アフリカケニアが今日本にとって世界への扉だという。
首都ナイロビにはトヨタのショールームが。
140mにわたる巨大ショールームはアフリカ最大だ
そこには
総合商社豊田通商は独立直後からケニアでビジネスを始めていた
日清食品もインスタント麺で進出。
赤道直下のため熱々のスープを飲む習慣がないケニア
そこで開発したのはなんと
更に日本一のうどんチェーンも意外な戦略で打って出ようとしていた
ここはアフリカケニアの上空。
3月首都ナイロビの空港に降り立ったのは…
この木がすばらしい。
空港を出るやいなや…
あっ2匹。
結構いますね。
なんと野生のキリンがお出迎え。
以前は滑走路にも迷い込んでいたという
まさに野生の王国。
そんなケニアに今異変が…
動物たちは悠々と暮らしているように見えるが…
彼らの暮らす背景が変わり始めた
高層ビルとシマウマ
更に大きな問題が起こっていた
ここは世界中から観光客が訪れる人気のスポット
彼らの前に現れたのは
こうして触れ合うことができるのだ
あっそうなんですか。
グッド。
しかしここには子供の象しかいない。
なぜなのか
実はここ親を亡くした子象を保護して野生に帰すいわば象の孤児院。
親を失った
象の牙だ
その象牙が今人気だという国がある。
中国だ
店舗を訪ねると…。
ところ狭しと象牙の工芸品が並んでいた
中国では象牙が高値で取り引きされ投資目的にもなっているのだ
ここに並んでいるのは禁止以前の合法なものだというが
密猟による象牙も広く出回っている
取材班は怪しい業者に接触。
驚きの言葉を耳にした
インターネットでも象牙の闇取り引きが活発だという。
客を装って違法業者と接触した。
この象牙は140万円
しかもこうした密猟はある組織と深い関係があるという
4月2日ケニア東部の大学が襲撃され148人が殺された。
その犯人はイスラム過激派組織アルシャバブ。
実は彼らの重要な資金源こそ象牙の密猟とされる
そんな密猟者と命がけで戦う人たちがいた
多くの野生動物が生息する
そこに迷彩服に身を包んだ男たちの姿が
彼らは密猟者を取り締まるレンジャーと呼ばれる隊員たちだ
しかも…
日本人のこのチームの一員だ。
滝田さんはアフリカの野生動物に魅せられ10年前ケニアで獣医として活動を始めた
更に野生動物を守りたいとレンジャーにも参加。
訓練された犬を使って密猟者を追跡するエキスパートだ
密猟の実態を広く知ってもらうためアフリカゾウの涙という団体も立ち上げた
レンジャーの仕事は保護区のパトロール。
しかしただの見回りではない。
全員がときには密猟者との銃撃戦になるという
まさに命がけのパトロールなのだ
(スタッフ)うわすごい!
その途中現れたのは
牙はオスメスともにあるがこのような立派な牙を持つオスがいちばん狙われやすいという
更に道なき道を行くと
レンジャーたちが急に車をとめ銃を手にした
レンジャーたちが指差した先には
密猟者が仕掛けたものだという
これをキュッて引っ張るとこうやってガッと。
しかしこれは前触れに過ぎなかった
実は密猟者たちが現れるのは真夜中だという
レンジャーたちが再び車に乗り込んだ。
ある場所へと向かう
突然車をとめた滝田さん
この明かりが密猟者たちのものだという
明かりに向かって猛スピードで走り出した
レンジャーが車から降りる
明かりは消えている。
密猟者の姿は見えない
何か動いた!
すると急に騒々しくなった
突然男が車に投げ込まれた
そしてもう1人
今度は動物が投げ込まれた。
彼らが殺したと思われる。
更に捜索が続く
もう1人
たった3人で密猟をしていたわけではない。
彼らは逃げ遅れたのだ。
実はついさっきまで数百人もの密猟者がここにいて組織的な密猟をしていたという。
その手口は手慣れたもの。
服や持ち物に動物の血を塗りたくり頭には動物の毛をこすりつける。
人間のにおいをカモフラージュするためだ。
レンジャーたちはガムテープで拘束し警察に引き渡す
象牙の密猟はさまざまな問題を引き起こしていた
私女性レンジャーの言った言葉がすごく響きましたね。
「象牙は象のものだ人間のものではない」という。
ちょっと今衝撃のVTRでびっくりしました。
米倉さんこの密猟かなり深刻な問題なんですね。
そうですね。
これ日本も無関係ではないんですよね。
そうですよね。
さあ今日はマラソンケニア代表でアトランタシドニーとオリンピック2大会連続メダリストエリック・ワイナイナさんにも来ていただきましたよろしくお願いします。
今日メダルも持ってきてくださってるんですよねこれ実際の…。
優しい!優しい…いいですか?はいいいですよ。
自分でかけちゃおう!はいどうぞ。
すごい何もしてないのに首にかけた。
あっ重い。
夏野さんも!重い…。
ありがとうございます!貴重なもの…。
いえいえ…。
まあでも私たちが知ってるケニアといえば米倉さんやはりこういうね…サバンナの野生動物ですとかマサイ族のイメージも強いですよね。
そうですね。
例えばどんなものを考えられます?う〜んすばらしい。
実はケニアは左側通行右ハンドルと日本と同じなんですよね。
結構身近なものが来てるんですよね。
なんだろう?答えは意外にバラ。
バラ!?そうなんです。
ケニアから!?そうなんですよ。
こちらがケニアのバラでこちらが日本のバラなんですが見た目が違いますよね。
ケニアのもののが大きい。
発色がよくてしかも長持ちするんですね。
そして更なる共通項が火山国。
ケニアにはですねたくさんの火山があるんですがこれがそこで本日の沸騰キーワード秋元さんお願いします。
はい。
沸騰キーワードはこちらです。
さあそんなケニアに今日本の企業が続々進出しているんです。
あの日本一のうどん企業が挑戦していました。
黄金の国よ再び。
日本からカタールを経由して…
東アフリカ経済の中心ケニアへ
ここは首都ナイロビ。
人々にある質問をしてみた
ここでは日本食の存在はまったく知られていないようだ。
彼らは何を食べているのか。
ナイロビで市場調査をしている日本人がいた
地元で人気の食堂に入っていく。
店内はほぼ満席だ。
店で一番人気の料理をお願いした。
すると…
チキンをトマトで煮たケニアの定番料理
日本の米にあたる主食だ
その味は?
うまい。
筒井さんは日本一のうどんチェーン丸亀製麺を展開するトリドールの社員
しかしある問題が起こっていた。
ここは神戸の本社。
これまでトリドールは海外進出を積極的に行ってきた。
その武器は日本でもおなじみの丸亀製麺のうどん。
2011年のハワイを皮切りに台湾そしてロシアなど世界10の国と地域に92店舗を出店している。
順調そうに見えるが…
実は一部の地域を除いてはうまくいっていないのが現状。
そこで
なんとうどんを捨て別の食べ物で勝負をする。
その1号店として選んだのがケニア
外食チェーン未開の地を狙う。
そのケニア進出の陣頭指揮をとるのが1年前自ら手をあげた
そして今その店がオープンにこぎつけようとしていた。
看板には…
海外でもおなじみのテリヤキチキンで勝負する
実はチキンはケニア人にとって重要なたんぱく源
更にトリドールはもともと焼き鳥の店でスタートした企業。
そのノウハウも生かせると考えた。
しかしケニアにはすでにチキンを使ったライバル企業が…
アメリカの一大チェーン
入るやその賑わいに驚いた
店員に事情を聞いてみる
ケニアではかなり高級なアメリカの味をみんなガツガツと食べていた
先を越されたか…
一方テリヤキジャパンもいよいよ
ところが…
開店準備は想像を超える
筒井さん何があったのか?
冷蔵庫が店に運び込まれるが…
これ生地なんですけど…。
材料を入れるボウルさえ入らない
棚を頼めば…
あきれるばかり。
厨房機器がいつになっても業者から届かないため…
そのため2週間前にわざわざ日本から呼び寄せたトリドールきっての
緊張感も吹き飛んでしまった
更にはオープン前日工事の作業員も逃げ出した
大丈夫なのか?
テリヤキチキンでケニアに初進出するトリドール。
いよいよ開店の日を迎えた
3!ウェイトウェイト…。
21オープン!
ケニアの人たちも続々とやってきた
イチオシの商品はこちら…
その反応は…
皆その味に満足しているようだ
更に噂を聞きつけて
そして筒井さん予想外の発見もあった。
テリヤキチキン以外にもいろいろ選べるようメニューを作っていたのだがいちばん売れたのはなんと…
本来はチキンの付け合わせにと用意したものだがこれがおいしいと単品で頼む客も続出
味の秘密は日本同様店内に製麺機を持ち込み作る打ちたての麺。
そして客の目の前で調理するスタイルがケニアの人を魅了したようだ
作っても作っても間に合わない。
ケニア人の胃袋をつかんだのはうどんだった
順調な出だし
気になる続き。
そうですね。
でも焼きうどんってちょっと私も意外っていうかびっくりしちゃいました。
よっぽど口に合ったんですよね。
そうなんですね。
やっぱり現地で求めてるものは単に食材だけじゃないんですね。
そうすると目の前でやってくれるとかそういう新しい体験それをほんとに臨機応変に…。
そうなんですね。
それにしても自動車業界がケニアに進出していくっていうのはわかるんですけれどもこの飲食業がケニアに入っていくっていうのはどういうことなんでしょうね?おもしろいですよね。
しかも…。
こちらをご覧いただきましょう。
2004年から2014年の間におよそ4倍に成長しているわけですよね。
VTRを見ていても日本と変わらない値段でランチお食事されてましたよね。
そしてもう一つケニアに注目する理由があるんですよね。
そうですね。
それは先ほども出ましたようにでここでちょっと見てほしいものがあるんですが。
皆さん覚えてますよね?日本は…。
ここ全部火山帯で…。
実はアフリカにも同じようなものがあるんですね。
この大地溝帯と呼ばれる地球の割れ目といわれるような火山帯が縦に走ってる。
この地球の割れ目…。
うわっ!割れてる。
これを開けるとですね中からあるものが出てくるんですね。
お〜っ!うわっなになに!?すごい!すごい…すごい出てますね。
アフリカ最高峰
そのふもとに暮らす人々がいた
先住民族
牛を放牧しながら昔ながらの生活を送っているが今手放せないものがあるという
いまやマサイ族も携帯電話はあたりまえ
しかしそれに追いついていないものがある。
ここはケニアでは平均的な暮らしをしている村だが。
ある雑貨店に入ると昼間にもかかわらずご覧のとおり
そうこの店には電気が通っていないのだ
なんと懐中電灯でお釣りを確認していた。
電気がないため日が落ちたら店じまい。
これがケニア農村部の現状
そんなケニアの電力不足を救う地球の割れ目とは
ケニアの首都ナイロビから40キロの場所に見晴らしのよいスポットがある
地球の割れ目といわれる…
ケニアの慢性的な電力不足を救うべく今…
その現場に米倉が入った
ここは発電タービン室だが…
日本の技術が活躍していた
地熱発電は地熱による蒸気の力でタービンを回して発電する
実は世界有数の地熱保有国である日本。
地熱の発電技術は世界一。
タービンや発電機などは日本企業が世界シェアの7割を占めている。
ケニアはその日本の技術を利用して国全体の発電量を現在の10倍以上に増やそうとしている
グレートリフトバレーの別の場所では巨大な機器を発見
世界屈指の地熱技術をもつ日本企業西日本技術開発が新しい地熱の探査を行っていた
一方電気の届かない場所に別の方法で電気を届けようとする日本人がいた
広場には人だかりが
ケニアに電気を届けたい。
秋田さんが手がけるのは画期的な充電ビジネス。
村の商店の天井にソーラーパネルを取り付けた
発電した電気をこのバッテリーに貯める。
そしてチャージャーでケータイやランタンなどを充電してもらう。
秋田さんはこの充電セットを村の商店のサンミさん一家にレンタルしようというのだ。
しかしただの充電ビジネスではない。
実は東大で開発された画期的な技術を使っている。
ポイントはこのルーターと呼ばれるボックス。
このルーターがすべての電気を識別しコントロールするという
仕組みはこうだ。
村人が店で充電する際ほしい量の電気代をスマートフォンを使って電子マネーで支払う。
すると秋田さんの会社が支払われた金額を認識しネット経由でルーターに金額分だけ充電するように指示するのだ
これで日本にいながらケニアで誰がどれだけ電力を買ったかがわかる
電気のない場所で暮らす子供たち。
彼らの未来はこれできっと明るくなる
う〜ん嬉しいですねワイナイナさんどうですか?これでも電気の使えない未電化地域っていうのは世界にどのくらいあるんですか?実はひと目で見れるすばらしい写真を用意しました。
はいこちらです。
はいこれはですね夜の地球。
こういうふうに何も光ってないところが未電化地域なんですね。
日本なんかもう明るいですよね。
そうですねくっきり形がわかるくらい。
だけどもアマゾンもそうですしアフリカはやっぱりまだまだ…。
本当にこうして見ると未電化地域がどこっていうよりも電力がひかれてる地域のほうが少ないなという印象ですよね。
そうですよねですから…。
日本の技術を必要としてる地域がまだまだたくさんあるということなんですね。
同じ火山国ということでもこの地熱発電っていうのは日本も必要なことですよね。
そうなんですよ…。
我々はそれをリバースイノベーションと呼んでるんですね。
リバースイノベーション。
実際今日本からですねケニアに資金とか技術力が流れてます。
実績が上がれば日本でもできるじゃないか。
日本で試せないような技術だったりそういうことをケニアでいろいろ試行錯誤して…。
いいですよね。
一方
ケニアのテリヤキジャパンオープンの3日後
取材班が店を訪ねると店が更に沸騰していた
こんにちは。
あぁどうも。
3日経ちましたね。
はいそうですね。
ケニアでは珍しい大行列。
現地の人たちが押し寄せていた
しかし筒井さんスタッフを引き連れ大混雑の店を出た
実はもう新店舗づくりに入っていたのだ
ケニアを皮切りに世界的なファストフードチェーンを目指す。
日本企業の世界戦略の行方は?
2015/04/06(月) 22:00〜22:54
テレビ大阪1
未来世紀ジパング【激動のケニア!丸亀がうどん捨てて世界戦略を始動】[字][デ]
なぜかケニアで始動!丸亀うどんの世界戦略うどんではないメニューとは!?▽中国の象牙ブームで暗躍する密猟団…取り締まりの危険な現場に日本人女性が!
詳細情報
番組内容
“野生の王国”ケニアで異変が起きている。アフリカゾウが絶滅の危機に瀕しているというのだ。その原因は象牙目的の違法密猟だ。そんな危険な場所で密猟の取り締まりにあたる日本人女性がいた。その現場に密着した。
内容続き
いっぽう、日本とケニアの関係は今、活発になっている。日本企業が続々と進出しているのだ。“うどんの丸亀製麺”でおなじみのトリドールがアフリカ第1号店をケニアにオープンする。なぜかケニアから始まる世界戦略とは?
出演者
【メーンMC】SHELLY
【進行役】秋元玲奈(テレビ東京アナウンサー)
【沸騰ナビゲーター】米倉誠一郎(一橋大学イノベーション研究センター教授)
【ゲスト】夏野剛、坂下千里子、エリック・ワイナイナ(ケニア出身・シドニーオリンピック銀メダリスト)
関連情報
【公式ホームページ】
http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/
【公式Twitter】
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