Jリーグの規律委員会は7日、J1鳥栖のDF金敏爀(キムミンヒョク)が相手選手の顔を踏みつける悪質な行為をしたとして、公式戦4試合の出場停止処分にすると発表した。
3日の鹿島―鳥栖戦の後半、金敏爀は鹿島のMF金崎を倒し、警告を受けた際、顔を足で踏みつける行為があった。審判は確認できなかったが、規律委は鹿島の申し立てを受け、映像で確認した。7日には本人からも聞き取り調査を行い、4月8、22日のナビスコ杯と12、18日のリーグ戦の計4試合の出場停止を決めた。Jリーグは昨季から処分を同一大会で消化する規程に改めたが、行為の悪質さを考慮し、直近のナビスコ杯も対象に含めた。
Jリーグによると、金敏爀は「興奮していた。後で映像を見てからやったことの重さを認識した」と話したという。
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