(テーマ音楽)「きょうの健康」今週は「病気を防ぐ!最高の食生活」をテーマにお伝えしています。
今日ご一緒頂くのは八代亜紀さんです。
ようこそお越し下さいました。
ありがとうございます。
お願い致します。
よろしく。
いつもですね今もドキドキしているんですが歌声に魅了されているんですけれども。
本当ですか?もちろんです。
日頃から食生活に何か気を遣ってらっしゃる事あるんですか?ちょっと濃い味が好きなんですよ。
だからちょっと濃すぎるよってよく言われます。
それは例えば…。
味付けとかね。
あんまり濃いのはよくないみたいですけど。
じゃあその辺りも今日はご一緒にお願い致します。
教えて下さいますのは…栄養疫学がご専門です。
よろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。
まずですねラインナップちょっとご紹介したいと思います。
今日は3日目になりますね。
理想の体格例えば本当に八代さんかっこいいじゃないですか。
そうですか?モデルさんのようなそういう理想の体格という事ではないんですね?そうではないですね。
それよりも元気で長生き。
健康で長生き。
そのための理想の体格。
今日はそのお話をしましょう。
いいな元気で長生き。
よろしくお願い致します。
よろしくお願いします。
理想的で健康的な体格のお話。
エネルギーから始めたいと思います。
いきなりですけれども早速ですけれども八代さんエネルギーの単位ってご存じですか?エネルギーの単位?分からない先生。
じゃあ出してみましょう。
kcal。
エネルギーの単位。
ところがですねこれこれまでの指標の単位だという事ですね。
これを今回の食事摂取基準やめちゃいました。
えっ本当?結構大胆ですよね。
どうなっちゃうんでしょうか?だってずっとkcalときましたよね。
はい。
違うんですかね?ではどういう問題があったか。
今からそのお話を簡単にさせて下さい。
少し小太りの方がみえてこの方に少し体重を落として頂くために目標のエネルギーは2,000kcalにしましょうと。
次を進めてまいりましょう。
2週間ぐらい後にやってみましたよつけてみましたよと。
そうすると当然ながら管理栄養士さんはこの方に「この調子で頑張っていきましょう体重減りますよ」というお話をして頂くという事になります。
ところが次をいきましょう。
ところがですね……という事がしばしば起こってしまいます。
これはどうして2,000を保っているのにやせない?太る?でもよく言いますよね。
何かその頑張ってるのに太っちゃったって聞きますよく。
そうですか。
いろんな人が。
このからくりを。
2,000kcalだと考えて食べています。
ところがお二人も考えて頂きたいんですけれど食べたものを全て覚えていたりまた全てメモをしたり全てはかりで量ったりとてもできないんですよね。
できないですね。
普通の方が真面目に食べたものを記録して頂いてまた重さを量って頂いてもどうやら2割ぐらいついで忘れてしまうらしいという事が研究で分かってまいりました。
実際は2,000。
で2割忘れてますから実際には2,500kcalを毎日とってる。
1日に500kcalも知らないうちに実は食べてるんだと。
こういうふうになる訳ですね。
そのために問題はですねkcalを丁寧に考える事や丁寧に量る事が毎日この誤差を生んでしまっているという問題が起こっていたという事が分かってきました。
でも本当に忘れがちとかありますしね。
ついついあめ玉食べたり…。
そうですよね知らないうちにね。
ありますよね。
そういう事から新しい…calから変わったという事なんですね?kcalこれまでの新しいものに変えました。
今度は今どう食べてるかというよりも結果を見てみましょうと。
結果で評価しようという事になりました。
何だと思われますか?食べ過ぎまたは食べ足りないという結果は何で見ていく?結果ですか。
何で見るかって結果…何でしょうね?はいそれではご覧下さい。
体重の変化。
簡単でしょ?簡単ですね。
毎日乗ってますもん体重計に。
そうですか。
そうそうそう。
すばらしい。
毎日乗ってます体重計。
毎日とまでは言いませんが体重の変化を見て頂いて体重が増えてきたら食べ過ぎだ。
体重が減ってきたら食べ足りない。
体重の変化というのはこのエネルギーの結果であるという事ですね。
先ほど忘れるという事を考えるとですねまたはそれが大変な作業であるという事を考えますとこのように丁寧にカロリー計算をして頂くよりも八代さんおっしゃったように体重計にポッと乗って頂く。
これを習慣化して頂きたいと。
そして引き算をして頂いてその変化を見て増えてきたなと思ったら食べる量を落として頂く。
減ってきたなと思ったら食べる量を増やして頂く。
面白いのはね毎日乗ってるでしょ?乗ってて朝乗るんですけど食べたなという次の日の朝ね乗るでしょ。
重いんですよやっぱり体重が。
体重が増えてるんです。
イッシッシッて思います。
増えちゃったんだって思うんです。
じゃ今日の夜は控えるぞと思いますもん。
思います。
それを毎日毎日習慣化してらっしゃるという事ですね。
ちょっと増えちゃったなみたいな。
ありますもんやっぱり。
これ高級テクニックだと思うんです。
本当ですか?毎食そこまですぐにリアクションを考えるというのは相当に考えておられる方ですね。
楽しんでしてます楽しんで。
それが一番いい。
習慣化。
これがいいですね。
でもね例えばもう少しふくよかな人が体重の増減はない。
でもやっぱりね…。
それでもいいっていう事なんでしょうかね変化が…。
それはいい訳ないですよね。
そういう場合どう…?そうなんです。
この体重の変化これは比較的短期間な指標です。
けれども生活習慣病と呼ばれるような病気はもっと長い期間何年何十年というその期間で起こってきますね。
それを見るのが体格肥満度という事になります。
ボディー・マス・インデックスと読みますがいわゆる肥満度の指標であります。
これを組み合わせて使って頂くという事になりますね。
そっか。
そのBMIですが多くの方もう既にご存じの事と思います。
ご自分の体重を身長m換算をして2回割って頂くとご自分のBMIが出てきます。
そのBMIがそれぞれの年齢でこの範囲内に収めておいてもらいたい。
これが今回の食事摂取基準で新たに決められた健康なエネルギー管理という事になります。
例を作ってみました。
例えば150センチの人だとこの体重になります。
およそこの範囲の体重に収まっていればよろしいですよと。
または70歳以上の方で身長が170cmであればこの範囲内に収まっていれば理想的な健康的な体格であると考えてよいでしょうという。
例えば50から69歳のところで幅が随分ありますよね。
その辺りいかがなんですか?たとえこの範囲内に収まっていたとしても去年今年ギリギリで増えてきているんだと。
そうすると来年恐らく超えちゃうなとか急に最近やせてきたなと。
そしてこのままいくとこの秋にはこれを下回ってしまうかもしれないという方は黄色信号がともったというふうに考えてここへ戻すようにして頂けるとよろしいかなと思います。
でもこれまでkcalだったのがBMIと体重変化ですよね。
そういうふうに変わった背景といいましょうか…。
その背景ですがこれをご覧下さい。
過去30年間の日本人の肥満者の割合を示しています。
どちらが問題かと見れば分かりますよね。
男性の肥満者の割合がどんどん直線的に増えてきている。
これ特に中年男性に顕著なんですけれどこれはまずいなという事です。
この肥満なんですけれどエネルギーカロリーを持つ栄養素ですね。
いずれにしてもそれを食べ過ぎると肥満になる。
ここに1つ書いてございませんがアルコールもそれにつながるのでお忘れなくという事ですね。
この肥満がどんな問題かといいますと高血圧血圧を上げてしまったり血糖値が上がってきていずれは糖尿病につながったりそれから脂質異常症という病気が。
これらが心筋梗塞や脳卒中といった代表的な生活習慣病の大きな原因となっているという事ですね。
上流へさかのぼっていってエネルギー管理しっかりして頂きたいという事になりますね。
全てがこれと結び付いているという。
ではその肥満のねなかなか…どうしたらいいんでしょうかと伺うしかないんですけれども。
簡単なもので確実なものと申しますかね一つお見せしたいと思います。
進めて下さい。
これですね。
食べる速さと肥満度BMIの関係。
そうか。
いわゆる早食いですね。
この方がですねそれ以外の人に比べて随分肥満度が高いという事が分かっています。
そしてゆっくり食べる人ほど肥満になりにくいという。
是非ゆっくりと食べて頂きたい。
いかがですか?ご自身は。
私はよくみんな食べてて一緒に食べてるんですけどいつも私一人取り残されちゃって。
取り残されてるんだ。
そうです。
みんなさっさと片づけちゃって一人で食べてます。
それがよいという事ですね。
よいのよみんな。
スタッフに言いますけどよいのよ私は。
そういう方もいらっしゃるけど私たちこういう仕事をしてるととにかく10分時間がある。
じゃあ食べちゃいましょうと打ち合わせをしながらとかね。
ながら食い何が問題かと申しますとお仕事をしていたりまたほかのゲームなり遊んでいたりすると神経がそちらにいっている。
食べているのに食べた事が記憶に残らない。
これもったいないですよね。
食べる時は食べたという事を楽しんで僕は食べたよ私は食べたよという事を頭に刷り込ませると満足しますね。
という事は食べ過ぎにならないですね。
本当よ。
はい…フフフフ。
そうだったんですね。
むしろそうやって食べる事を楽しんで下さい。
それがながら食いや食べ過ぎを止める。
そしてゆっくりとお食事を楽しんで頂くと肥満の予防になると。
そうか。
さてもう一つ忘れてはならない事がございます。
今度は逆ですね低栄養食べない方の問題であります。
同じように炭水化物であっても脂質であってもたんぱく質であっても食べないと栄養状態が悪くなる。
というかエネルギーの不足になるという事になります。
何が問題かと申しますと呼吸器を中心にした病気が増える。
具体的には肺炎にかかりやすい。
ご高齢の方で今この肺炎による問題が随分大きくなってきております。
そしてそのベースにこの低栄養があるだろうと。
もう一つ特にこのたんぱく質これ筋肉を作りますよね。
筋肉が弱くなるとうまく歩けなかったりつまずいたり転倒ですね。
寝たきりの大きな原因となりますし転倒あとリハビリしたりも大変ですよね。
この2つの問題ほかにもたくさん原因はあるんですけれどもこの低栄養というものがベースになっていると。
ここも防ぎたいという訳ですね。
なるほどね。
私の母親も90近いんですけれども本当に食べてもらえないんです。
いろいろ好きなものをといってもなかなかね食べられないんですよねもう。
どうしたらいいんでしょうか?お勧め。
運動する体を動かすとですね何が起こるか。
おなかがすきますから食欲が増加する。
その時のお願いがエネルギーというと中心に炭水化物が入ったものになります。
その時にたんぱく質が入った食べ物お料理お忘れなくというところを付け加えたいと思います。
そして次ですね。
そうするとたんぱく質そして運動これが総合的に働いて今度は筋肉がつくと。
筋肉がつくと…はい次ですね運動できると。
そうするとこう回っていきます。
これがよい循環。
でここどこか消えてしまうと逆の悪い循環というこういうサイクル。
よいサイクルに是非回して頂きたいですね。
これ大切な事だと思います。
でもなかなか90近いと運動ってなかなか難しいですけどもね。
生活の中で体をこまめに少し負担なく動かす。
例えばお茶を出すとかね。
お茶を入れる。
そしてテーブル食卓を片づける拭くとか今日お天気がいいからお洗濯物を干してみようというような日々の小さな運動の積み重ねが今日だけ頑張るというようなスポーツよりもずっと運動効果は大きいですね。
なるほど。
それぞれの生活のリズムを考えてできる事で正しい事を少しずつ習慣化して頂く。
これだと思いますね。
私たちにできる事があるという事ですよね。
本当にどうもありがとうございました。
2015/04/08(水) 13:35〜13:50
NHKEテレ1大阪
きょうの健康 病気を防ぐ!最高の食生活「理想の体格を目指す」[解][字]
新しい日本人の食事摂取基準ではカロリー計算をやめて体重変化とBMIでエネルギー摂取量をみるという考え方に大転換した。早食いせずゆっくり食べると食べ過ぎをしない。
詳細情報
番組内容
新しい日本人の食事摂取基準では、カロリー計算をしてエネルギーの摂取量をはかるという考え方をやめて、体重変化とBMIでエネルギーの摂取量をみるという考え方に大転換した。なぜならカロリー計算をするとエネルギー摂取量を2割も過小評価してしまうことがわかったからだ。食べ過ぎを防ぐ有効な方法としては、早食いをせず、ゆっくり食べることが勧められる。食べる速度がゆっくりな人ほど、肥満度の指標BMIが低いからだ。
出演者
【ゲスト】八代亜紀,【講師】東京大学大学院教授…佐々木敏,【キャスター】桜井洋子
ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 高齢者
趣味/教育 – 生涯教育・資格
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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