皆さんこんにちは。
三宅健です。
今日から新年度の放送が始まります。
今年教えて下さるのはこちらの方々です。
皆さんこんにちは。
善岡修です。
私は聞こえる人と聞こえない人が共に活動する人形劇団の代表を務めています。
今年は「みんなの手話」の講師を務める事になりちょっぴり緊張していますが皆さんが楽しく手話を学べるよう頑張っていきますのでよろしくお願いします。
皆さんこんにちは。
ホサナです。
サインネームはこうです。
私はスタッフ全員手話ができるカフェで働いています。
お客さんに手話を教える事もあります。
とにかく手をたくさん動かして手話を身につけていきましょう。
さて善岡さんとっても素朴な質問なんですが僕たちはこれから手話を学ぼうとしているんですがそもそも手話って何ですか?なかなかいい質問ですね。
手話というのは…へえ〜そうなんですか。
今年この番組では手話の文法についても丁寧に解説していきます。
文法って…難しいのは嫌だな〜。
大丈夫ですよ。
私たちが分かりやすく楽しく教えますから安心して下さい。
ホサナさんから言われるとちょっとうれしいな〜。
頑張れそうだ。
うん。
えっ私は?という事で早速番組を始めましょう。
善岡さん今日のテーマは?今日のテーマは聞こえない人と会った時に使う「あいさつ」です。
「あいさつ」について学んでいきましょう。
ではスキット1からご覧頂きましょう。
どうぞ。
スキットに出てきた男性は左利きでしたね。
私は右利きです。
手話は右利きの人は右で左利きの人は左でというようにどちらの手で表しても構いません。
では今日のスキットの中で覚えてほしいのは「はじめまして」の手話です。
初対面の時に使う表現です。
それでは「はじめまして」の手話に注目してご覧下さい。
解説します。
これは2つの単語「はじめて」と「会う」で表します。
「はじめて」。
もう一度「はじめて」。
「会う」。
もう一度「会う」。
2つの単語を区切って「はじめて」「会う」ではなく続けて「はじめまして」と表すといいでしょう。
では三宅さん表現して下さい。
はいやってみます。
「はじめまして」。
よかったですよ。
表情もとてもよくできていました。
次は名前の表し方です。
「私の名前は善岡です」。
さてここで見慣れない表記が出てきましたね。
こちら。
そしてこちら。
この「PT1」は「私」という意味です。
自分への指さしは去年何度も勉強しました。
そうです。
この「PT1」の「PT」は英語の「ポインティング」。
つまり「指さし」という意味です。
そして「PT1」の「1」は一人称という意味です。
なので「PT1」は「自分」つまり一人称への指さしの事で「私」という意味になります。
これから繰り返し使いますのでここでは「私」を表す表記として覚えて下さい。
分かりました。
次に「名前」です。
スキットの中では「名前」の表現が2つ出てきましたね。
主に東日本ではこのように表現しますが西日本ではこのように表します。
日本語に方言があるように手話にも地域によって異なる表現があるんです。
そして「善岡」。
この表現方法は大きく2通りあります。
1つは指文字で表す方法。
指文字とは「あいうえお」など日本語の五十音を手で表したものです。
指文字は僕もよく使います。
もう一つの表現方法って何ですか?漢字の手話を使って表す方法です。
多くの漢字にはそれに対応した手話があります。
それを組み合わせて名前を表現する事ができます。
という事で「善岡」は「よい」という手話と「岡」という手話を組み合わせます。
合わせて「善岡」。
では三宅さんやってみて下さい。
はいやってみます。
「私の名前は善岡です」。
ではテレビの前の皆さんも一緒に今日のキーフレーズを練習してみましょう。
「はじめまして。
私の名前は善岡です」。
できましたか?「あいさつ」に関連した表現をご紹介します。
皆さん一緒に練習しましょう。
拳をこのように動かします。
枕を取る様子です。
そして両手の人さし指を向かい合わせて曲げます。
頭を下げるさまで「あいさつ」となります。
続けて「おはよう」。
人さし指と中指をそろえて額にあてます。
時間の12時です。
そして「あいさつ」。
合わせて「こんにちは」。
手のひらを前に向けた両手を交差させます。
そして「あいさつ」。
続けて「こんばんは」。
続いては新コーナーです。
行ってきま〜す!このコーナーでは手話独自の文法やろう文化などについてちょっと掘り下げて解説します。
ものしり博士那須さんです。
こんにちは。
那須善子です。
このコーナーでは楽しくそして優しく解説をしていきたいと思います。
楽しみにしていて下さいね。
三宅さん先ほど「名前」について勉強しましたね。
という事で今日のテーマは…。
「人名」です。
三宅さんご自分の名字はどうやって表しますか?僕の場合は「三宅」です。
それは漢字や物の形に相当する手話の組み合わせ。
よく使われる表現ですね。
例えばこちら。
「小川」は…。
「小」「川」。
「田中」は…。
「田」「中」。
次は…。
これはどうでしょう?「鈴」。
鈴を鳴らしている様子と「木」と表します。
なるほど。
見た事あります。
ほかにはどんなものがあるんですか?先ほどスキットに出てきた…。
「佐藤」。
指文字で表すと「さ」「と」「う」ですが手話ではこのように表現する事が多いんです。
「砂糖」もこう表します。
「砂糖」。
もう一つ。
「甘い」もこう表すんです。
「佐藤」。
この「佐藤」は日本語の音が似ている言葉を流用する手話独特の表現の一つです。
へえ〜面白いですね。
このほかユニークな表現として歴史上の人物に由来するものもあります。
「佐々木」は…。
佐々木小次郎という歴史上の人物に由来した背中にしょった長い刀を抜く様子から「佐々木」と表現します。
続いて「加藤」。
加藤清正という同じく歴史上の人物でやりを突く様子に由来し「加藤」と表現します。
いや〜手話って奥深いですね。
那須さんありがとうございました。
これからもろう文化や文法などいろいろ教えて下さい。
はいお任せ下さい。
またいらして下さいね。
ではスキット2です。
まずはVTRをご覧下さい。
このスキットの中で覚えてほしいのは「久しぶり」の手話です。
キーフレーズ「久しぶり」の手話に注目してご覧下さい。
解説します。
親しい人同士の会話ではこの「よお」という表現がよく使われます。
先ほど学んだ「おはよう」や「こんにちは」の表現は聞こえない人が聞こえる人に対して使う事が多いです。
「久しぶり」。
三宅さん表現して下さい。
はいやってみます。
「よお久しぶり」。
よかったですよ。
「よお」の表現親しみを感じました。
よかったです。
ではテレビの前の皆さんも一緒に今日のキーフレーズを練習してみましょう。
「よお久しぶり」。
(2人)「表現力アップ!」。
このコーナーでは善岡さんとのやり取りを通して手話の表現力を更に磨いていきます。
今週から3回にわたって自分の事を表現する練習をします。
しっかり覚えて自己紹介できるようになりましょう。
今日は「名前」の表し方を勉強したのでまずは「住んでいる所」を表現してみましょう。
私は神奈川に住んでいるのでこのように表現します。
表現の方法は「PT1」「家」「神奈川」と表現します。
「私は神奈川に住んでいます」。
「家」のあとに自分が住んでいる所を表現します。
「家」のあとの間も大事ですよ。
三宅さんはどこに住んでいるんですか?東京です。
そうですか。
「東京」。
では表現して下さい。
こちらです。
はいやってみます。
「私は東京に住んでいます」。
よくできました。
では次はこちらです。
「仕事」。
これは向かい合わせた両手をこのように動かします。
「私の仕事は俳優です」。
表現の方法は「PT1」「仕事」「俳優」と表します。
「私の仕事は俳優です」。
三宅さんの仕事は?僕の仕事は俳優歌手かな?じゃあ「歌手」で表現してみて下さい。
分かりました。
「私の仕事は歌手です」。
皆さんも自分が住んでいる地域や仕事を例文に当てはめて練習してみて下さいね。
次回も自分の事を表現する練習をします。
以上「表現力アップ!」のコーナーでした。
こんななって。
魅力的なろう者を紹介する「デフぴーぷる」のコーナー。
今年度もやりますよ〜。
第1回目は新しく講師になった善岡さんです。
初回から私って…プレッシャーだな。
私は聞こえる人と聞こえない人が共に活動する人形劇団をしています。
全国で公演しています。
今回は善岡さんが出演した舞台の様子をご覧頂きます。
どうぞ。
(拍手)この公演をきっかけに人形劇の面白さに気付いたり更に手話に興味を持つ人が増えてくれたらうれしいです。
さて今日は新年度第1回目の放送でしたが善岡さんホサナさん緊張しましたか?私ですか?いや全然緊張しなかったですよ。
うそだうそだ。
うそです。
うそでしょ?そうなんです。
汗がすごい垂れてたよ。
緊張しました。
でも頑張るのでよろしくお願いします。
ホサナさんはいかがですか?私は少し緊張しましたが楽しかったです。
三宅さんは?僕は半年ぶりの手話の番組だったのでちょっと緊張しましたけど皆さんと一緒にこれから頑張っていきたいと思います。
それではまた来週!さようなら〜。
2015/04/05(日) 19:30〜19:55
NHKEテレ1大阪
NHKみんなの手話 第1課「はじめまして!〜あいさつに使う表現〜」[字]
今年度は、新講師に善岡修さんを迎え、リニューアル!去年に引き続きナビゲーター役の三宅健さんとともに、楽しく手話を学んでいきます。第1課は、あいさつに使う表現です
詳細情報
番組内容
「みんなの手話」は、初心者が楽しく手話を学べる番組です。今年度は、ろう者の善岡修さんを新講師に迎え、ナビゲーターの三宅健さんとともに、ろう者が日常生活で使う手話表現を、基礎から分かりやすく教えていきます。第1課はあいさつに使う表現を取り上げます。また、表現力アップのコーナーでは、自己紹介の方法を学びます。魅力的なろう者を紹介する「デフぴーぷる」のコーナーでは、新講師の善岡さんにスポットをあてます。
出演者
【講師】善岡修,【出演】三宅健,那須善子,ホサナ,【語り】佐田明,大野エリ,墨屋那津子
ジャンル :
福祉 – 手話
趣味/教育 – 会話・語学
趣味/教育 – 生涯教育・資格
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