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      長崎大 エボラ新検査で効果

      長崎大 エボラ新検査で効果

      長崎大学の研究チームが開発したエボラ出血熱に感染したかどうか調べる新たな検査法が実際に使えるかどうか西アフリカで患者らの血液を使って調べたところ、従来の6分の1程度の10分あまりで正確に判定でき、長崎大学では「すばやく高い精度で確認できることが実証された」としています。
      長崎大学熱帯医学研究所の安田二朗教授の研究チームは、エボラウィルスだけが持つ遺伝子の配列に反応する物質を使って、短時間で感染の有無を確認できる新たな検査法を開発し、先月、西アフリカのギニアの首都コナクリにある国立病院で、感染の疑いがある人から採取した100人分の血液などを使って、実際に判定できるか、検証しました。
      その結果、判定にかかった時間は平均で、大がかりな装置を使って遺伝子の配列を調べる従来の検査法の6分の1ほどの11.2分で、感染の有無についても従来の検査法と同様の結果が出され、正確だったということです。
      新たな検査法は装置がノートパソコンほどの大きさでバッテリーも内蔵しており、停電になっても使うことができたということです。
      ギニアでは先月29日までの1週間で新たに57人の患者が報告されるなど、再びエボラ出血熱の感染の拡大が懸念されており、安田教授は「新たな検査法を一日も早く現地に導入し、エボラ出血熱の流行の収束に貢献したい」と話しています。

      04月08日 20時01分