こんにちは「家庭総合」です。
今日のテーマは「住みやすい町にしたい!」。
お悩み漫画のソウタ君がですね町内の活動やつきあいが面倒くさい…と感じているんですけどもどう思いました?皆さんは。
僕もこのソウタ君の気持ちすごいよく分かります。
部活で清掃とかやった事あるんですが何で地域の事まで僕たちがやんなきゃいけないんだろう…って思ってました。
(尾崎)私はこういう事した事ないんですけど入りづらいやりづらいけどでもやってみると楽しそうな感じしますけどねこういう活動。
(青木)私は高校生の時の事を思い出すと世代の違うおばさんとかおじさんに話しかけられる事その内容とかがうっとうしいなって思った記憶はありますね。
なるほど。
ソウタ君の気持ちはすごい分かる。
分かりますよね。
こういうなかなか難しい問題なので今日は専門家の方をお呼びしたのでちょっとお待ち下さいね。
(山崎)どうもこんにちは。
こんにちは。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
町づくりの専門家として各地のプロジェクトを手がけている…山崎さんはコミュニティデザイナー。
住民参加の町づくりのために話し合いの場などをデザインしています。
山崎さんソウタ君についてどう思われました?正直に言えば僕も同感なんですよね。
やっぱり自分が若い頃はですね面倒くさいなぁと思いましたね。
ただ面倒くさいというだけではなくてですねやっぱり誰かとつながっていくという事はつながりの価値もやっぱりねいろんな事を楽しめたりとかいざという時に助けてもらえたりとかそういう価値はあるんですよね。
私も人とのつきあいが苦手だし面倒くさいと思ってたんですが娘が生まれて人づきあいって必要不可欠な事だなって感じて頑張ってるんですよね。
まさにそうだと思いますね。
特に都会はすごくそれが問題になってるんですけれども子育てをするのに1人っきりになってしまったりとかそれから高齢者の方が孤立死してしまうとかねそういう事件が結構起きていますので都市部ではやっぱりつながりっていうのがすごく重要になってくると思いますね。
さあそういった問題に対して取り組んでいる商店街をご紹介します。
…にある和田商店街です。
およそ500mにわたり続く道に小売店が50店ほど点在しています。
利用客はほとんどが昔なじみの高齢者です。
この商店街の真ん中にある銭湯に赤ちゃん連れの女性が集まってきました。
あっこんにちは。
この近くの和田2丁目から来ました。
よろしくお願いします。
(拍手)今月で6か月になります。
お願いします。
(拍手)このプロジェクトは商店街に若い家族連れを呼び込もうと4年前から行われています。
グループに分かれて店を訪ねます。
ちょっとねマスキングテープ使ったりして楽しく…。
このグループはのりとお茶の店を訪ねました。
(濱)ここのお店屋さんのやつは味が辛いや甘いや濃いやいろいろあるから。
違うでしょ?普通のただののりじゃないでしょ?こういうの売ってるとこないんですよ。
こうした活動の背景には商店街の人々の危機感があります。
高度経済成長期。
ものが増え人々の暮らしはどんどん便利で豊かになりました。
そんな生活を支えていたのが各地の商店街でした。
和田商店街も当時は80もの店舗が並び大変なにぎわいでした。
しかし大型スーパーの登場やライフスタイルの変化に伴い利用客は減り続けました。
そこで4年前に始まったのが親子で街デビュープロジェクトでした。
地元で働く人たちの協力を得て……などさまざまな催しが行われてきました。
話す事によって会話がつながってってお店と若いお母さんと一体になって…。
あるいは近寄っていくんじゃないかなと思いますよね。
おそろいのTシャツを着てイベントを支えるのが子育て中の母親のグループ…全員が元参加者です。
…もその一人です。
2年前に引っ越してきた時は知り合いがおらず地域で孤立していたといいます。
(藤根)全然友達もいなくて育休を取って…。
子どもが小さいうちなかなか外出もできなくてママ友とかもいなくて割と孤独だったんですけど。
そんな時知ったのが親子で街デビュープロジェクトでした。
藤根さんは地域につながりを持つ良さを実感しこの活動をもっと広げたいと思うようになりました。
みんなが声をかけてくれたりとか子どもが行きやすい店。
スーパーとかコンビニとか買って終わりじゃなくて入っていったら名前覚えてくれて声かけてくれたりとか「今何やってるの?」とか「どこから帰ってきたの?」とかそういうひと言ふた言でも会話ができるお店がたくさんあるといいなと思ってます。
商店街巡りからお母さんたちが帰ってきました。
(一同)サンタさ〜ん。
メリークリスマス。
(拍手)いいですね。
すごくいい羨ましい取り組みだなと思います。
こういうコミュニティがあると同じ悩みを共有できる仲間がいる事とあとは自分たちの存在を知ってくれてる商店街の人がいるっていうのはものすごく大きいと思いましたけどね。
一方地方では違う形で地域の問題が深刻化しているそうです。
特に…そうするとこのままだと……のが日本の地方の状況だといえますね。
そういう地域でですね山崎さんのチームの仲間が町おこしプロジェクトをやっているんですね。
その様子を取材してきました。
どうぞ。
鳥取県の西部に位置する大山町。
海と山に囲まれた自然豊かな町です。
15年後には人口は現在のおよそ2/3に減り高齢者は人口の4割を超えると予測されています。
そうした状況を変えようと去年から始まったのが「大山町未来づくり10年プラン」です。
住民参加型で…プロジェクトごとの…その後…このような住民主体の町づくりの手法は山崎さんのチームが提案しサポートしています。
話し合いの場では付箋などを使いさまざまな年齢職業価値観の人が活発に意見を交わせる仕掛けを作っています。
定期的に集まり話し合いを進めているチームがあります。
漁業や農業会社員などメンバーの職業はさまざま。
議論を重ねる中で携帯アプリを使って物々交換するアイデアなども生まれています。
こんな職業の人いたんだとか大山町でこんな暮らし方してる人がいたんだとか出会いとかもあってすごい楽しいです。
自分が持ってないようなアイデア持ってる人もたくさんいるし今回の企画もすごい関わってて面白いアイデアだなぁと思って。
こういうのがどんどん発展していって町が盛り上がっていけばいいなぁとは思ってます。
大山町役場は行政中心の町おこしとは違う活動の広がりに手応えを感じています。
非常に役場としても予想外の展開が出てきましたよね。
それぞれが自主的にいろんな催し物をしたりそれから仲間を集めたりそうした活動がどんどん活発になってきてます。
町づくりのメンバーに10代の若者がいます。
19歳。
工業高等専門学校の4年生です。
僕自身部活動もやってなかったので何かしとこうかなという事で始めました。
最初はそんなに面白くないんだろうなと思ってたんですけど大人の人たちの話を聞くとみんな考え方がすごいいいというか大人というかすごいためになって参加してよかったなと思いました。
初めは自分の意見を発言する事ができなかったゆっきー。
しかし話し合いへの参加を通して徐々に自信をつけていきました。
「地域のために自分も何かしたい」。
そんな思いを強くしたゆっきーは大好きなファッションを通じて町づくりに貢献できないかと考え始めました。
この日はある企画のアイデアについてメンバーの一人に相談しました。
インテリアやファッションの仕事をする…こっちが変わったあとです。
あ〜なるほどな。
そうか…。
ゆっきーが考えているのは孫と祖父母の服を交換して世代間交流を深めるという企画です。
ゆっきーも実際におばあちゃんと試したところびっくりするほど話が弾み知らなかった昔話をたくさん聞く事ができました。
よそから来た人は真っ白な田んぼがすごいやっぱり新鮮なのよ。
そこで衣装…服をチェンジして撮るだけでもうわ〜すごいじゃんって。
それが海岸でもそうだと…浜辺でもそうだと思う。
自分の10代の時と比べて全然思ってもない事を今やっとるのがすごいなと思ってそれになんとか協力をしたいとかなんとか実現させてあげたいなっていう思いで話を聞いたっていう。
翌日チームミーティングでゆっきーは自分の企画をメンバーに聞いてもらう事にしました。
やったのがこれで…でこっからこういう感じに…。
何か違和感…。
(拍手)すいません紙書いてもらって…。
(笑い声)自己満足に終わらないためにどうしたらいいのか。
メンバーの意見から新たな課題が見えてきました。
(大黒)お疲れさまでした。
こうした活動を通して地元の野菜を使った農のテーマパークや子どもによる自然ガイドなどほかにもさまざまな企画が誕生しています。
プロジェクトは始まったばかり。
対話の中から生まれた企画は住民自身の手によって実現に向けて動きだしています。
成君どうだった?若い力が地方の方に広がっていって…っていうのがすごいいいなと思いました。
自分のためにもなって地域のためにもなるっていうそういうプロジェクトってすごいすばらしいなぁって思いました。
そうだね。
僕なんか本当ね正直申し訳ないけど自分の家の中の事で精いっぱいなんですよね。
僕みたいに思ってる人は何から始めたらいいですか?まず地域のために世のためにっていうよりはふだんやってて面白いなって思う事を共有できる人たちと一緒に集まってみる…っていうところからスタートするといいと思うんですね。
そこから徐々にじゃあ自分たちはこの町のため地域のためにどんな事できるかなと考えていく。
これからの日本の社会というのはやはりそういう気持ちを持った人が1人でも多くなる…という事になっていかないと地域を守っていくのが難しくなる時代になるかな…いうふうに思いますね。
という事はソウタ君ちょっと面倒くさいかもしれないけど好きな陸上を通して地域に関わる事にも何か意味があるのかもしれないね。
この陸上部が勝ったら地域の人もうれしいしね。
地域の人が応援に来てくれたりすればやっぱり少し燃えるかしれないですよね。
なるほどね。
陸上部に入らなかったらあの女の子とも知り合わなかったかもしれないって考えると…。
実はこういう活動をやってる中から結婚する人とかあるいは一緒に会社を起こす人が出てきたりする事もありますね。
地域社会はさまざまな課題を抱えています。
都市部では住民の孤立化が進み地方では人口減少高齢化などが深刻な問題になっています。
地域の課題を解決するために住民による町づくりの取り組みが増えています。
幅広い年代や価値観の人が意見を交わし新しいアイデアを生み出しています。
地域に住むという事はコミュニティの一員だという事です。
自分が好きな事を手がかりにできる事から活動に参加してみましょう。
2015/04/08(水) 14:00〜14:20
NHKEテレ1大阪
NHK高校講座 家庭総合「住みやすい町にしたい!」[字]
今、各地で地域社会の課題を解決するための様々な取り組みが行なわれています。都市部と地方から、二つのケースを紹介します。【出演】パパイヤ鈴木・青木さやか ほか
詳細情報
番組内容
都市部で進む住民の孤立化。地方で深刻化する人口減少や高齢化。…日本の地域社会は様々な課題を抱えています。そんな中、各地で住民参加の町づくりが活発化しています。それらの多くに共通するのは、参加者自身が楽しんでいるということと、幅広い年代や価値観の人が交流しているということ。番組では、二つのケースを紹介します。【出演】パパイヤ鈴木、青木さやか、足立成、尾崎千瑛、山崎亮【声】沖田愛【マンガ】和田フミ江
出演者
【ゲスト】コミュニティデザイナー…山崎亮,【司会】パパイヤ鈴木,青木さやか,【出演】尾崎千瑛,足立成,【語り】沖田愛
ジャンル :
趣味/教育 – 中学生・高校生
趣味/教育 – 生涯教育・資格
バラエティ – その他
映像 : 480i(525i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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