てましたな。

UD+2

ただ、ワシもこのクラブを一時期検討して、今はフォーティーンの飛びアイアンを使ってるからわかるけど、7番がこんなに飛んじゃうと、この下の距離はどうするの?ってことを頭に入れてないとダメ。

例えばPWが140yとすると、7番・8番・9番の3本で約60yを打ち分けないといけないし、PWとAWをもう一本ずつ入れないといけないという面倒なことになるわけで。

つまり番手間の飛距離が空きすぎて、逆に距離のコントロールが難しくなるんだよな。
まぁでも良いか?雑誌で試打してる人はこんなクラブ買わないで、買うのは飛ばない金持ちジーサンだろうから。(笑)




え~先日の山口信吾さんの「長尺ドライバーのひっかけ防止練習法」は非常に参考になった。
ワシも結構練習好きで色々なグッズや方法を試していたんだが、これは盲点だったな。

教えてもらった(勝手に思ってるだけw)御礼に山口さんのゴルフ本を読まねばと思い読んだ本が、

普通のサラリーマンが2年でシングルになるための18の練習法 (日経プレミアシリーズ 47)普通のサラリーマンが2年でシングルになるための18の練習法 (日経プレミアシリーズ 47)
(2009/05/09)
山口 信吾

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日本経済新聞出版社刊 2009年5月

<内容>
「57歳、170センチ、53キロ―。お金もなければ時間もない、そんな普通のサラリーマンが2年でシングルになった超効率的な練習法とは?帰宅してから30分でできる筋トレやストレッチ、練習場を徹底活用したアプローチ上達法、スコアがみるみる縮まるラウンド術―など、誰にでもできるスコアアップの秘訣を紹介する。」

<目次>
はじめに――時間もお金もないサラリーマンでも、この練習法ならシングルになれる
プロローグ――シングルを目指して踏み出そう
第1章 キレのある強靭なゴルフボディをつくる
 1番ホール「足腰と体幹を鍛える」
 2番ホール「瞬発力を鍛え、腰のキレを養う」
 3番ホール「インパクトで左腰を切る動きを身につける」
 4番ホール「しなやかなカラダをつくる」
 5番ホール「平衡感覚を鍛える」
 コラム「ドライバー選びでは総重量と重心に注意」
第2章 スコアに直結する実戦スウィングを磨く
 6番ホール「よどみのないルーティンを身につける」
 7番ホール「“特高”ティでスウィングを矯正する」
 8番ホール「踏み台で傾斜ショットを身につける」
 9番ホール「自由自在のコントロールショットを身につける」
 10番ホール「苦手ホール攻略法“スパットゴルフ”を身につける」
 11番ホール「一発必脱のバンカーショットを身につける」
 12番ホール「感想戦でコースマネジメント能力を磨く」
 コラム「クラブは慎重に選んで長く愛用しよう」
第3章 自由自在の寄せ技を身につける
 13番ホール「アプローチ上達のツボ」
 14番ホール「ランダム型の練習でアプローチ名人になる」
 15番ホール「アプローチ練習でフルスウィングを磨く」
 コラム「単品ウェッジは憧れでよい」
第4章 対戦相手を「ヒヤッ!」とさせるパット術を身につける
 16番ホール「パット上達のツボ」
 17番ホール「“究極の振り子スウィング”を身につける」
 18番ホール「距離感を磨いて3パットを撲滅する」
 コラム「運命の一本を生涯の友にしよう」
おわりに

<著者略歴 /山口信吾>
「ゴルフ作家。1943年台北市に生まれ福岡県で育つ。九州大学工学部建築学科を卒業後、同大学院を修了。1969年竹中工務店に入社し設計部に所属。72年渡米しハーバード大学デザイン大学院修了後、シカゴの米国大手設計事務所に勤務。75年帰国して竹中工務店に復帰、開発計画本部に所属して一貫して都市開発プロジェクトに従事。ゴルフ歴二十二年、ハンディキャップ8(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 」



山口信吾さんの本は調べてみたら過去に以下の3冊を読んでいたな。

普通のサラリーマンが2年でシングルになる方法 (日経ビジネス人文庫)普通のサラリーマンが2年でシングルになる方法 (日経ビジネス人文庫)
(2004/09)
山口 信吾

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ワシの書評→「普通のサラリーマンが2年でシングルになる方法」

達人シングルが語るゴルフ上達の奥義 (日経ビジネス人文庫)達人シングルが語るゴルフ上達の奥義 (日経ビジネス人文庫)
(2008/07)
山口 信吾

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ワシの書評→「達人シングルが語るゴルフ上達の奥義」

定年後はイギリスでリンクスゴルフを愉しもう―カラー版 (日経ビジネス人文庫)定年後はイギリスでリンクスゴルフを愉しもう―カラー版 (日経ビジネス人文庫)
(2005/09)
山口 信吾

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ワシの書評→「定年後はイギリスでリンクスゴルフを愉しもう」

この3冊の中ではものすごく売れた処女ゴルフ本「普通のサラリーマンが2年でシングルになる方法」がとても印象に残っていますな。

というのも内容は非常によく考えられていて良い本だと思うんですが、
ただ非常に気にいらねえのが、出版社側のタイトルのつけ方の詐欺行為(笑)。

2年でシングルになったようなタイトルのつけ方も悪いし、作者は週1回のラウンド・週1回のプロレッスンで計年間120万円のゴルフ代をかけてシングルになったわけで、とてもじゃないけど普通のサラリーマンじゃねえこと。(著者はハーバード大卒で大手の竹中工務店勤務の普通ではないサラリーマンw)

確かに内容は非常に納得の出来る本でしたけど、ビンボーサラリーマンのワシはヒガミのために素直に聞けなかったことを覚えているな。(笑)



で、前説が長くなったのですが、今回この本を読んでみて、
山口さんの毎日の絶えざる努力には脱帽したし、その熱心な研究心にも一目も二目も置かざるを得ないですな。

ワシも結構練習好きだったので、変わった練習グッズを使ったりので知識は多いと思ってましたが、全然レベルが違うわ。

まずワシも納得の「足腰と体幹を鍛える、ストレッチの必要性とそのやり方」を最初の第1章に持ってきて、腰切り体操・真向法体操などの紹介。これはその重要性を軽視している中高年ゴルファーには耳が痛いですよ。

また特高ティでのスウィング矯正や踏み台での傾斜ショット、練習場2階でのショット練習、ランダム型のアプローチ練習などワシもやってる練習法もかなりありましたけど、その他のコダワリはすごいわ。
参りました。(___ ___ ;)尸マイリマシタ・・・

特に感想ノート、そして著者得意のバンカーショットやパット練習法にはほとほと頭が下がります。
そこまでやる?まるでセミプロか?って問いたいほどの継続的な努力と引き出しの多さにはグーの音も出ませんです。(笑)
何がここまで凝らせたのか?知らんが、本当に山口さんは努力の人です。

この本に書かれていることの半分でも実践すれば、シングル入りは間違いないと思います。ハイ。
ただワシとはタイプが違いますね。ワシはいまだに飛ばしを追求してるからね。アホw。


う~む、この本の最初に書いてあるベン・ホーガンの名言
「練習が必要な人ほど、練習をしない。」はこの本を読めばより笑えますな。(笑)



え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★★です。(満点は★五つ)
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