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インドネシア大統領 日本企業進出へ規制緩和も4月8日 21時34分
インドネシアを訪れている経団連の榊原会長は、ジョコ大統領と会談して投資環境の改善などについて意見を交わし、ジョコ大統領は、日本企業のさらなる進出のために外資に対する規制を一部緩和することを検討する考えを示しました。
経団連の榊原会長は、製造業や商社の代表らおよそ50人とともにインドネシアを訪れていて、8日午後、首都ジャカルタでジョコ大統領と会談しました。会談では、インドネシアのインフラ整備に向けた日本企業の技術移転や、投資環境の改善などについて意見が交わされました。
経団連によりますと、日本側は、企業が最先端の技術を使ってインドネシアで電力開発を行おうとしても、インドネシアの省庁の規制によって材料の調達に困難が生じている事例などを紹介し、ジョコ大統領に規制の見直しを求めました。
これに対し、ジョコ大統領は「投資する企業に対して、複雑で障害になるような規制であれば、考えていかなければいけない」と述べ、日本企業のさらなる進出に向けて、外資に対する規制を一部緩和することを検討する考えを示したということです。
会談のあと、榊原会長は記者団に「インドネシアは、製造業のサプライチェーンの拠点としても重要性が高まっており、日本の経済界としてもインドネシアのインフラ整備にいろいろなかたちで協力していきたい」と述べました。
経団連によりますと、日本側は、企業が最先端の技術を使ってインドネシアで電力開発を行おうとしても、インドネシアの省庁の規制によって材料の調達に困難が生じている事例などを紹介し、ジョコ大統領に規制の見直しを求めました。
これに対し、ジョコ大統領は「投資する企業に対して、複雑で障害になるような規制であれば、考えていかなければいけない」と述べ、日本企業のさらなる進出に向けて、外資に対する規制を一部緩和することを検討する考えを示したということです。
会談のあと、榊原会長は記者団に「インドネシアは、製造業のサプライチェーンの拠点としても重要性が高まっており、日本の経済界としてもインドネシアのインフラ整備にいろいろなかたちで協力していきたい」と述べました。