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2015年3月に視聴者から寄せられた意見
http://www.bpo.gr.jp/?p=8084&meta_key=2014
3.11編
3月11日の東日本大震災の日には、バラエティーやスポーツ観戦ではなく、震災のことや被害に遭われた方、今も懸命に復興に取り組まれている方などを考える番組をもっと放送してほしかった。震災の風化と言われているが、11日をみんなでいろいろ考える日にすることが大切だと思う。また逆なことを言うようだが、この日だけをお祭りのように報道するマスコミには、違和感を覚える。普段から震災に関する報道を地道に続けるべきだ。
私は東日本大震災後、福島県から栃木県に移ってきた。震災から丸4年の今日の放送は、「"ここが福島だ"と実感できる場所がこちらです」との紹介で始まった。故郷の数々の名所などを期待していると、醜い除染廃棄物置場が映っていた。あまりの光景に心が張り裂けそうになった。いつか帰る日を夢見ている者には、「今の福島を象徴するのは、廃棄物の山」と言われることは耐えられない。現実は現実として受け入れるが、故郷を懐かしむ人の夢を打ち砕くようなことを言わないでほしい。
東日本大震災から4年経ってもなかなか復興が進まない。原因はいろいろあるが、震災関連の報道にも一因があると思う。今までの報道番組では、明るく前向きな被災者や不平・不満を言わない被災者が主に取り上げられてきた。本当はそうした人たちばかりではない。失業や病気で困窮する人たちも多数いるのに、実態が報道されていない。今後、復興のスピードを上げるためにも、放送局には、たとえば「被ばく問題」「広域がれき処理」「「除染」「高い防波堤の建設」など、骨太の番組をどんどん放送してほしい。
原発事故の汚染土が中間貯蔵施設に搬入できるというニュースが報じられた。その際、大臣が「福島の"除染"や復興の第一歩となる」と言ったのに、「福島の"汚染"」と間違ったテロップが表示された。局に電話をしたが訂正を入れるかどうか今決められないと言われた。訂正は直ぐにするべきである。
「東北応援スペシャル」と称し、東北地方にある珍しい光景を取り上げていた。私の住む福島県では、よく東北を取り上げた番組が放送されるが、その大半は震災関連のニュースやドキュメンタリーといった硬派な番組だ。いくら震災が大切なこと、忘れてはいけないこととはいえ、東北を取り上げた番組となると、硬く暗い感じの番組ばかり放送されるので、見ていて疲れを感じていた。特にこの日は節目の日だったので、どの局も長時間にわたり震災関連の番組を放送していた。そんな中、この番組ではバラエティーの雰囲気で東北を取り上げ、暗い気持ちになることなく、東北の良さや面白さに改めて気づいた。本当に良かった。この番組のように、違った視点から物事を見る番組がもっと増えることを願っている。
取り上げ方次第、受け取り方次第。
報道編
チュニジアのテロで被害に遭った女性の顔写真や小学校の卒業文集を放送していたが、違和感を覚えた。犯罪者ならまだしも、全く罪もなく不運に命を落とした方のプライバシーを出すことは全く必要性を感じない。中学校の頃に卒業文集で書いた夢など今見たら赤面ものだし、その人の人間性を表すものとして取り上げるのは意味がない。
またやったんか。
「川崎市中1殺害事件」をはじめ、最近LINEに関連した青少年の事件が多発している。日本ではほぼ7割というダントツの普及率だが、他国ではそれほど普及していない。他国では、むしろその危険性を重視して"国として"普及させていないらしい。これは、発祥の国と言われている韓国でさえ、普及率が20%に満たないことからもわかる。このことを、どれほどの日本人が知っているのか。LINEの危険性も報道するべきではないのか。
LINEって発祥韓国だっけ? 確かに今は韓国資本だけど……
というか普及してないのは単純に他のメッセンジャーが強いからでは……
ニュース番組はただ出来事を伝えるだけでなく、番組やキャスターなどの思いをきちんと示してほしい。批評性のないものは報道として不十分だ。その点、この番組は素晴らしい。番組としての批評・意見を示してくれることで、視聴者にも自分はどう思うか考えさせてくれる。その日の出来事に流されるだけでは、考えが深まらない。批判的な意見もどんどん放送して、考えるきっかけを与えてほしい。
集団的自衛権のシビリアンコントロールに関して、男性コメンテーターが「国民に理解が得られない」「国民に説明していない」など、常に「国民」を頭につけて、あたかも「国民の総意」であるが如く発言していた。少なくとも自分や周囲の半数は理解しているし、賛同している。自分の意見・考え方だけをもって「国民の総意」としていないか。
まぁ批判的に行うとこんな風になります。
中国の挟まれ事故をパロディーにして、フェンスやロッカーに挟まれた人を救助隊が油を掛けて救出するコントをしていたが、JRの脱線事故を思いだし、大変不快に感じた。私はJRグループで働いており一部始終を知っている。損傷の激しかった車内で鉄製の手すりに挟まれ苦しみながら息絶えた方がいたことを思いだし、悲しかった。
特異点として理解はするが、その飛躍がわからん。
政権の圧力を陰に陽に感じる番組が増えている。番組を仔細に見ると、言質を取られないように、微妙な言い回しに終始している。これは非常によくない。局や番組によっては政権の意向を忖度しているようなものもある。まれに政権に立ち向かっているような番組もあるが、コメンテーターを更迭するという噂も耳にする。いずれにせよ、権力に与せず、報道の基本を堅持してほしい。
コメンテーターの1人が降板することが明らかになった。降板に際して、圧力に屈したテレビ局を批判するような発言をしていたが、私は彼を評価したい。新聞社の論説委員ばかりのコメンテーターの中で、彼が一番わかりやすく、本当のことを言ってくれているような気がした。彼を降板させるのは、報道の自由が侵害されたのも同然だ。
コメンテーターが番組降板に当たり、「圧力」や「それに屈したテレビ局が原因」など、私憤としか思えないことをとうとうと述べていた。こんな個人的な意見を放送するのは問題ではないのだろうか。確たる証拠も示さず公共の場で述べることは、名誉毀損に当たるのではないか。
報ステ「降板」と「I am not Abe」発言との関係 「元経産」古賀氏が「(局)トップの意向」を解説
http://www.j-cast.com/2015/02/25228837.html
バラエティ編
実際に発生した難解な殺人事件を題材にして、警察が如何にして容疑者を特定したのかをクイズにしていた。事件は海外で起きたもので、夫が若い不倫相手の女性に夢中になり、一家を惨殺するに至ったという凄惨な事件だった。幼い子ども達までもが無残に殺害された事件にもかかわらず、クイズ形式で出演者たちに出題して、正解すればプレゼントという演出に、倫理上とても違和感を覚えた。ちなみに出演者たちは正解することができ、上機嫌で笑っていた。番組制作者は、殺害された被害者や殺人に関することをクイズの題材にして放送することを、どう思っているのだろうか。
関東近辺の情報ばかり全国に垂れ流している。関東以外の視聴者を完全に無視していることが許せない。嫌なら見なければいいと言っている次元ではない。昼休みや家事の合間など、全国の人が見る貴重な時間帯に、なぜ関東紹介だけをするのか。わざわざ全国ネットにする必要がどこにあるのか。どうせ視聴率も関東の数字なのだから関東ローカルにするべきなのではないか。
地方版を作ればいいんだけどね。リソースがないんだと思うよ
「番組をインターネットにアップロードするのは違法です」というテロップが頻繁に表示されるようになったが、目障りだ。映像よりテロップの方に目が行ってしまうことも多く、気が散って集中できない。いわゆるユーチューバーが必ずしもそういうことをやっている訳ではないし、テロップを表示したところで番組を動画サイトに投稿する人間がいなくなる訳ではない。
目障りですがしかたないかなぁと。
男性タレントと半同棲しているらしき男性についての特集だった。「国民的アイドルの同性愛疑惑」という演出の思惑がよく伝わってきた。「ゲイ疑惑」「禁断の関係」と、まるで同性愛が悪いものであるかのように取り上げ、実際はただの友達に過ぎない男性との交友関係を過剰な表現で盛り立てていた。「ゲイ疑惑」といった同性愛を斜めに見たテーマありきの番組だった。ゲイの親友がいる私にとっては涙が出るくらい辛かった。
SMAP稲垣吾郎、半同居人を初公開 2人の“同棲”生活に中居正広も衝撃
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20150324/Mdpr_news1476094.html
他人だけど普通の友達・家族みたいな新しい関係なのかなぁ……
今日の日本のテレビの大きな問題の一つは、メディアの「総エンタメ化」「総バラエティー化」だと思う。どんな問題でも、面白おかしく取り上げ、エンタメ化することでしか視聴率や話題性が取れないと思い込んでいる。そういった「エンタメ依存」が今日のメディアの質的低下を誘発している。また政治家の言葉尻を捉え、面白おかしくあるいはスキャンダラスに紹介したりする。もっと放送に真摯に向かい合ってほしい。
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