こんばんは。
きょうから始まりました新番組これでわかった!世界のいまです。
今世界で起きている出来事をこれで分かったとなるまで徹底的に考えます。
国際ニュース、NHKの生放送です。
がちがちです。
私も緊張しています。
早速参りましょう、きょうのゲストは俳優の八嶋智人さんです。
マッサン、お疲れさまでした。
エリーロスになっていませんか。
毎日さみしいです。
気づいたんですが、きょう急に呼ばれてきましたがここは学校みたいですね。
学校となると生放送であることも踏まえて緊張してしまいます。
こちらはセットが学校になっているんです。
番組のメニューも時間割りになっています。
まずは中国について。
今週ニュースでもたびたび話題になった世界戦略、これをお届けします。
続いては、こちらです。
エリーことシャーロット・ケイト・フォックスさんにインタビューします。
エリーはいい子ですよ。
番組を見てください、というわけで早速1時間目です。
こちらをご覧ください。
日本で爆買い。
オーストラリアで食べまくり。
イギリスで、はいチーズ。
世界のあらゆる場所に進出する中国。
福岡市の中心部を見渡してみると黄砂で街全体がかすんでいます。
この黄砂のように今、中国はアジア全体を包み込もうとしているんです。
アジアの国々を相次いで訪問する中国の習近平国家主席。
その積極的な外交姿勢をひもとくキーワードは。
イータイ、イールー、いや、一帯一路とは一体何なのか。
シルクロードになぞらえた壮大な国家戦略が、今、着々と進んでいます。
すごいスケールの話になりそうですね。
八嶋さんは中国に行かれたことはありますか。
マカオですね。
特別区ですが、撮影で行ったことがあります。
坂下さんといえば、爆買い、いかがですか。
それはしていません。
生放送は怖いですね。
そういったいろんなイメージがあります。
日本にも中国の方はたくさん来ていますね。
気になったキーワードはありますか。
今の一帯一路、なんでしょうか。
ヨーソロー、俺は7つの海を旅する男、Mr.シップ、国際情勢で分からないことは、ほとんど皆無と言っていい。
頼もしいですね。
一帯一路について説明してください。
もちろんだよ。
経済力が上がるにつれ、世界に役立つ。
そこで、中国が打ち出したのが一帯一路だ。
帯は、陸に延びたベルトのことでアジアからヨーロッパまでを。
路は、海の道のことで、東南アジアからアフリカまでを結ぼうとする現代のシルクロードという意味だヨーソロー。
この地域の人口は、44億。
なんと、世界のおよそ6割に上るんだ。
ちょーデカい経済圏だろ。
中国政府は、共にビジネスをし共に豊かになるねって言ってるの。
そこで。
AIIBアジアインフラ投資銀行という新たな仕組みを考え出したんだヨーソロー。
鉄道。
電気。
アジアのインフラを整えるため、世界各国から集金、集金。
銀行への参加を広く呼びかけたんだ。
発展の恩恵をアジアにも行き渡らせるね。
そして中国は、なんとこの半額を出そうとしているんだ。
太っ腹だろ。
中国はアゲアゲですね。
でも電気や水道に困っているアジアの人たちにはいいことのように思いますが、いろんな国々がそこに参加するしないというニュースを見ました。
日本は参加を見送るというニュースもありましたね。
実は先月31日が、いったんは締め切りされたんです。
それまでに申請していたら創設のメンバーとしてルール作りの話し合いに参加できたんですが、日本は入らなかったということです。
これに対して日本国内でいろんな意見が出ています。
参加申請の期限を迎えたその日、日本政府は。
自民党内からは、日本の参加に慎重な意見が出る一方で、将来的な参加の可能性を排除すべきではないという指摘も出されました。
さらに経済界からはこんな意見が。
ビジネスに不利になるのなら、なぜ日本は参加しないのですか。
Mr.シップに聞いてみましょう。
いろんな事情があったんじゃないのかな。
漠然としすぎていませんか。
だから言ったでしょ、知らないことはほとんど皆無だって。
おっと、海が呼んでいるぜ、あばよ。
肝心なところは何も教えてくれませんでした。
きょうは先生を呼んでいます。
中国の楽器、二胡を弾くこの男。
国際部、奥谷龍太デスク。
中国駐在8年のスペシャリスト、中国のことなら何でも来い。
国際部の奥谷デスクです。
かっこいいですね。
先生を呼んでおいてなんですが、彼らは何をしているんですか。
後ほど使う大事な項目で準備中なんです。
奥谷さん、早速聞いていきます。
AIIB、これに日本はなぜ参加しないんでしょうか。
実は、AIIBは中国から突きつけられた挑戦状のようなものなんです。
アジアの国々がこれから豊かになりたいということで鉄道や発電所を作るには資金がいります。
その資金を借りるための国際金融機関、これはしっかりしたものがあるわけです。
例えば世界銀行、それからアジア開発銀行です。
ADBとも言われています。
これは、アメリカ主導でできた仕組みで、これまでアジアの経済発展を支えてきました。
この世界銀行は、総裁、つまりトップは代々アメリカ人が務めていました。
出資している額も、アメリカが一番です。
本部はワシントンにあります。
こちらアジア開発銀行は、代々総裁は日本人が務めています。
アメリカと日本が、同じぐらいのいちばんトップの出資額なんです。
このように、2つの銀行がこれまでアジアを支えてきました。
まだまだ、アジアには資金がいるということで中国が立ち上げたAIIBについて見てみます。
まず総裁は、中国の政府関係者が就任すると思われます。
それから、最大で50%まで中国が出資するとしています。
本部は北京です。
完全に中国が主導権を握っているということですね。
中国主導でしかもこのAIIBを通じてアジア経済全体の中国主導でアジアの経済圏を作ると言っているんです。
それが一帯一路です。
そういうのもあって先ほどの挑戦状ということなんですね。
ですからアメリカにとっては、経済の仕組みに対する挑戦状のようなものだということで、警戒感を持たれているんです。
まとめますと、中国対アメリカの主導権争いなんですね。
アメリカのオバマ大統領はアジアを重視しますよと言っているのに、挑戦状みたいだとおっしゃるということは勝負になるんでしょうか。
覇権争いが起こっているということです。
まだ問題があります。
中国はこれまで、2国間で、発展途上国に対して援助してきました。
例えば港ですとか、ダムなどをつくってきました。
ところが港には、あとで中国の軍艦が停泊できるようにしたり、ダムですと環境破壊や立ち退きに伴う人権侵害などが、問題となりました。
ですから中国主導ですとこういうことが再現されるのではないかと心配なんです。
世界銀行やアジア開発銀行は、そういった問題のある事業には融資しません。
ただ審査が厳しくてそういった批判もあったんです。
そもそもアジアの国々にとっては、資金が不足していると考えられていましたので、お金持ちの中国が、新しくこのようなものを作るとなれば、アジアの国々にしてみれば、期待の声が大きいということになるんです。
特にアジアの国々の人たちは、豊かになろうという機運が高いですから、手続きも少ない、お金も多いとなればこちらは魅力的ですね。
もう1つあります。
たくさんいろんな国々がハートマークを寄せているということですね。
ところが、衝撃の出来事が起きてしまいます。
こちらをご覧ください。
準備完了です。
AIIB、おととしに中国が正式に提唱しました。
そして去年の10月に、東南アジアのASEANの国々が参加を表明しました。
そのあと続々と合わせて26か国が参加を表明したんです。
こちらの国々は、開発事業で企業が参加したい国々です。
ビジネスチャンスが広がるのではないかということで、ぐらぐらしているんです。
これに対して現在の国際金融機関を取りしきるアメリカと日本は、参加を見合わせるように促していたんです。
せき止めているような感じですね。
ところが参加受け付けの締め切り間際の先月、なんとこの国が、参加を表明したんです。
イギリスです。
びっくりしました。
全部参加しちゃったんですね。
イギリスの参加でせきを切ったように、ヨーロッパの主要な国々、G7の構成国、こういった国々が、相次いで参加を表明したんです。
イギリスはなぜ参加したんでしょうか。
イギリスは中に入って、中からきちんと運営されるように意見を言うと言っていますが、やはり国益を第一に、中国の経済の勢いは止められないと判断して考えたんだと思われます。
イギリスの金融立国を目指していましたから、ヨーロッパの国々がこうやってたくさん参加したことで、AIIBにはくが付きました。
このように見ると、まさにドミノ倒しのようですね。
中国に対してこれだけの国々が包み込まれているということですね。
現地の中国はどういう状況なのか北京の中国総局の伊藤総局長と中継がつながっています。
中国としてはしてやったりという展開でしょうか。
そうですね。
こちらの新聞をご覧ください。
銀行に参加する友人の国、その数は予想を大幅に超えたと書かれています。
メディアの論調は、大国の自信に満ちあふれているといった感じです。
とりわけイギリスなど先進7か国を取り込めたことで、これまでアメリカが主導してきた国際金融の分野で、仕組みに風穴を開けることができたと、このように高く評価しているんです。
なぜみんな、すんなり中国に賛同したんでしょうか。
やはり鍵を握っていたのはヨーロッパだと思います。
中国はシルクロードというのは、中国とヨーロッパを結ぶ道、つまりヨーロッパも当事者なんだということを説得して早くからヨーロッパの国々に対して参加を呼びかけてきました。
そうした働きかけが今回、功を奏したと言えます。
一方で参加を見送った日本に対しては中国政府は表向きには、日本政府の決定を尊重するとしていますが、メディアの中では、アメリカの顔色ばかりをうかがってみずから成長するチャンスをみすみす逃してしまったと書いているところもあります。
中国は、露骨にアメリカに挑戦的になっているように思いますがいかがですか。
なんだかんだいっても中国は、これまでアメリカに遠慮していたところもあります。
かつて貧しかったころは、中国は自分の国の成長に専念するためにほかの国ともめ事を起こすことを避けていた、自粛していたという経緯があります。
しかし成長がこのところ著しく世界第2位の経済大国となってからは、みずからの力にふさわしい主張をすべきだと戦略を変えてきました。
そうしたことで、南シナ海などを巡って周辺国との対立、摩擦が少しずつ増えてきています。
そして中国はアメリカに対しても、対等な大国関係を呼びかけていました。
しかしアメリカからは、それよりも前に人権問題など取り組むべき課題があるのではないかとあしらわれていたんです。
なかなか向き合ってもらっていなかったわけです。
そこで中国は、アメリカを取り巻く環境、これを取り崩すことで、圧力をかけようとしているわけです。
ですから国際金融の分野以外でも、アメリカと中国の主導権争いが続くことになりそうです。
伊藤さんありがとうございました。
今後の注目は何でしょうか。
今後注目するのは、6月です。
6月に中国は新しい銀行のルール作りをそれまでに行います。
日本は創設メンバーではありませんのでどんな議論が行われるか分からないわけですが、そのルールがどうなるかというのが注目です。
それから、この6月には中国とアメリカの政府でトップレベルの話し合いがあります。
米中戦略経済対話です。
ここでどんな話し合いになるかということです。
そして習近平国家主席が、アメリカを訪米する予定もあるんです。
ですのでアメリカと中国の攻防、まだ目が離せないということです。
これによって世界全体がいろんなふうに変わってきそうですね。
大きな問題をはらんでいるような気がします。
ありがとうございました。
2時間目にまいります。
こちらをご覧ください。
悲しみと怒りに包まれています。
東アフリカのケニアの大学に武装グループが侵入し銃を乱射しました。
ケニアの将来を担うはずだった148人の学生らの命が奪われました。
銃声が響く中、走る人たち。
ここは、ケニア東部のガリッサにある大学。
2日の早朝、武装グループが侵入しキリスト教徒の学生たちがいる講堂を襲撃しました。
その後、武装グループは学生寮の部屋を回り、鍵を開けなければ殺すと脅しました。
犯行声明を出したイスラム過激派組織アッシャバーブはキリスト教徒だけを狙ったと主張しています。
その後、治安部隊が突入して武装グループの4人を射殺しましたが、犠牲になった学生らは148人に上りました。
ケニアでは最悪の規模の被害となった今回のテロ事件。
ケニアの人々の間には、大きな衝撃が広がっています。
首都ナイロビの郊外にある遺体の安置所では、家族たちが悲しみに暮れています。
ケニア当局は事件の首謀者とされるアッシャバーブの幹部の行方を追うとともに、事件に関与したとして大学の警備員を含む5人の身柄を拘束しました。
しかし、アッシャバーブは4日、新たな声明を発表。
ケニアが血で赤く染まるほど長く恐ろしい戦いが続くだろうと述べ、今後もテロを続けると脅迫しています。
この1週間、ケニア以外にもさまざまなことが起きました。
軍事作戦の成功を喜ぶイラクの政府軍。
過激派組織ISイスラミックステートが占拠していたイラク北部、ティクリットの大部分を奪還しました。
しかし。
市内の道路などにはISが仕掛けた爆発物が残され、処理作業が進められています。
一方、戦火を逃れて避難していた住民は。
イラク政府軍は今後、ISがイラクで最大の拠点とするモスルの奪還に向けた軍事作戦に乗り出す方針ですが、住民の一部が同じ宗派のISに協力していることから難航も予想されます。
乗客乗員150人を乗せフランスの山中に墜落したドイツの旅客機。
乗っていたドイツの学校の生徒16人の追悼集会が開かれました。
一方、現場では、旅客機のフライトレコーダーが回収されました。
初期の解析で新たに分かった副操縦士の行動。
自動操縦装置で高度を30メートルにまで下げる設定を行い、さらに何度も速度を上げる操作をしていたことが確認されました。
副操縦士が旅客機を故意に急降下させた疑いが強まっています。
次は、日本で活躍する外国人の人たちを通じて、私たちがふだん意識していない日本のいいところや逆に、外国人だからこそ感じる違和感を探っていきたいと思います。
きょうは八嶋さんがよくご存じのこの方です。
あなたと同じ人間です。
私は亀山エリーです。
連続テレビ小説、マッサンのエリートことシャーロット・ケイト・フォックスさんです。
日本で演技が注目されたこともあって、ある大役に抜てきされました。
それがこちらです。
ブロードウェイで人気のミュージカル、シカゴ、主役の悪女ロキシーを演じることが決まったんです。
その稽古のためにアメリカに一時帰国していたところ私が訪ねました。
学生時代、ニューヨークで演劇を学んでいたというシャーロットさん、アメリカに1年ぶりに戻った今、景色が変わって見えるそうです。
ここで車内の撮影が終了、疲れたカメラマンにかけたひと言は。
この夜、シャーロットさんが向かったのはマンハッタンにあるビルの一室です。
ここで何をするかというと。
実は来月、歌手としてCDを発売する予定なんです。
そんなシャーロットさんに改めて日本について聞きました。
また言っちゃったね。
どあほ。
ことばが分からない日本での挑戦についてシャーロットさんはこう言います。
大丈夫。
映像が一部乱れてしまいました。
失礼しました。
先ほどヤンキーと書いてありましたがヤンキーです。
マッサンですが今月、スピンオフのドラマがあるんですね。
ドラマの前編と後編、2回にわたって放送します。
ご覧いただいているのは、大阪の酒造会社の事務員、好子さんが主人公の後編です。
八嶋さんも出演されているんですね。
見どころは。
私が演じていたと俊夫と、小池栄子さん演じる夫婦に危機が訪れるんです。
夫婦でも、ふだん言えないことをぶつけるというような、考えさせる内容です。
2015/04/05(日) 18:10〜18:42
NHK総合1・神戸
これでわかった!世界のいま[新]▽シルクロード復活?中国の真意は ゲスト:八嶋智人[字]
▽中国が提唱したアジアインフラ投資銀行。日米の警戒感をよそに相次いで参加表明した各国と中国の思惑は?▽「エリー」が語る!日本への本当の思いは ゲスト:八嶋智人
詳細情報
出演者
【キャスター】井上裕貴
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 海外・国際
ニュース/報道 – 解説
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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