(cache) サーチナ|韓国が日本を超えた!?・・・「国家破産」の可能性で=韓国メディア  



韓国が日本を超えた!?・・・「国家破産」の可能性で=韓国メディア


 韓国メディアのデジタルタイムスは5日、韓国の国際金融センターの資料を引用し、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムにおいて、日韓の月別推移を比較。今年の3月30日を基準に、5年満期の外国為替平衡基金債権(外平債)が、韓国は「53bp(1bp=0.01%ポイント)」であったのに対し、同日の日本は「34.5bp」で、韓国のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアムが、日本より高いことが分かったと伝えた。  続けて、韓国のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアは2014年4月30日には「60.3bp」にまでなったが、同年12月30日には「54.3bp」まで落ちた。しかし、今年に入り1月には「64.8bp」まで急増。その後、現在に至るまでは「50bp台」を維持していると伝えた。  これに比べ、日本のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアは2014年4月30日には「45.16bp」であったが、同年12月30日には「66.99bp」にまで急増したものの、今年に入ってからは徐々に下がり、今年の3月30日には「34.5bp」にまで下がったと伝えた。  CDSは、クレジットデリバティブの一種。社債や国債などの信用リスクの売買で、債務不履行(デフォルト)などが生じた場合に損失額が保証される。この商品につく加算金利であるCDSプレミアムが高いということは、破産の可能性が大きくなったという意味を表す。よって、「韓国の国家破産の可能性が日本よりも高くなったと見ることができる」と報じた。  続けて、韓国銀行は、この状況に対し、韓国の“国家破産危機”が日本よりも大きくなったのは家計負債の影響が最も大きいと分析。昨年の韓国の家計負債額の合計は1089兆ウォン(約119兆円)を記録したと報じた。  また、この韓国の家計負債について英国のファイナンシャルタイムズは、「このまま家計負債が急増すれば、韓国の経済成長基盤は揺れ動く」と警告したほか、国際信用評価会社であるピッチも「借金に依存する経済成長が続くほど韓国経済は外部からの衝撃により弱まっていくだろう」と分析したと報じた。(編集担当:李樹香)(イメージ写真提供:123RF)