Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サンリオの株主情報流出か - 投資勧誘メール届く

サンリオの株主向けウェブサービスにおいて、株主の個人情報6249人分が外部へ流出した可能性があることがわかった。現在、漏洩した経緯などの調査を進めている。

20150408_sr_001.jpg
サンリオのウェブサイト

流出したと見られるのは、同社の株主向けウェブサービス「サンリオ株主ポイント倶楽部」に登録している株主6249人に関する個人情報。4月7日に、同サイトにしか登録していないメールアドレス宛てに投資の勧誘メールが届いたと株主から連絡があり、同サービスに登録している複数の株主にも同様のメールが届いていることが判明したという。

同サービスは、インベスター・ネットワークスが運営しており、氏名、住所、電話番号、生年月日、メールアドレスなど、株主6249人分の情報が流出した可能性があるとして、調査を進めている。

同社では「サンリオ株主ポイント倶楽部」を停止し、対象となる株主に謝罪と注意喚起のメールを配信。調査結果については判明次第公表していく方針。

(Security NEXT - 2015/04/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

就職説明会で学生情報を紛失 - クリーニング事業者
従業員が顧客情報を数回にわたり売却 - 丸八真綿
子どもや保護者の個人情報約760万件の漏洩を確認、最大2070万件 - ベネッセ
「サンプル百貨店」の会員情報46万件が流出 - 派遣社員が名簿業者11社に売却
委託先で顧客名簿が車両ごと盗難 - 丸八真綿グループ会社
丸三証券の元社員ら、顧客情報流出による不正競争防止法違反で逮捕
元従業員の顧客名簿売却問題、1万円の金券を被害者に送付 - 三菱UFJ証券
不正に売却された顧客情報、入手業者は50社 - 三菱UFJ証券
三菱UFJ証券の元従業員が個人情報5万件を名簿業者へ売却 - 持ち出しは148万件超
三菱UFJ証券、口座開設した顧客の個人情報が流出のおそれ - 緊急対策本部を設置