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尋常じゃないみたらし団子がある祭り。
激辛グルメ日本一決定戦というイベントが京都で開催されるらしい。
なにそれ、すごい行きたい、でも、激辛グルメ日本一というほどだ、それはそれは辛いんだろう。行きたいけれど、辛すぎてツライ…。みたいなことには絶対になりたくない。 激辛って言っても、温泉卵をタップリと絡めたら案外いけたりはしないだろうか。辛さ対策を万全にして日本一に立ち向かってみた。 > 個人サイト owariyoshiaki.com 激辛グルメ日本一決定戦「KARA-1グランプリ」激辛グルメ日本一決定戦が行われるのは京都府の向日市。「激辛商店街」と銘打っていろんな業種のお店がそれぞれの激辛メニューを提供しているという関西では有名な激辛の街だ。
その激辛商店街の年に一回のお祭りが、この激辛グルメ日本一決定戦「KARA-1グランプリ」。 予想以上の人出にビックリ。
激辛商店街では尋常じゃない辛さの料理が提供されると評判で、それがもう、君、祭りともなると、どうなってしまうのか!?とビビりつつ来たら予想外のホンワカムード。
来るまでの道すがら「きっと激辛すぎて子供とか来れないよな」とか言っていたのが滑稽である。 競輪のレーンの真ん中にまさかテニスコートがあって、和気あいあいとしているとは夢にも思わなんだ。
しかも会場は競輪場なのだ。オッサンとカップ酒のイメージなのに現実はとても和やか。来るイベントを間違えたのか激辛感は無く、うすら甘い。
予想に反してみたらし団子とか売ってたりするし。
売られている商品も予想とは違い、みたらし団子など激辛とは程遠い商品も売られており…
なにこれ、真っ赤
いや、なんか地獄みたいなのがあるぞ。
唐辛子スイーツ甘辛い餡に浸かっている団子は入浴中っぽいリラックス感を漂わせているが、激辛餡に漬けられた団子は拷問感がすごい。色んな粘膜が痛そうだし、団子って全体が粘膜みたいな質感だから大変そう。
安心する見た目と、不安になる見た目。
いてもたってもいられずに真っ赤なみたらしを買ってきた。見た目にも禍々しいみたらし団子。漬かっている時にはかわいそう、って思ったのに単体で現れると怖い。
しかし、恐る恐る食べてみると美味い。初めに辛味が来るが、スッと流れていって団子の甘みと香ばしさが残る。続く一口で、再度辛味と甘みが出会ってそれぞれが引き立てられる。塩スイーツってあるけれど、唐辛子スイーツって感じ。 三日月マンも美味いって言っていた。
あんな地獄みたいな見た目に反してそんなに辛くない。激辛には程遠く、ピリ辛といったところ。辛さに対抗したい!と意気込んできたのに、こんな感じなのだろうか。
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