きょうの健康 病気を防ぐ!最高の食生活「未来を変える塩の話」 2015.04.07


(テーマ音楽)「きょうの健康」です。
今週は「病気を防ぐ!最高の食生活」をテーマに俳優のとよた真帆さんとご一緒にお伝えしております。
よろしくお願い致します。
教えて下さいますのは…どうぞよろしくお願い致します。
よろしくお願いします。
今週のラインナップですけれどもこちらをご覧下さい。
こんなふうになっております。
昨日は「長生きのカギは栄養素」と題してお伝えしました。
そして今日は…この「未来を変える塩」これは佐々木さんどういう事でしょう?未来私たちがどんな病気になるかそしてどれぐらい元気でいられるか。
そこのところにお塩がとても関連をしているというそういうお話になります。
これ何か重要ですね。
ですよね。
はい気になります。
そして実はとよたさんには事前にですね食事についての質問票に答えて頂きました。
後ほどその食塩のとり方について先生に評価をして頂きます。
よろしくお願いします。
はいお楽しみに。
それでは佐々木さんお願い致します。
未来を変えるお塩この一つの例お一人の例を使って説明をさせて下さい。
35歳の男性がみえるとします。
今の血圧上の方が120ミリメートル水銀。
特に高血圧という訳ではございませんね。
これが今の食塩の男性の平均値なんですけどこの方も14gぐらい食べておられるというふうにします。
次を見てみましょう。
この方がその後30年ぐらいにわたってこの14gを食べ続けるとそれによって血圧が上がってきます。
どれぐらいまで上がるか。
もうこれ高血圧の領域に入っていますね。
その一方で8g未満まで抑えて頂ければ同じ年数で134。
少しは上がっていますけれども10ミリメートル水銀ぐらいの差が65歳になった時に違う。
どんな意味があるか。
次のスライドで見てみましょう。
これは100万人もの人たちを血圧を測ってそして脳卒中と心筋梗塞でどんな方が亡くなるかという事を何年も見たという地球レベルのデータを集めたものなんですね。
ここをご覧下さい。
心筋梗塞で見ましょうか。
これが14g食べた時。
これが8gを食べた65歳の先ほどの方ですね。
心筋梗塞で亡くなる確率がこことここ。
それから脳卒中ですとこことここ。
これですと5ここで10ぐらいいってますから2倍くらいという事は半分近くにこの2つの2大生活習慣病を抑えるそれぐらいの力をこの減塩が持っているという事がこの例から分かりますね。
命を救うんですね減塩は。
という訳で未来のためのお塩の話です。
まさしくね。
そして…。
これに30年掛けるとこうなるんですね。
153キロ。
こうなるんですね。
ここで何が分かるかというと私たちが一生の間で食べられるお塩というのはある程度決まっていて人によってかなり違うんですがそれを早く食べちゃうとこっちにいっちゃうと。
取っておいて後に食べるとなかなか血圧上がってこない。
そうすると脳卒中にも心筋梗塞にもなりにくいと。
そうですか。
大切なお塩どうか大切に使おうよねっていうそういうお話として理解して頂ければというふうに思います。
へえ〜。
先ほど1日14g平均とっているという事で目標としてはどれぐらいの量をとればいいという事なんでしょう。
これが現在の…先ほど男性が例でしたけれども14gぐらいとっていると。
女性ですと12gぐらい。
1日の平均値としてとっている。
じゃあどれぐらい食べたいか見てみましょう。
次をお願いします。
ここですね。
うわっ。
これがWHOが勧めている目標量というもので5g未満。
5gではなくて更に未満がついている。
あれ?倍以上ですね。
そうなんです。
というか3倍近いでしょう。
大変な差がありますね。
日本の食材って塩分が多いもの多いですよね。
お漬物とかおしょうゆとか。
そういうもので知らず知らずのうちにとってしまってるっていう事も多いんですかね。
そのとおりですね。
日本の食塩の摂取量なぜ多いかいろいろな議論があるんですが一つ考えられるのが…それに対してヨーロッパやアメリカの方はあぶらなど。
それから香辛料。
そういうものを多用しますよね。
そこに日本の塩が多いというところがあるだろうと。
もう一つ重要な事がありまして冬寒い。
その間食べ物が途切れます日本では。
それを貯蔵するためにそれから今度は夏暑くなりすぎて腐敗する。
そこを防ぐためにお塩で漬けてしまうという塩蔵ですね。
これによって私たちは厳しい冬や夏を乗り切ってきた。
面白い事に沖縄日本の一番南ですね冬も比較的マイルドで暖かいですね。
あそこは食べ物冬の間保存しておく必要がない。
そうすると今でも食塩の摂取量一番少ない地域だと考えられています。
周りが全部海であるにもかかわらずですね。
現代になったから冷蔵庫もありますし便利ですからそんな事しなくていいって事ですね。
塩分をたくさん使った保存食を作らなくてもいいんだから少しずつそこを変えていけばいい…。
そのとおりですよね。
これらは冷蔵庫や冷凍庫やそういう技術がなかった時の日本人の知恵ですね。
私たちはその知恵を使って冷蔵庫や冷凍技術を作ったのにまだ食材は昔のままのものを使うっていう。
冷蔵庫にこういうものを入れてたりしますからね。
そうですねまさに。
そこはやはり頭切り替えたいところかなと思いますね。
という事でですね本来は5g未満なんですけれどもこれはさすがに今すぐには無理だろうという事で日本人の食事摂取基準では具体的にできるギリギリの範囲という事を設定しましてこのちょうど真ん中ぐらいですね8gそして7g未満を目指しましょうよねまずここから具体的にここまで皆さん国民全員でやりませんかという値がこの4月に出されたという事になります。
これならちょっとできそうな。
なんとか。
そういう気持ちになって頂きたいんですね。
さあそこで実はとよたさんに答えて頂いた質問票から塩の量はどれぐらいだったのかという事をお願いします。
はい。
とよたさんとてもうまく食べておられてとてもよい結果だったんですけどお塩は11.8g。
多いですね。
はいご覧下さい。
多いですよね。
女性のほとんど平均。
今食べている日本人の女性とぴったり同じ。
そうですか。
ですからほかの女性と比べたら多い訳でも少ない訳でもありません。
でもね見て下さい。
(笑い声)どこをどうしましょう。
私ね干物が好きなんですねお魚の。
あとお漬物が好きなんです。
それで随分とってるのかな。
ただそれに何かをかけるという事はしないんです。
そのものを頂いているという。
なるほど。
ではどういう食品に食塩がたくさん入っているのか。
見てみましょう。
主なものを挙げてみました。
こういう比較的加工食品やそれから調味料。
それからご存じのようにこういうものがありますね。
この中で調べさせて頂いた結果とよたさんが食べる量が少し多いかなと私が判断したのは下の3つでした。
そうですか。
おっしゃるとおり調味料類はあまりとよたさん使われていないです。
そうなんです。
その一方でこの辺りお汁全部飲まれるとね…。
(笑い声)あの誘惑には勝てないんでね。
自分で作る時はだしをたっぷりとってなるべく塩分を控えめにしておだしで頂くっていうような麺類にしてるんですけれどね。
そこはよい事なんですけれどももう一段階というところかなと。
でも上が少なかったというのはとてもよかったと思いますね。
お漬物も…あ〜いけないな。
どうしよう。
ちょっと考えます。
次のスライドを。
これはですねまず全体として食塩の多い食品の代表例を出してみました。
塩鮭一切れで5g。
この辺りで4gから5gですね。
もうそれだけで。
思い出して下さい。
WHOの基準。
あら!1日…これと何か食べたら超えちゃう。
もうこれで終わりっていう感じ。
あら!どうしましょう。
ねえ。
でもこれはお塩入ってるなって皆さん分かってきてるかなと思います。
こういうものやこういうものですね。
そうですね。
次それよりね注意して頂きたいのはこちらですね。
へえ〜。
塩味に気づきにくい食品。
すなわちお塩が入っているんだけれどお塩の味を楽しんでいない。
はんぺんなんかはほとんど塩を感じてないかもしれないですね。
更におしょうゆかけたりしませんか?おでんもしみこんだのがおいしい。
おいしいですよね。
という訳で例えば食パンこれを塩味の強いものだと感じて食べておられる方恐らくあまりいないだろうと。
これらもそうですね。
でも実はこれぐらい入ってる訳です。
それからこの辺りもそうですね。
実は入っているという感じです。
へえ〜。
これちょっと頭に入れておいた方がいい数字ですね。
是非。
皆さんもね。
落とし穴が実はあったという事ですよね。
でも佐々木さんは何かご自身で工夫している事ってあるんですか?それ聞かれちゃうんですか?スリムでいらっしゃいますからね。
スリムと食塩は関係ない。
ええとね僕も実はカップ麺とか食べますね。
研究室などで。
その場合の工夫は?その場合の工夫は調味料の袋ありますよね。
あれギリギリまで減らしてですね自分にとっておいしいギリギリの量に減らして残り捨てちゃいます。
そしてそれをだんだん慣らしていくとどんどんその量が減っていくんですね。
面白いように。
薄味のカップ麺を先生は頂いて?そういう事です。
あれは別に全部使いなさいとは書いてございませんので。
そうかお好みの量でという事ですね。
そういう事なんですね。
そうなさってみて下さい。
薄味に慣れていくと。
慣れていく。
スープは全部飲まれるんですか?薄味にした場合は飲んじゃいます。
よかったですねみんな飲めると。
(笑い声)それに慣れていくというどんどん調節をご自分でなさって頂ければというふうに思いますね。
でも本当にふだん何にどのぐらい入ってるかってなかなか分からないですよね。
それを私たち何を目安に見たらいいんでしょうか?では次を。
栄養成分表示というものですね。
これは加工食品のパッケージにつけられているものであります。
エネルギー以下こんなふうになっていて…。
この中でそうするとナトリウムが食塩にあたる訳ですね?そのとおりです。
どう思われますか?この数字。
これは少ない…。
と思われますか?これあれですよね1食あたり?これは1食あたりですね。
この2.1gというものはですねどれぐらいなのか。
多いのか少ないのか注意すべきだろうか。
分かりますか?さあ。
少ないですよねそれこそね。
…と思いますよね。
先ほど5とかね僕たち12食べてるとか。
注意して頂きたいのは先ほどの2.1ってここなんですね。
食塩はここなんですね。
あら?何でしょう。
じゃあ次のスライド。
ナトリウムの?ナトリウムの数字が表示されているんですけれど食塩は塩化ナトリウムでこれくっつけてで重さとしては2.54倍になる。
え?という事はこれ掛けるこうなる実はこれなんです。
あら!これはここまで書いて頂いた方がいいですね。
僕もそう思いますけどね。
(笑い声)結局これだと「2なの?」って思っちゃいますよね。
でもこれだともうWHOの基準をこの1食でオーバーしているという事が分かる。
え〜!大変。
是非ここ今日覚えてそして実際に使って頂きたいと思いますね。
という事は大体ナトリウムの倍っていうふうに考えておけばいいんですかね?倍ちょっと。
「倍ちょっとだぞ」と頭に入れておけばいいという。
まず数値を見る習慣をつける。
そしてナトリウムの場合にはもっとその2.5倍あるんだという事をですね。
そうですね。
なかなかそこまでね。
そうですね。
2.1gだったら1食あたりですからこれを朝昼晩3回食べれるんだって簡単に思っちゃいますけど。
そうすると3倍になってる。
そうなんです。
大きな間違いですね。
気を付けます。
このようにナトリウムだけでは分かりにくいという問題から近い将来ナトリウムだけではなく食塩も表示される予定です。
イギリスなどはそういう例ほかの国もほとんどそうなんですけれど。
そして産業界もあげてやりまして相当に心筋梗塞などの病気が実際に減ったという事例まであります。
なんとか日本も。
塩分とり過ぎている日本は是非。
「こそ」ですよね。
そう思います。
でも随分いろいろ食生活には気を遣ってらっしゃるとよたさんでしたけれどもちょっとやっぱり今回は新しい発見がありましたね。
塩分気を付けます。
塩じゃなくて先生がさっきおっしゃった西洋のハーブとか香辛料とかああいうものでちょっと味を…塩分を控えて味を出すっていうのも。
あ〜それもいいですね。
いいかなと思って。
一段と腕をまた上げていって。
研究したいと思います。
テーマとしては「最高の食生活」という事でお話を伺った「最高」というのはどういう心があるんでしょうか?自分にできない究極の食事を探す訳ではないですね。
ご自分ができるそしておいしいと思うこれが一番大切です。
長く自然に続けられる。
そしてこういう食事摂取基準のような科学的にしっかりと分かっているものに従うという事だと思います。
どうぞ食事を楽しみながら健康も楽しんで頂きたい。
それが最高の食生活。
それが最高の食生活です。
ありがとうございました。
明日またよろしくお願い致します。
2015/04/07(火) 13:35〜13:50
NHKEテレ1大阪
きょうの健康 病気を防ぐ!最高の食生活「未来を変える塩の話」[解][字]

WHOが目標とする1日の食塩摂取量は5グラムであるのに対し、日本人男性は14グラム、日本人女性は12グラムも摂取している。摂取量を減らすコツを紹介する。

詳細情報
番組内容
WHOが目標とする1日の食塩摂取量は5グラム未満であるのに対し、日本人男性は14グラム、日本人女性は12グラムも摂取している。食塩の摂取量が多いと高血圧になりやすく、収縮期の血圧が10上がると脳卒中や心筋梗塞の死亡率がほぼ2倍になる。今回の日本人の食事摂取基準では、男性8グラム未満、女性7グラム未満を目標とした。食塩摂取で日常気をつけたいことや、摂取量を無理なく減らすコツを紹介する。
出演者
【ゲスト】とよた真帆,【講師】東京大学大学院教授…佐々木敏,【キャスター】桜井洋子

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情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 高齢者
趣味/教育 – 生涯教育・資格

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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