ニュースほっと関西▽関西の戦後70年〜大阪万博の”先見性”に学ぶ 2015.04.07


この春、関西では学校の閉校や休校が相次ぎました。
140年の歴史に幕を下ろした学校も。
別れの一方で。
新たな出会いも。
新しい小学校、大阪・吹田市で29年ぶりに開校です。
新設された千里丘北小学校。
160人余りの児童でスタートです。
再開発で大規模なマンションなどの建設が進む千里丘北地区。
児童数の大幅な増加が見込まれ5年後には4倍近い600人ほどになる見込みです。
新しい学校、子どもたちが新たな歴史を刻んでいくんですね。
こんばんは。
森田洋平です。
赤木野々花です。
4月7日火曜日ニュースほっと関西です。
では、きょう最初のニュースです。
京都市にある世界遺産、二条城の国宝の二の丸御殿でことし2月、油染みのような跡が見つかっていたことが分かりました。
近畿地方では文化財に油のような液体がまかれる被害が隣の奈良県内の寺で相次いで確認され警察が文化財保護法違反の疑いなどで捜査しています。
二条城を管理する事務所によりますとことし2月12日の夕方、国宝の二の丸御殿の通路にある床や建具など、およそ20か所に油染みのような跡が見つかりました。
専門家が調べたところ染みは機械に使われる潤滑油などがスプレーのようなものでまかれてできた可能性が高いことが分かりました。
事務所は2月下旬に文化庁に届け出たということです。
二の丸御殿は江戸幕府の最後の将軍、徳川慶喜が大政奉還を発表した場所として知られています。
近畿地方では同じような被害が奈良県内の4つの寺で国宝や重要文化財などに相次いで確認され警察が文化財保護法違反の疑いなどで捜査しています。
大阪・西成区で、きのうの夕方から他人のマンションの部屋に立てこもった男が、けさ逮捕されました。
男は立てこもる前、郵便局で他人名義の通帳から現金を引き出そうとした疑いがあり警察が調べています。
きのう大阪・西成区の郵便局で盗難届が出ていた他人名義の通帳から現金を引き出そうとした男に局長が事情を聴いていたところ男は液体を吹きつけて軽乗用車で逃走しました。
警察は西成区内でよく似た車を発見し近くのマンションの1階の部屋の中にいた不審な若い男に外から声をかけたところ男は部屋に鍵をかけて立てこもりました。
警察は、きょう午前4時半ごろ、窓ガラスを割って中に入り住居侵入の疑いで自称、泉谷哲平容疑者を逮捕。
なぜ部屋に入ったかは覚えていないなどと供述しているということで警察は郵便局の事件にも関わった疑いがあるとみて調べています。
きょうは各地で入学式が行われました。
新入生たちは期待と希望に胸を膨らませながら新しい生活をスタートさせました。
大阪市北区の市立菅北小学校では48人の新入生が入学式に臨みました。
京都大学も、きょうが入学式。
10の学部で合わせて3000人余りの新入生が学生生活をスタートさせました。
新生活には危険も潜んでいます。
滋賀大学では新入生に危険ドラッグの怖さを知ってもらおうと警察官が講演しました。
警察官は交友関係の広がりが危険ドラッグに触れる危険性を増すこともあると注意を呼びかけました。
そんな新入生の皆さんは日記はつけるんでしょうか。
日記をつけないことでも有名だという文豪の少年時代の日記が見つかりました。
日記を書いたのは和歌山県出身で大正から昭和にかけて活躍した佐藤春夫です。
これが佐藤春夫の日記です。
11歳だった明治37年の元日から半年余りに記されたものです。
東京・文京区で見つかりました。
佐藤春夫は明治25年、今の和歌山県新宮市に生まれ叙情詩秋刀魚の歌を発表するなど詩人や小説家として文壇を代表する存在となりました。
日記の表紙には僅かな時間もむだにしてはならないという意味のことばを父親が書き記し毎晩、事実や感想を書くよう教えています。
ベースボールを楽しむなど生き生きとした記述もありふるさとでの少年時代を描いた小説、わんぱく時代の表現とも重なります。
ところが3月に入ってからの日記は日付と天気のほかは記すべきことなしなどと1行だけの記述が続くようになりました。
父親は何もせずに暮らしていたら日記に書くことはないだろうこんなふうに一生を送ったら生まれたかいがないではないかとたしなめています。
続いては、いま、伝えたい関西の戦後70年です。
戦後、焼け野原から目覚ましい発展を遂げた一方で、さまざまな課題に直面する関西。
過去の出来事を見つめ直し今の私たちに、どう生かしていくことができるのかを考えます。
先週に引き続き昭和45年に大阪で開催された万国博覧会を取り上げます。
前回は開催にこぎ着けるまでの舞台裏をお伝えしましたが今回は、その万博で未来を予感させる最新技術を世界に披露した技術者の挑戦に迫ります。
東京・千代田区の東京国立近代美術館。
45年前の大阪万博を見つめ直そうという企画展が開かれています。
日本で初めて導入された動く歩道や。
最新の建築技術を駆使した未来を予感させるパビリオン。
今、万博を知らない世代が当時に学ぼうとしているのです。
昭和45年に開催された大阪万博。
今や広く行き渡った技術や実現しつつある技術が出展されました。
リニアモーターカーや。
電池で動く電気自動車。
そして、ワイヤレステレホン。
この世界初の携帯電話は会場から世界のどこにでもかけることができました。
今につながる技術は万博の舞台から世に出て行ったのです。
この世界初の携帯電話。
今も東京都内に残っています。
当時の電電公社で開発に携わった伊藤貞男さん、80歳です。
大阪万博の開催が決まったとき未来の電話で世界を驚かせたいと考えました。
携帯電話の発想はどこから生まれたのか。
当時35歳。
10人ほどの研究室の室長補佐だった伊藤さん。
ヒントになったのは当時、流行していたあのSFアニメでした。
鉄腕アトムです。
アトムに指示を出すお茶の水博士が使っていたのは携帯電話のような機器でした。
有線の電話しかなかった時代に携帯電話を作ろうと取り組み始めた伊藤さん。
人が手に持ちながら通話できる重さは700グラム以下だと分析。
軽量化のため電話の形や電池などの部品の配列などに工夫を凝らしました。
最大の難関は、いかにして携帯電話に使える電波を確保するかでした。
電波は国によって船舶用の無線などに割り当てられ携帯電話に、すぐに使えるものはありませんでした。
しかし、詳しく分析したところこれらの電波の間に使われていない電波があることが分かったのです。
この電波を調整して個々の携帯電話に割り当てることによって多数の携帯による通話が可能になりました。
会場では同時に100台もの携帯電話で通話できるようになりました。
万博の開催期間に通話を体験した人はおよそ65万人。
世界の人たちを驚かせました。
携帯電話の契約数は現在、世界で63億件。
全人口の90%に達したとされています。
将来の姿を思い描いて一つ一つ、不可能を可能にする技術者のたゆまぬ挑戦が未来への可能性を広げていったのです。
未来を先取りして実現に向けてひた走る技術者の強い思いが夢の暮らしをかなえる原動力になったと言えるのではないでしょうか。
いま、伝えたい関西の戦後70年。
来週は戦中や戦後の埋もれた資料をいかに保存し後世に伝えていくか。
新たに見つかった貴重なフィルムを通して考えていきます。
はじめにプロ野球。
阪神は本拠地の甲子園球場で今シーズンの初戦です。
開幕3連勝のあと阪神は2カード連続で負け越し。
地元で勢いを取り戻したいところです。
球団創設80周年の阪神は甲子園球場で勢いを取り戻したいところです。
チーム打率はリーグ最下位の2割2分3厘。
その打線で存在感を示しているのが37歳の福留孝介選手です。
移籍して2年間不本意な成績が続きましたが今シーズンは開幕3連戦で逆転勝ちのきっかけとなるタイムリーヒットやツーランホームランを打ち3連勝に貢献しました。
勝負の3年目。
30年ぶりの日本一を目指し甲子園から巻き返しを図ります。
先発は、こちらもベテラン能見篤史投手。
本拠地での開幕に自分としてもチームとしてもいいスタートを切れるようにしたいと気合い十分です。
その阪神、試合はどうなっているでしょうか。
阪神、去年はDeNAに16勝8敗と大きく勝ち越しました。
まずは、この3連戦に勝ち越してことしもいい流れを作りたいですね。
最後は、こちら。
卓球のワールドツアーの女子シングルスで史上最年少の14歳で優勝した大阪の中学生、伊藤美誠選手がけさ帰国しました。
大阪の中学3年生14歳の伊藤選手。
けさ笑顔で関西空港に到着しました。
伊藤選手は先月卓球のワールドツアードイツ大会の女子シングルスで史上最年少優勝の快挙を達成しました。
世界ランキングは一気に15位に上昇。
今月の世界選手権にはシングルス、ダブルスとも初めて出場します。
ここまでスポーツでした。
こんばんは。
気象情報です。
きょうは日中でも肌寒く感じました。
きょうの各地の最高気温、京都、神戸、和歌山ではこの気温が出たのは日付が変わったあと、すぐでした。
日中のほうが低い気温となりました。
あすも、きょうの寒さが続きそうで2015/04/07(火) 18:10〜18:30
NHK総合1・神戸
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▽いま、伝えたい〜関西の戦後70年「大阪万博の”先見性”に学ぶ」▽HOT!スポーツ▽きょうのメインニュース▽検証・特集▽スポーツ▽気象情報

詳細情報
番組内容
▽火曜日は、関西の過去の出来事を見つめ直し、現在そして将来への教訓を伝えるシリーズ「いま、伝えたい〜関西の戦後70年〜」です。2回目は大阪万博において当時夢の技術だった携帯電話や電気自動車。この最新技術の開発にどう取り組んだのか、その舞台裏に迫ります。
出演者
【出演】森田洋平,赤木野々花,中山奈奈恵,坂下恵理

ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域

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