2015年4月8日12時49分
真冬並みの寒気が上空に流れ込んでいる影響で、日本列島は8日、各地で厳しい冷え込みとなった。本州の南を低気圧が東へ進み、宇都宮市や水戸市で雪が降ったほか、東京都心でも4月としては2010年以来の雪を観測した。9日以降天気は回復するが、冷え込みは数日続く見込み。
気象庁によると、8日朝、関東南部の上空1500メートル付近に零下3度以下の寒気が入り込んでいる。この影響で、午前11時時点で、東京都心の最低気温は平年より5・7度低い2・4度で2月下旬並み。横浜市では平年より6・3度低い2・8度で2月中旬並みだった。8日の都心の最高気温は5度と予想されている。
雪の影響で、磐越道のいわきジャンクション(JCT)―船引三春インターチェンジ(IC)の上下線など、福島、青森、秋田県内の一部の高速道路でチェーン規制があった。都西部の都道、奥多摩周遊道路の一部区間(奥多摩町、檜原村)も積雪で通行止めになった。
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